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Black Sabbath,Tommy Iommi ブラック・サバス/Seventh Star Instrumental Demos 1985 & more

本作は、歌入れ前段階のインスト版『SEVENTH STAR』。以前『UNSUNG MEMORIES』として大ヒットしたデモ・アルバムです。もちろん、歌入れ前とはいえ、ただの「カラオケアルバム」ではありません。完成版と比べると、楽曲はまだまだ発展途上という段階。大まかな土台や枠組みはほぼ出来上がっていますが、デモらしくやや粗さもある。それがアイオミと二人三脚でアルバム作りをしていたジェフの姿を浮かび上がらせるのです。しかも、そのクオリティは「超」をズラズラと並べたいほどに極上。仕上がりはラフであっても、サウンド・クオリティは完璧なオフィシャル級サウンドボードで、各人のプレイがきちんとミックスされている。オフィシャル並みに鮮やかでありながら、バッキングが一層輝くサウンドなのです。それでは収録曲順に、中身をもう詳しくご紹介しましょう。 「Seventh Star #1」完成版ではキーボード・インストの「Sphinx (The Giurdian)」を導入として始まっていましたが、ここではギターリフでのスタート。イントロの印象こそ異なりますが、楽曲の進行や構成はほぼ出来上がっていて、ソロやジェフのキーボードの装飾、演奏時間の長さもアルバムで知られるような形になっています。 「Danger Zone」こちらも楽曲の進行・アレンジなど大枠は出来上がり、ギターやドラムの音像はほぼアルバムと同じ印象です。しかし構成が異なっているのが大きな特徴。完成版では曲中盤(2:15)だったギターソロは後半(3:20)に登場し、さらに内容も全く違っています。音質が良いだけに、この違いも鮮烈に感じられるでしょう。 「Turn To Stone」この曲は他の楽曲以上に仕上がっていて、グレンのヴォーカルが入ればそのまま完成しそうな印象です。「Danger Zone」と違ってギターソロの場所も同じ(1:43)ですが、ソロの内容はまだまだ発展段階の様子です。 「No Stranger To Love」エリックのドラムによるカウントから、シングル版に近い出だしで曲がスタート。ジェフのキーボードやギターソロもすでに盛り込まれ、完成度という点では本音源中でも最上位と言えます。しかし洗練されすぎた完成版と比べ、剥き出しの生々しいドラムなど、迫力は大きく優ります。 「Seventh Star #2」1曲目で聴けた同曲の前段階と思われ、ベーシック・トラックに近い印象。ジェフのキーボードの装飾やギターソロはインプット前ですが、「#1」以上にクリアでダイレクトな音色には驚かされる。特にパワフルなドラムやベースは圧倒的です。 「Heart Like A Wheel #1」本作最大の聴きどころ。完成版より約5分も長いエクステンド・バージョンなのです。どっしりとしたリズムの上で、アイオミのギターが粘り気のあるサウンドを紡ぐブルース調ジャムを、11分30秒にわたって満喫できる。押しと引き、素早いピッキングと溜めを効果的に交え、多彩な表情を見せるアイオミのプレイは、このままインストでもイケるほどの完成度です。 「In For The Kill 」この曲は「No Stranger To Love」と対照的に完成度が浅く、リズムだけのベーシックトラックです(その分ドラムとベースは強烈)。しかし曲の進行はほぼ出来ているので、アイオミになったつもりでギターを弾いても楽しいかも知れません。 「Heart Like A Wheel #2」11分のジャムだった同曲の「#1」からエッセンスを抜き出し、凝縮したような2分50秒。短い中でもアイオミのギターは弾きまくっている印象で、聴き応えは充分。しかし単に「#1」からのトリミングではなく、ギターには「#1」では出てこないフレーズ(0:42など)が見られるので、テイク違いか、フェイドした部分での演奏ではないかと思われます。 「Angry Heart」完成版で聴ける同曲に対し、進行や構成、さらに曲想までほぼ同じですが、肝心のギターリフが大きく異なるという、本音源でも異色のテイクです。テンポもやや早い印象で、曲全体でも30秒ほど短くなっています。 「In Memory」「Angry Heart」からメドレー展開するのは完成版と同じで、本曲も曲想や大まかな構成は出来上がっています。しかし序盤にリズムが入らず、ギターとジェフのキーボードのみの叙情的な演奏を楽しめます。0:30辺りから徐々にドラムやベースが入り、1:05以降は完成版とほぼ同じ展開になります。ヴォーカル入れを前にして、アイオミがさらに曲の練り込みをしていた事がうかがえるテイクです。さらにトラック11以降は、ジェフ・フェンホルト在籍当時に行われたジャムセッション8トラックをボーナス収録しています。こちらは既発のデモ音源タイトルでも聴けましたが、本作では海外テーパーから提供された、より質の高いマスター(傑作『BATTLE OF THE DEMOS 1985』と同一ルート)を使用。既発とは違い、テープのヨレや擦れも大きく改善されています。さらにリアルで生々しく、迫力に富んだサウンドは、既発を聴いた事のあるマニアほど鮮烈。フェンホルトの歌を含め、非常にノリとイキの良い「Unreleased Jam #1」や、アイオミのバックボーンを感じさせるジャズ調セッション「Unreleased Jam #3」、後に「In For The Kill」の土台になった「Unreleased Jam #4」等々など。こうしたジャムセッションで得られたヒントが『SEVENTH STAR』、つまりメインのデモ音源へ発展した事は想像に難くない。さらには、当時の婚約者リタ・フォードが歌う「The Thrill Is Gone」も面白いテイクです。以上、全18曲・約64分の秘宝集。情報が少なく、ナゾの多かった『SEVENTH STAR』時代の裏舞台をスタジオの制作現場から読み解く超極上サウンドボード・アルバムです。 BLACK SABBATH - SEVENTH STAR INSTRUMENTAL DEMOS 1985 (63:55) 1. Seventh Star #1 2. Danger Zone 3. Turn To Stone 4. No Stranger To Love 5. Seventh Star #2 6. Heart Like A Wheel #1 7. In For The Kill 8. Heart Like A Wheel #2 9. Angry Heart 10. In Memory TONY IOMMI "Jam Session 1985" 11. Unreleased Jam #1 (With Jeff Fenholt) 12. Unreleased Jam #2 13. Unreleased Jam #3 (With Jeff Fenholt) 14. Unreleased Jam #4 15. Unreleased Jam #5 16. Unreleased Jam #6 17. The Thrill Is Gone (With Lita Ford) 18. Unreleased Jam #7 Tony Iommi - Guitar Dave Spitz - Bass Eric Singer - Drums Geoff Nicholls - Keyboards STEREO SOUNDBOARD RECORDING

Black Sabbath,Tommy Iommi ブラック・サバス/Seventh Star Instrumental Demos 1985 & more

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