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Pink Floyd ピンク・フロイド/NY,USA 4.11.1970 Upgrade

レーベル初登場音源が電撃降臨!!!ここ数年間、劇的な更新が全く無かったピンク・フロイド1970年春の重要音源が驚異の高音質+最長収録版で遂に登場致します!!!1970年4月11日ニューヨーク。春の北米ツアー開始後僅か3日目のこの公演は以前から幾つかのタイトルが知られていました。一番代表的なものは1990年代に出ていた『TRADEMARK MOO 』でしょう。他にも『STONY BROOK 』等の同日公演タイトルもありましたが、この日の模様を一番良い音で非公式音源ファンに定着させたのは前述盤だったと思います。ただこの盤は開演前のチューニング・シーンや演奏と演奏の合間にある曲間を大幅カットして1CDにショウをギュウ詰めしており、完全な姿をしていない事は誰の耳にも明らかでした。この状況に変化が訪れたのは2013年、かのNeonknight氏がかなり若い世代のカセットから転送したDATソースを公開した時でしょう。これにはHighland盤でばっさり切りられていた曲間部分が完全な状態で残っており、ようやく登場したこのショウの最長バージョンに世界中の音源ファンが沸き立ったものです。但し、音質的には既発盤の方がまだ若干優れていたのも事実でした。とはいえ実際に注意深く聞き比べてみると既発盤(※ ソース1)には右チャンネルに若干のドロップが幾つかあるのです。一方のNeonknight公開版(※ ソース2)には左チャンネルに若干の劣化が生じており、どちらもサウンド面で完璧とは言えなかったのです。でも音質的に優れているソース1の左チャンネルを母体にし、ばっさり切り落とされていた開演前のシーンや曲間をソース2の右チャンネルで復元して1本化したら、これは素晴らしい結果が得られるのではないでしょうか。これを決行して過去最長の尺と音質を併せ持たせた" ソース1+2 "を音盤化したものがこの新作、70年ニューヨーク公演の新基準となるレーベル初登場タイトルなのです!!再生ボタンを押すと演奏開始前の様子が高解像で立ち上がってくるのですが、これがソース1+2の効果として5分超えの過去最長の尺で登場します。秒単位の区切りで見ると00:51~1:05と4:56~トラックエンドが既発盤を母体としたソース1、それ以外の00:00~00:50と01:05~04:55がソース2となっており、各ソースに残るシーンの違いが判る興味深いトラックとなっています。演奏音の優位性も「Astronomy Domine」の冒頭から頭角を現し、その驚異的なゼロ距離サウンドはかなりの良位置に録音マイクがあった事が既発盤で聞く以上に判るでしょう。実際、2声の届き方や各楽器に注目しても1つとして沈んでいる音が無く、とても50年前の録音とは思えないのです。終曲後も約2分間に渡るチューニングがソース2によってシームレスに繋がり、あるべき位置にあるべき姿で聴ける様になっています。「Careful with that Axe, Eugene」も単体演奏ならではの攻撃性が殆どSBDクラスの鋭いサウンドで直撃。終曲後に入る約2分間強ほどの曲間チューニングをソース2でシームレスに補填しており、デイヴが微妙なばらつきを修正してコードを弾く姿が鮮やかに現れます。「Cymbaline」は9:58で僅かに音の欠落(※ 恐らくテープチェンジ)があるのですが、サウンドの質感やダイナミック感は変わらないため殆ど違和感がありません。ちなみにその直前にある9:50~57までの7秒間はソース2に残る独自の区間で、既発盤では欠落していたこうした僅かな区間も現存する全ての音を使い切って構成しているのです。「Atom Heart Mother」は収録原音で狂っていたピッチを今回の音盤化にあたって正しく修正、2声のガイドボーカルによる神秘的な浮遊感と心象の明滅が鳥肌モノの高解像音で流れます。またここはモノラル化した事による量感溢れる音の波動が終始良好で、各楽器が織り成す音色の配合が耳に深く重く染み渡ってくる姿にも要注目でしょう。「Set the Controls for the Heart of the Sun」は0:13付近で音像が変わり更に透明度の高い威力満点の音が拡がるのですが、これは恐らくオリジナル収録時かコピーされた際のこの位置でドルビー効果が入れられた痕跡だと思われます。ただそのお蔭で微妙に抑揚を変えてゆくトーンがますます鮮やかに出て、主題の反復が彫りの深い透明サウンドで流れ出る姿に圧倒されるのです。「A Saucerful of Secrets」はテープ残量切れのため残念ながら途中までの収録で、その後に演奏したと思われる「Interstellar Overdrive」も未収録です。「なんだ、最後まで録れてないのか」と思われるかもしれませんが、しかしこの高精度な音色の陶酔によって刻まれる聴き応えと余韻の深さは、途切れる最後の1音まで驚きに充ちている事を書き添えておきましょう。またこの音源を特徴付けるもうひとつの聴きどころとなっているのが、曲間で交わされる録音者と女性2人の友人達によるお喋りでしょう。通常こうしたチャットが録音に含まれていると煩わしいものですが、ここで聞ける若い男女3人のお喋りは軽い恋愛感情に似た親密さの中で今演奏し終えたばかりのパフォーマンス純粋に感激していたり、ジョン・レノンの素晴らしさについて共感し合っていたり、またこの録音テープ(=本作に使用しているこのマスターカセット)が自分(=録音者)の屋根裏部屋にあるタイムカプセルにどう収納され、今から50年後に僕らはそれを見付けられるだろうかといった事を、濃密に流れる青年時代とショウの感動の中で喋っているのです。勿論英語なのでその聞き取りが出来る方であればというハードルはあるのですが、しかし会話の内容がそういった類いのものであるという情報を知っているだけでもこの曲間のお喋りに親近感が湧くと思いますし、何より演奏時には全く会話をしていませんので演奏が純粋に愉しめる点も大きなトピックとなっています。そして本当に50年が過ぎた2020年の現在。どこかの屋根裏部屋にあるであろうそのタイムカプセルから派生した音は最新のデジタルリマスターによって精査され、レーベル初登場の衝撃に相応しい超高解像サウンドで50年後の我々をこの日の会場にタイムスリップさせてくれます。このニューヨーク公演から約2週間後となる4月29日フィルモアウェスト公演『Definitive Fillmore West 1970 』も同時リリースされますが、どちらも日付の近い70年春の重要音源でありながら演奏表現とショウ内容に変化が感じられる、聞き比べの面白さに充ちたタイトルです。是非併せて御愉しみ下さい!!! Source 1をメインに、Astronomy Domineや神秘の前のチューニングの欠落箇所をSource 2でパッチ。 SUNY Gymnasium, State University of New York, Stony Brook, Long Island, New York, USA 11th April 1970 TRULY PERFECT SOUND(UPGRADE) Disc 1 (41:48) 1. Tuning 2. Astronomy Domine 3. Careful with that Axe, Eugene 4. Cymbaline Disc 2 (42:39) 1. Tuning 2. Atom Heart Mother 3. Set the Controls for the Heart of the Sun 4. A Saucerful of Secrets

Pink Floyd ピンク・フロイド/NY,USA 4.11.1970 Upgrade

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