ヴァンデンバーグの1984年6月の来日公演は、16日の大阪を皮切りに、17日名古屋、19と20日が東京・中野サンプラザ、21日が渋谷公会堂(この日がビデオ撮影)、そして22日が最終・新宿厚生年金会館という、タイトなスケジュールで行われました。22日公演は、「HEADING FOR THE EAST」というタイトルでCD化されていましたが、実はCDの日付クレジットに誤りがあり、実際は、本盤が22日(MCから判断できます)、「HEADING FOR THE EAST」が東京初日19日の音源であることが判明しました。こちらも、トレーダー間でも一切出回っていないオリジナル・マスターからの収録で、音の鮮度も抜群。音の篭りも少なく、ギターソロも突き抜けるような気持ちの良いサウンドで収録されています。優秀なマイクで録音されたことは間違いなく、ワイドで粘り気のある、聴きごたえ満点のサウンドで、この時期のヴァンデンバーグの魅力的な演奏を堪能することができます。テープチェンジは14トラック目のギターソロの4分45秒目位にあり、以降、Wait、Rock On、Too Lateの3曲が欠落していると推測されます。しかしながら、ショウ後半は再び、実に素晴らしいサウンドで録音されており、特にオフィシャルビデオにも未収のラストナンバーLost In A Cityが収録されていることはポイントが高いです。初めて登場した真の22日公演の音源を、これ程優れたサウンドで聴けるとは。ファン絶対必聴のニューソースの登場です! Live at Koseinenkin Kaikan, Tokyo, Japan 22nd June 1984 TRULY AMAZING SOUND(from Original Masters) 1. Intro. 2. Ready For You 3. Back On My Feet 4. Your Love Is In Vain 5. Friday Night 6. Welcome To The Club 7. Heading For A Storm 8. Instrumental(Kamikaze) 9. Time Will Tell 10. This Is War 11. Drums Solo 12. Out In The Streets 13. Different Worlds 14. Guitar Solo 15. Burning Heart 16. Waiting For The Night 17. Lost In A City ★ Adrian Vandenberg - Guitar Bert Heerink - Vocal Dick Kemper - Bass Jos Zoomer - Drums