カートをみる マイページへログイン ご利用案内 お問い合せ サイトマップ
 

Oasis オアシス/IL,USA 1998

マニアには大変人気の高い「BE HERE NOW」ツアーですが、1998年になるとリリースアイテムの数が極端に少なくなってしまいます。それはテレビ放送された武道館という絶大な存在のせいもあるでしょう。他の公演を収めたアイテムというのがほとんど存在しません。それでも98年ツアーには武道館以外にもいくつかのサウンドボード音源が存在しています。日本の後に行われた南米公演もまたテレビやラジオでの放送が実現したものの、当時の南米クオリティですので出せる音源は皆無。これもまた武道館の一人勝ちな状況に拍車をかけることになったのです。一方、日本公演の前、オアシス98年最初のライブ活動としてアメリカ・ツアーが行われていました。これは兄弟喧嘩でツアーが中断してしまった96年のアメリカ・ツアーの契約履行や損失補填を踏まえた上で行われたという大人の事情もあり、一か月かけて前回のツアーでは行けなかった土地も廻っていたものです。そんな「BE HERE NOW」ツアー、アメリカでの放送用音源と言えば前年のハマースタイン・ボールルームが圧倒的に有名ですが、実は98年のツアーからもラジオ放送が実現していたことは見過ごされがちな事実。それが今回リリースされる1月17日のシカゴ公演のラジオ放送なのです。こちらはいかにもアメリカのラジオ放送らしくライブの曲間がほとんどカットされ、代わりにノエル・ギャラガーのインタビューが挿入された構成。さらに放送時間の関係から「It's Gettin' Better (Man!!)」と「Champagne Supernova」の二曲がカットされていました。そうした内容のせいで完全に見過ごされてしまったラジオ音源が98年のシカゴ。この埋もれてしまっていた音源をクリーンナップしてくれたバージョンが以前からネット上に出回っています。それは「Fradoca」というマニアが手掛けたもので、ステレオ感を向上させたリマスターはもちろん、何よりライブの流れを分断していたノエルのインタビューやコマーシャル・ブレイクを完全に削除した上、なおかつシームレスにつなげてストレスなく聞けるように仕上げてくれたのです。確かに二曲のカットは惜しまれますが、一聴して驚かされるのは抜群の音質。これはもう完全にオフィシャル・レベルなステレオ・サウンドボード録音ですし、これならマニアだけでなく初心者でも安心して楽しめることかと。そんな極上の音質だけでなく、演奏内容がまた実に素晴らしい。そもそも98年のアメリカ・ツアー連日強烈な演奏を生み出した前年と武道館の間に挟まれたせいで印象が薄い感が否めないのですが、実は白熱した演奏を繰り広げていたことを証明してくれるという意味でもこの放送の価値は非常に高い。まずオープニング「Be Here Now」からしてリアム・ギャラガーのテンションが非常に高く、なおかつ声の調子がイイ。同曲で何度かリアム声の裏返る場面がみられた一か月後の武道館との差は明らか。それにノエルが右でボーンヘッドが左というクリアネスに長けたステレオミックスがFradocaによるリマスターのおかげで際立っており、何かと見過ごされがちなボーンヘッドのギタープレイがどれだけオアシスのライブ・サウンドを支えてくれていたのかという事実をうかがい知るには打ってつけなサンプラーだと言えるのでは。そしてアメリカ・ツアーから復活したノエルのアコースティック・コーナーですが、この時期はどの日もレアなカバー曲を披露していたということでマニアには密かな人気を呼んでいたものです。当然この日もノエルはカバーを演奏しているのですが、ここで選ばれたのはザ・ジャムの「To Be Someone」。後に彼らのトリビュート・アルバムで改めてノエルがレコーディングしたバージョンがリリースされますが、この日の時点で既に同様のアレンジで披露されていたという。そもそも「To Be Someone」は98年のアメリカで5回演奏されただけですが、その内の一回がこうして最高の音質で放送されたことは本当にラッキーでした。シンプルで原曲よりずっとテンポを落とした演奏は別の曲かと錯覚しそうなアレンジですが、メロディの良さを生かした演奏がノエルならでは。彼としても思い入れのある曲だからか、終盤で歌詞を忘れて笑いそうになるのをこらえながら歌う様が微笑ましい。それにアコースティック・コーナーの音質やミキシングがまた非常に良く、思わず聞き惚れずにはいられません。ちなみに「Roll With It」のコーラスでは音飛びとも逆回転とも取れない奇妙な音が二度ほど混入しますが、これはリアムが放送禁止用語で歌ってしまった個所を放送するに際して隠ぺいしたもので、いかにもアメリカのラジオ放送らしい処置でした。よってノイズや不良の類とは違います。むしろ、この処理もラジオ放送らしさの現れと言えるのではないでしょうか。とにかく今までリリースされてこなかったのが不思議なほどの音の良さで、例え二曲がカットされていようともこの日の魅力を凝縮した内容は新たな定番音源の誕生と呼んでもおかしくない。そんな最高の音質に加え、一枚のディスクでサクサク聞けてしまうとっつきやすさも万人向け。そしてこの日の目玉であり、ノエルの熱唱ぶりが最高な「To Be Someone」のカバーをはじめ、こんなに充実して聞きやすい音源が今までリリースされてこなかったとは驚きです! Rosemont Horizon, Chicago, IL, USA 17th January 1998 STEREO SBD (69:14) 1. Be Here Now 2. Stand By Me 3. Supersonic 4. Roll With It ★リアム・ギャラガーがサビで「Fuckin'」と歌っている箇所を放送局がセンサードしてます。 5. D'You Know What I Mean? 6. Cigarettes & Alcohol 7. Don't Go Away (Acoustic) 8. Talk Tonight (Acoustic) 9. To Be Someone (Acoustic) 10. Slide Away (Acoustic) 11. Don't Look Back In Anger 12. Wonderwall 13. Live Forever 14. Acquiesce Liam Gallagher - lead vocals, tambourine Noel Gallagher - lead guitar, vocals Paul Arthurs - rhythm guitar Paul McGuigan - bass Alan White - drums, percussion STEREO SOUNDBOARD RECORDING

Oasis オアシス/IL,USA 1998

価格:

1,386円 (税込)

購入数:

在庫

在庫あり

返品期限・条件 返品についての詳細はこちら
この商品について問い合わせる

ページトップへ