12月6日にカリフォルニア州サンフランシスコ郊外リヴァモアのオルタモント・スピードウェイで行われたローリング・ストーンをメインとするフリー・コンサート。この2つのフェスティバルはまさに明と暗。そして、60年代最後の年に行われたこのオルタモントのコンサートは、ウッドストックの成功による「愛と平和」をイメージさせたヒッピー文化とロックの理想主義的なものを現実に引き戻し、ロックの幻想の終焉をまさに物語っているといっていいのではないだろうか。会場作りは前夜に氷点下の中、数百人がかりで行われた。その時すでに会場に向かう若者たちが多数おり、会場への道は大渋滞。最終的に集まった若者は30万とも50万とも言われている。すでに日はすっかり暮れ、会場は闇に包まれてた。ストーンズの登場を心待ちにするファン達。そして、いよいよストーンズがステージへと登場した。1曲目はツアー中のオープニングと同様に「ジャンピング・ジャック・フラッシュ」だ。最初の中断は3曲目の「シンパシー・フォー・ザ・デヴィル」の時。会場で殴り合いが始まりコンサートどころではないため、ミックがキースに演奏の中断を命令する。観客にミックが冷静になるよう話しかけ、静まったところで、「この曲をやると何かか起こるんだ」とミックが言いながら、演奏を再び始めるストーンズ。何とか曲を最後まで演奏するも再びケンカが始まり、ミックが「誰が何のタメにケンカをするんだ」と言い、キースが誰かを指さして、「ヤツがやめない限り、俺たちはプレイしない」とかなり怒っている。観客の中にはストーンズへ不満を言う者もいる。動揺を見せながらも、ステージをなんとかこなしていくメンバー。そして、「アンダー・マイ・サム」が始まった。曲も終わりに近づいた時、またしても混乱が起きる。観客の一人メレディス・ハンターという黒人がステージに銃を向ける。そのメレディスにエンジェルスのメンバーがナイフで背中を刺し、袋叩きにする。会場はミックが冷静になるようになだめ、キースが怒りをぶちまける。この時点でミックもキースも殺人が行われていた事はわからなかったようだ。結局なんとか最後まで演奏を終えることができたメンバーは、足早にヘリに乗り込み、会場を後にする。
06 December 1969 Altamont Festival Altamont Raceway Livermore, California U.S.A.
Disc 1 (47:50); 01. MC 02. Jumpin' Jack Flash 03. Carol 04. Sympathy For The Devil (false start) 05. Stage chaos / Announcements 06. Sympathy For The Devil 07. Stage Announcements / Chaos 08. The Sun Is Shining 09. Stray Cat Blues 10. Love In Vain 11. Announcements 12. Under My Thumb (false start)
13. Announcements 14. Under My Thumb 15. MC 16. Brown Sugar
Disc 2 (34:01); 01. Midnight Rambler 02. Live With Me 03. Gimme Shelter 04. Little Queenie 05. Satisfaction 06. Honky Tonk Woman 07. Street Fighting Man





























