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Michael Schenker Group マイケル・シェンカー/Aichi,Japan 1984

日本だけで実現した幻のレイ・ケネディ時代MSG。その衝撃の現場を超・極上体験できる新発掘ライヴアルバムが登場です!そんな本作に吹き込まれているのは「1984年8月4日:ナゴヤ球場」公演。その超絶級オーディエンス録音です。“SUPER ROCK ’84 IN JAPAN”と言えば、何と言っても公式プロショットが有名ですが、当店では他にも数々の名作でアーカイヴ。まずは、その日程からコレクションを整理してみましょう。・8月4日:ナゴヤ球場 ←★本作★・8月6日:福岡スポーツセンター・8月8日『FROM TOP TO BOTTOM(大阪南港)』・8月9日『FROM TOP TO BOTTOM(大阪南港)』 ・8月11日『SUPER ROCK '84 TOKYO FIRST DAY・8月12日『SUPER ROCK '84 TOKYO SECOND DAY』&公式映像 ※注:各日とも代表作のみ。  以上、全6公演。大阪2公演をフィーチュアした『FROM TOP TO BOTTOM』や出演バンドを網羅した『SUPER ROCK '84 TOKYO FIRST DAY』『同SECOND DAY』など、多彩なアイテムを取り揃えておりますが、本作のナゴヤ球場はそのどれとも異なる。ケネディMSGのワールドワイド・プレミアでもあった初日のコンサートでした。そんなショウで記録された本作は、まさに「超」付きの極上オーディエンス録音。とにかく超クリア&超ダイレクト&超鮮明! 生々しい喝采や手拍子、間近の声援も吸い込んでいるのでサウンドボードと間違えたりはしませんが、肝心要の演奏音は間違えてしまいそう。壁も天井もないオープン・スペースだけに反響ゼロなのは分かりますが、このゼロ距離感は説明が付かない。ギターもベースもドラムも超・密着。完全にサウンドボード級で「1984年にIEMsなんてあったっけ?」と思ったところで曲間の大喝采が沸き「あ、オーディエンスなんだ……」と呆気にとられるのです。そんな超絶サウンドで描かれるのは、オフィシャル映像をも凌駕する大怪演。まず、曲数ボリュームからして公式超え。ここで比較しながら整理してみましょう。 歌物(10曲)・現象:Doctor Doctor・神:Cry for The Nations/Lost Horizons/Armed And Ready・神話:Ready To Rock(★)/On And On/Attack Of The Mad Axeman(★)・限りなき戦い:Rock My Nights Away/Rock Will Never Die(★)/I'm Gonna Make You Mine インスト(5曲)・Captain Nemo/Lipstick Traces/Bijou Pleasurette/Into The Arena/Courvoisier Concerto ※注:「★」印は公式映像『SUPER ROCK '84 IN JAPAN』で聴けない曲。……と、このようになっています。「Ready To Rock」「Attack Of The Mad Axeman」「Rock Will Never Die」も他公演で聴けたわけですが、ここまでの超絶サウンドでは初でしょう。実際、音が良いと新発見もいっぱい。特に驚くのはデニス・フェルドマンのベース。もうゴリッゴリのブリッブリ。アタック音1つひとつに弦の振動が感じられ、それが数珠のように連なることで生まれるグルーヴも艶っ艶。もちろん、現場PAも大フィーチュアしているフライングVのトロけるトーンこそが主役ではあるものの、ベースもここまで歌っていたとは……実はデニスが隠れた逸材だったと37年後に思い知らされる録音でもあります。そして、何と言ってもレイ・ケネディ。MSGとの初リハーサルが公演初日の当日だったそうですが、本日こそがその初日。それはそれは凄まじいのです。何から言ったら分かりませんが、まず声からして公式プロショットと別人。「力強いバーデン」とでも言えそうな超ハスキー・ヴォイスでシャウト&シャウト。公式プロショットでは「普通声のメロディ+シャウト」だったわけですが、本作では歌詞を叫び散らしつつ、うろ覚えのメロディになんとか寄せていこうとしている感じ。特に「Ready To Rock」では完全に曲を見失っており、映像がなくても途方に暮れているのがよく分かります。しかし、確かに危なっかしいパフォーマンスではあるものの、その一方で決して諦めないケネディのプロ根性に感服したりもする。初めて対面したバンドと数万人の前に出て歌うだけでも恐ろしいのに、そんな大観衆をノセようと大奮闘。「On And On」の曲名コールも怒号で「On and on and on and ohhhhhhhn!!」というド根性を聴かせ、「Rock Will Never Die」の後には「ゴゴノカラドメニリガト!」と気持ちしか伝わってこない日本語(?)を轟かせるのです。また、(順序が違いますが)そんなケネディにも負けない熱気を振りまいているのが冒頭のバンド紹介。某日本のメタルゴッド氏の言葉があまりにも熱いのでちょっと書き出しておきましょう。「みんな待ってるかい! マイケル・シェンカー待ってるのか!! ご紹介しましょう、ニュー・ラインナップで日本に登場です。Would you please welcome from United Kingdom, Our hero!! Michael Schenker Group!!!」オフィシャル映像と共に伝説となったレイ・ケネディ。MSGでは本領発揮とかけ離れたパフォーマンスしかできなかったわけですが、だからこそ大逆境に立ち向かう闘志が眩しく、熱いのです。しかも、本作は伝説中の伝説である初対面の当日ステージ。本作は(普通とは逆の意味で)ケネディの真価が全開となった奇跡のステージを超・極上サウンドで真空パックしているのです。サウンド・クオリティも、ショウの内容も、まさにド級。SUPER ROCK ‘84 IN JAPANの一幕「1984年8月4日ナゴヤ球場」の超絶級オーディエンス録音。とにかく超クリア&超ダイレクト&超鮮明! 生々しい喝采や手拍子も吸い込んでいるものの、肝心要の演奏音は完全にサウンドボード級の超極上クオリティです。公式映像では聴けない「Ready To Rock」「Attack Of The Mad Axeman」「Rock Will Never Die」だけでなく、この日はレイ・ケネディとMSGが初めて音合わせをした直後の初演。思いっきりラフでありながら、苛烈に観客を煽るケネディのエンターテイナーぶりにも驚かされる衝撃のライヴアルバムです。Live at Nagoya Stadium, Nagoya, Japan 4th August 1984 TRULY PERFECT SOUND (71:32) 1. Intro 2. Captain Nemo 3. Rock My Nights Away 4. Ready To Rock 5. Cry for The Nations 6. On And On 7. Attack Of The Mad Axeman 8. Lipstick Traces 9. Bijou Pleasurette 10. Into The Arena 11. Courvoisier Concerto 12. Lost Horizons 13. Rock Will Never Die 14. I'm Gonna Make You Mine 15. Armed And Ready 16. Doctor Doctor Michael Schenker - Guitar Ray Kennedy - Vocal Dennis Feldman - Bass Ted McKenna - Drums Andy Nye - Keyboards

Michael Schenker Group マイケル・シェンカー/Aichi,Japan 1984

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