1988年、グラミー賞「最優秀ジャズ・インストゥメンタル・ソロ」を受賞した名作「ドント・トライ・ジス・アット・ホーム」のリリースに伴うワールド・ツアーから4月11日にイタリア、トレントで開催されたジャズ・フェスティバルに出演したライブを関係者がPA卓でモニター用として録音していた音源が何者かによって横流しされその音源が巡り巡って本タイトルとして皆さまの前に登場しました。先ず驚くのはマイケルを支えるバック・メンバーで、ギターには70年代初期のゲイリー・バートンの作品に多く参加しながらもバークリー音楽大学で長く教師として活躍していたギミック・グッドリック、ベースにはウィントン・マルサリス、トニー・ウィリアムス、渡辺貞夫、マンハッタン・ジャズ・クインテットなどでキャリアを磨き1987年には名門ブルーノートからリーダー作を発表したチャーネット・モフェット、そしてドラムスには御大スティーブ・ガッドとなり正に最強のカルテットといっても過言ではありません。更に驚くことに当日のライブ大トリには、ボブ・ディラン作の楽曲でガッド・ギャングもカバーした名曲「川の流れを見つめて」が演奏されており本楽曲のサウンドボード音源は未だオフィシャルではリリースされておらずその意味でも激レアな音源となります。因みに当店で取り扱っています「ミラノ 1988」は本ライブの翌日のライブとなります。 ライブ・アット・トレント・ジャズ、トレント、イタリア 04/11/1988 Disc 1 1.Summer Band Camp 2,Suspone 3.Che Or So 4.Net Man Disc 2 1,Nothing Parsonal 2.Amazing 3.The Dance 4.Watchin' The River Flow マイケル・ブレッカー(ts) ミック・グッドリック(g) チャーネット・モフェット(b) スティーブ・ガッド(dr)