50年代から卓越したテクニックとクールなサウンドで人気を博したスタン・ゲッツがベスト・メンバーで出演したボストン、モールスオーディトリアムでのライブを今年になり発掘された放送音源より録音された極上ライブとなります。ボストンのラジオ局、WBUR-FMにて45年前に音楽番組「シッテイン・イン」にて放送された音源を録音したオープンリール・テープ(Teac 3300)が発掘され、ゲッツ・ファンの間で話題となりました。本タイトルはその音源78分を初めてデジタル化し記録しております。当時のラジオ音源ながら非常にバランスも良く録音されておりオープニングのジョビン作「薔薇に降る雨」からラストに演奏されたチック・コリア作「ラ・フェスタ」までじっくりとお楽しみ頂けます。特に5曲目に演奏された「スタンのブルース」ではイントロはテナーの即興演奏でスタートしレスター・ヤングの「ジャンピン・ウィズ・シンフォニー・シド」をゲッツのクールな感性でアレンジされた名曲となります。ファン垂涎のライブを是非お見逃しなきようお願いします。 ライブ・アット・モールスオーディトリアム、ボストン、マサチューセッツ 04/1/1975 1.Chovendo Na Roseira 2.500 Miles High 3.Band Introduction 4.Lush Life 5.Stan's Blues 6.Ravenswood 7.Wave(inc) 8.La Fiesta スタン・ゲッツ(ts) アルバート・デイリー(p) クリント・ヒューストン(b) ビリー・ハート(dr)