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Ozzy Osbourne オジー・オズボーン/CA,USA 11.18.1991

『NO MORE TEARS』が『BLIZZARD OF OZZ』に並ぶキャリア最大のヒット作となった1991年のオジー・オズボーン。引退を宣言しながらも一大全盛に登り詰めた現場を伝える新発掘ライヴアルバムが登場です。そんな本作に吹き込まれているのは「1991年11月18日ユニバーサル・シティ公演」。その絶品オーディエンス録音です。『NO MORE TEARS』時代と言えば、引退ツアー“NO MORE TOURS”が有名ですが、その前に“THEATRE OF MADNESS Tour”と題したツアーも実施しており、2段階となっていました。その状況を理解するためにも、当時のスケジュールから振り返ってみましょう。1991年 “THEATRE OF MADNESS Tour”・1月11日-20日:英国(4公演)・2月8日:ロングビーチ公演《9月17日『NO MORE TEARS』発売》《10月:ジョン・シンクレア離脱→ケヴィン・ジョーンズ交代》・10月5日:ロサンゼルス公演・10月28日-11月5日:日本(6公演) ・11月12日-30日:北米#1(13公演)←★ココ ★1992年・1月5日-2月17日:北米#2(26公演)・2月24日-3月20日:欧州(16公演)・3月28日-4月5日:北米#3(4公演)《5月:ケヴィン・ジョーンズ離脱→ジョン・シンクレア復帰》“NO MORE TOURS Tour”・6月9日-7月4日:北米#4(17公演) ・8月14日-11月15日:北米#5(46公演) これが1991年/1992年のオジー・オズボーン。1991年始には肩慣らし的なギグを数回こなし、『NO MORE TEARS』はリリース。キーボードのジョン・シンクレアがTHE CULTのツアーに参加することになって離脱し、代わりにケヴィン・ジョーンズを迎えてツアーを開始しました。その後、約半年かけて日本・北米・欧州をサーキットしたところでシンクレアが復帰。1992年の夏/秋にかけて行われた全米ツアーだけが“NO MORE TOURS Tour”でした。本作のユニバーサル・シティ公演はその流れの中でもツアー序盤。「北米#1」の5公演目にあたるコンサートでした。そんなショウで記録された本作は、晴れ渡る空気感に胸を透くクリア・サウンド。実のところ、サウンドボードと間違えるような密着感はなく、観客の熱狂もリアルに吸い込んでいるタイプ。しかし、その空気感が透き通っているために演奏が隅々まで綺麗に届く。とにかく1音1音の輪郭が鮮明に浮き立っており、モコモコになりがちなベースのラインもくっきり。ザックのハーモニクスも、オジーの歌詞の1語1語もえらく鮮やかなのです。そのクリア・サウンドで描かれるのは、公式作『LIVE & LOUD』とも異なる“THEATRE OF MADNESS Tour”のフルショウ。ここで比較しながら整理しておきましょう。サバス(3曲) ・パラノイド:War Pigs/Paranoid・VOL.4:Snowblind(★)ランディ時代(6曲)・ブリザード・オブ・オズ:Mr. Crowley/I Don't Know/Goodbye to Romance/Suicide Solution/Crazy Train・ダイアリー・オブ・ア・マッドマン:Flying High Again ジェイク時代(2曲)・月に吠える:Bark at the Moon ・罪と罰:Shot in the Dark ザック時代(4曲)・ノー・レスト・フォー・ザ・ウィケッド:Miracle Man・ノー・モア・ティアーズ:Desire/I Don't Want to Change the World/No More Tears ※注:「★」印は公式盤『LIVE & LOUD』で聴けない曲。……と、このようになっています。『LIVE & LOUD』は「Paranoid」スタートで意表を突きつつ、『BLIZZARD OF OZZ』&『NO MORE TEARS』を2本軸としていましたが、本作はツアー序盤なせいかまだそこまで大胆な新曲重視ではない。「Bark at the Moon」でスタートさせ、あくまで『BLIZZARD OF OZZ』を主軸とした80年代スタイル。その一方で『SPEAK OF THE DEVIL』以来となる「Snowblind」が美味しい。「Snowblind」というとサバスの大代表曲というイメージがありますが、実は意外と貴重。確かに70年代や再結成サバスでは定番だったものの、オジー以外のサバスでは一度も演奏されたことがなく、オジーのソロでもレギュラー・セット入りしたのは“THEATRE OF MADNESS Tour”だけ(私たち日本人からすると“OZZFEST JAPAN 2015”での演奏が思い出深いところですが、アレは極めて希な例外だったのです)。本作は、そんなオジーが歌い、ザックが弾く「Snowblind」を細部までクリアに楽しめるわけです。さらに、本作は現場の熱狂も旨みの1つ。いや本当に、えらく盛り上がってる。オジーは常にメタル界の帝王であり続けているわけですが、商業的には1991年/1992年こそがピーク。本作の現場にはその熱く、広大な支持がはっきりと現れている。1曲1曲の曲名に歓喜し、サビを合唱し、コール&レスポンスに全力で答える大観衆。ザックのギターソロでもやたら月に吠えてます(笑)し、ザックの扇動で会場が揺れる「Fuck you!!!」シャウトもド迫力です。もちろん、そうした歓声も唱和も切り裂くほど演奏音が力強くもあるのですが、別れを惜しむオジーの愛され度にも圧倒される1本でもあるのです。本作は全盛のキレッキレな演奏で貴重な「Snowblind」も楽しめる音楽アルバムでもありますが、絶大な熱狂が胸に染みるドキュメントでもある。“NO MORE TOURS II”の再開は2022年までオアズケとなっていますが、その乾きを癒すには十分すぎる新名盤。「1991年11月18日ユニバーサル・シティ公演」の絶品オーディエンス録音。晴れ渡る空気感に胸を透くクリア録音で、とにかく1音1音の輪郭が鮮明に浮き立っており、モコモコになりがちなベースのラインもくっきり。ザックのハーモニクスも、オジーの歌詞の1語1語もえらく鮮やかな名録音です。全盛の大人気ぶりも『LIVE & LOUD』では聴けない「Snowblind(SPEAK OF THE DEVIL以来)」もクリアに楽しめる新名盤です。 Universal Amphitheatre, Universal City, CA, USA 18th November 1991 TRULY PERFECT SOUND Disc 1(36:00) 1. Intro 2. Bark at the Moon 3. Desire 4. Mr. Crowley 5. I Don't Know 6. Snowblind 7. Goodbye to Romance 8. I Don't Want to Change the World 9. Guitar Solo 10. Shot in the Dark Disc 2(46:34) 1. No More Tears 2. Miracle Man 3. Drum Solo 4. War Pigs 5. Suicide Solution 6. Flying High Again 7. Paranoid 8. Crazy Train Ozzy Osbourne - Vocals Zakk Wylde - Guitar Mike Inez - Bass Randy Castillo - Drums Kevin Jones - Keyboards

Ozzy Osbourne オジー・オズボーン/CA,USA 11.18.1991

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