ローリング・ストーンズ初来日公演の中でも唯一「Little Red Rooster」を演奏した2月20日の新たなカセット・オーディエンス・マスターを発掘!もっとも、この日はあの名作ボックス「DOME ON WHEELS」にてリリース済みでもあり、それと比べると音質は劣ってしまう。今回の音源ですがストーンズの音像は遠く、輪郭がモヤ~ンとした録音状態は、これぞ「ザ・東京ドーム!」と呼びたくなるようなもの。1990年頃のドームでフツーの席から録音すると、たいていはこんな音質になりましたよね。実際に録音が敢行されたポジションは1階のスタンド席からで、なるほどこのドーム感が全開な音質にも納得です。これがもし海外のマニアからすると「fair quality audience recording」と片付けられてしまったかもしれませんが、こうした音ですら、何とも味わい深い音に感じてしまうのが我々日本人(笑)であり、ストーンズの初来日に対して特別な思いを抱き続けているマニアではないでしょうか。確かにカセットのノーマルテープを使って録音されたそれは1990年当時のエコーに包まれ、おまけにぼやけた典型的な東京ドーム・オーディエンスな訳ですが、当時のドームに居合わせたマニアであれば、自分たちの聞いた音が「正にこんな感じ!」だったと当時の思い出が蘇ってしまい、むしろ胸を熱くしてしまうはず。チケットの入手が熾烈を極め、会場に居られただけでも至福の時を味わったあの1990年2月の空気をたっぷりと吸い込んでくれている。よって単純比較では「DOME ON WHEELS」の足元にも及ばないクオリティであり、マニア向けな音源であるのは事実。しかし録音環境が全く違うので、この日の感動モーメントだった「Little Red Rooster」において、「DOME ON~」の熱心だがヘリウムガスを吸ったようなファンの歌声に煩わされない(苦笑)という大きなアドバンテージがある。「You Can’t Always Get What You Want」から「Little Red Rooster」が始まった時の驚きは今回の音源からも十分に伝わってきます。またキース・コーナーが始まると外人客が(おそらく係員に)トイレの行き方を聞いたと思われる場面が捉えられているのですが、東京ドームなのにまるで海外ストーンズ・コンサートのようなやり取りが聞かれるのも面白い。そして今回の音源は「Satisfaction」の前半までで録音が止まっており、以降には「DOME ON WHEELS」をパッチして完全収録を実現させました。それと同時に、この編集によって今回の音源の感触がまるで違う様が楽しめるのではないでしょうか。あるいは「Paint It Black」が始まった時の物凄い盛り上がりも、こうした録音だからこそ味わえるリアルで新鮮な臨場感。彼らの初来日公演を体験した人がこれを聞けばきっと胸を熱くさせるはず。テープに付属していたチケットによると、録音席は1階スタンド40列405番
Live at Tokyo Dome, Tokyo, Japan 20th February 1990 TRULY AMAZING SOUND(from Original Masters)
Disc 1 (74:06) 1. Continental Drift 2. Start Me Up 3. Bitch 4. Sad Sad Sad 5. Harlem Shuffle 6. Tumbling Dice 7. Miss You 8. Angie 9. Rock And A Hard Place 10. Mixed Emotions 11. Honky Tonk Women 12. Midnight Rambler ★10:37 - 10:54 既発より補填
13. You Can't Always Get What You Want 14. Little Red Rooster★この日のみの演奏
Disc 2 (64:32) 1. Can't Be Seen 2. Happy 3. Paint It Black 4. 2000 Light Years From Home 5. Sympathy For The Devil 6. Gimme Shelter 7. Member Introduction 8. It's Only Rock'n Roll 9. Brown Sugar 10. Satisfaction ★1:19 - 終演まで既発より補填。11. Jumping Jack Flash





























