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Michel Petrucciani,Steve Gadd ミシェル・ペトルチアーニ/Germany 1997

真の天才ピアニストのミシェル・ペトルチアーニが最充実期真っ只中の99年に急逝してしまう2年前に、当時ピアノ・トリオ最高峰といわれたトリオのガッドに、ギャリソン、なんとグロスマンに、ヨーロッパのトップ・アーティストと行った夢のようなライヴを、これ以上ない超極上高音質で捉えたCDが初登場!!ミシェル・ペトルチアーニは遺伝的な原因から生まれつき障害を抱えていたため、同年代の少年が熱中するスポーツには加われなかった代わりに音楽に関心を持ち、4歳でテレビのデューク・エリントンを観てクラシック・ピアノを習い始めるとその才能はメキメキと頭角を表し、当初心を惹かれていたジャズ・ピアニストを目指し、1980年には憧れのエヴァンスに遇いレコード・デビューも果たす。1982年には渡米し、チャールズ・ロイドのグループに参加しながら評価をあげていき、1985年にはフランス人としては初めて名門ブルーノート・レコードと専属契約を果たす。その後も活躍を続け、1980〜90年代を代表するジャズ・ピアニストと呼ばれるようになるが、1999年に36歳の若さで他界してしまう…90年代後半の、ペトルチアーニほぼ最後の活動となってしまった、ペトルチアーニのキャリアのなかでも際立って光り輝くアンソニー・ジャクソン、スティーヴ・ガッドとのジャズ史に残る驚異のピアノ・トリオを結成。瞬く間に全世界で注目、絶賛される。この至高のトリオで世界中を席巻した真っ只中の1997年12月2日にドイツ、ハンブルクのミュージック・ホールで、自身のトリオが誇る世界最高のドラマーのスティーヴ・ガッドに、ドイツを代表するアコースティック・ベースの名手デトレフ・バイエルと、当時最も注目されていたサラブレッドで父ジミーを超えた実力派マシュー・ギャリソンのエレクトリック・ベースのダブル・ベースに、コルトレーンとマイケル・ブレッカーを繋ぐ最重要サキソフォニストとしてデイヴ・リーブマンと双璧となる巨匠スティーヴ・グロスマン、さらにイタリアが誇るサックス奏者のステファノ・ディ・バティスタ、同じくイタリアのトランペット/フリューゲルホルンの巨匠フラヴィオ・ボルトロ、フランス最高のトロンボーン奏者デニス・レループという、まさに欧米無敵艦隊オールスターがペトルチアーニのために駆けつけた一夜限りの伝説のライヴを、レーベル独自の丁寧なマスタリングを施した超極上の高音質ステレオ・サウンドボードにて70分に渡り収録した激レア盤が入荷しました!!1曲目「ボディ・アンド・ソウル」はペトルチアーニとガッド、バイエルのトリオに、スティーヴ・グロスマンのテナーをフューチャーしたカルテット編成で演奏。ビル・エヴァンスとキース・ジャレットのエキスを抽出したペトルチアーニのとてもロマンチックで美しいピアノの響き、ブラシでのプレイも抜群のガッドとバイエルの心揺さぶるリズム、そしてとんでもない存在感を放ちながら堂々のブローを展開するグロスマンはどうだ!これだけでも本公演を聴く価値ありまっせ!2、3曲目はソロによるペトルチアーニの独壇場。「ターンアラウンド」「イン・ア・センチメンタル・ムード」などをセットインしたスタンダードを中心に、ペトルチアーニの並外れた演奏力と情熱のピアニズムが見事に発揮された、濃密なスイング感と攻撃的な迫力、そしてフランス風ロマンティシズムを湛えた切ないまでのリリシズムと、緩急自在な澄みきったペトルチアーニのピアノの美しさはとても言葉では言い表すことは出来ません…4曲目からはグロスマンを除くツイン・ベースの7人編成でのステージとなり、3管によるシャープなホーンや其々の鮮やかなソロ、バイエルとマシューのツイン・ベース、特にマシューのとんでもないテクニックを駆使して奏でるベースが凄すぎる。「ブラジリアン・ライク」での本領発揮のガッドもカッコいい。またバッキング、ソロにメンバー全員の統制のとれたコンビネーションを指揮するバンマスとしてのペトルチアーニも頼もしい。短い生涯を駆け抜けた桁違いの音楽的才能を持つ、ピアノの化身とまでいわれたミシェル・ペトルチアーニの渾身のピアノ演奏と名手達とのコラボレーションを、極上高音質で捉えた究極のタイトルを聴くべし!!!ライブ・アット・ハンブルグ、ドイツ 12/2/1997 1.Body And Soul 2.Turnaround 3.In A Sentimental Mood 4.35 Seconds Of Music And More 5.Brazilian Like 6.Training 7.Colors Track 1 Michel Petrucciani(p) Steve Grossman(ts) Detlev Beier(b) Steve Gadd(dr) Tracks 2-3 Michel Petrucciani(p) Tracks 4-7 Michel Petrucciani(p) Flavio Boltro(tpt, fh) Denis LeLoup(tb) Stefano di Batist(as, ts) Matthew Garrison(b) Steve Gadd(dr)

Michel Petrucciani,Steve Gadd ミシェル・ペトルチアーニ/Germany 1997

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