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Bad Company バッド・カンパニー/NY,USA 1974

スワンソングのレーベル・メイトであり、後にTHE FIRMを結成する事になるポール・ロジャースとジミー・ペイジ。両雄がステージを分け合ったBAD COMPANYのライヴアルバムが登場です。そんな本作に吹き込まれたのは、BAD COMPANYの「1974年9月4日ニューヨーク公演」。その絶品オーディエンス録音です。当時のペイジは『PHYSICAL GRAFFITI』の制作時期であり、BAD COMPANYはデビュー時代でもありました。まずは。そんな当時のスケジュールを振り返ってショウのポジションを確かめておきましょう。・2月23日-3月9日:欧州(3公演)・4月7日-5月18日:英国#1(11公演) ・6月8日:ベーブリンゲン公演《6月26日『BAD COMPANY』発売》・6月26日:ランドーバー公演・7月13日-9月13日:北米(29公演)←★ココ★《9月『STRAIGHT SHOOTER』製作》・11月28日-12月19日:英国#2(17公演) これが1974年のBAD COMPANY。2月にはライヴ活動を始めていましたが、デビュー作がリリースされたのは6月。その直後に初めての全米ツアーを開始しており、本作のニューヨーク公演はその「北米」レッグ24公演目にあたるコンサートでした。そんなショウで記録された本作は、ヴィンテージ感覚たっぷりのオーディエンス録音。ざっくばらんに言って貴重録音らしいサウンドだったりするのですが、だからと言って轟音/爆音の類では(まったく)なく、ノイズの中から演奏を探すタイプでも(決して)ない。ディテールは丸いものの、芯の手応えは十分で周囲のオーディエンス・ノイズもほとんどない。デビューしたての生演奏だけがすべてを支配し、じっくり浸りきることができる。そして、サウンドになれていくうちに丸みの中からフレーズの機微にどんどん気づいていく……そんな感じのヴィンテージ録音なのです。しかも、本作はそんな貴重な記録の最高峰盤。ネットに登場した原音では全体的にピッチが高く、不安定に狂ってもいたのですが、本作では可能な限り調整。貴重すぎる現場の出音に肉薄致しました。そんなセピアなサウンドで描かれるのは、ペイジとの共演だけでなく貴重曲も美味しいショウ。ここでセットも整理しておきましょう。バッド・カンパニー(6曲)・Rock Steady/Ready For Love/Bad Company/Don't Let Me Down/Movin' On/Can't Get Enough その他(5曲)・ストレート・シューター: Deal With The Preacher・シングル:Little Miss Fortune/Easy On My Soul・その他:The Stealer/Rock Me Baby(ペイジとの共演)……と、このようになっています。FREEの「The Stealer」やシングルB面曲なども初期ならではですが、さらに貴重なのが「Don't Let Me Down」。大代表作『BAD COMPANY』は歴史的名盤だけあって定番曲が多いのですが、「Don't Let Me Down」は1975年までしか演奏されず、それも限られたショウのみだったのです。そして最大の聴きどころは、ラストに披露されるB.B.キングのカバー「Rock Me Baby」。ポール・ロジャースが「友達を紹介するよ。LED ZEPPELINのギター、ジミー・ペイジだ」と語るや熱狂が沸き立ち、歴史的な共演が始まる。紹介MCも意外と聞き取りやすいだけでなく、その後の熱狂の炸裂感までハッキリ分かるのに極太な演奏音の遙か向こうというのが凄い。どんな環境で録音しているのか分かりませんが、「もしかして客席ではなくステージ上?」と思ってしまうほどのバランスなのです。さらに弾きまくるペイジのソロがまたクッキリと聞こえる。本作は極上録音とは言えないのですが、現場でもよほどペイジのギターが大きくミックスされていたのでしょう。有名人の共演にありがちな「音だけではよく分からない」という次元ではなく、らしいソロとポールの熱唱が真っ正面からぶつかり合っているのです。後にTHE FIRMでも音を重ねる2人ではありますが、当時のペイジはZEPの人気絶頂時代であり、ポールもBAD COMPANYで時代の寵児に登り詰めていた刹那。本作から流れ出る「Rock Me Baby」は、そんな実演家として脂の乗りきった両雄が勢いたっぷりにぶつかり合う1曲なのです。そんな現場に居合わせられる貴重なドキュメント・アルバムの銘品 Wollman Skating Rink, Central Park, New York, NY, USA 4th September 1974 (64:17) 1. Intro 2. Deal With the Preacher 3. Rock Steady 4. Little Miss Fortune 5. Ready for Love 6. Bad Company 7. Don't Let Me Down 8. Easy on My Soul 9. Movin' On 10. Can't Get Enough 11. The Stealer 12. Rock Me Baby (with Jimmy Page)  Paul Rodgers - Vocal, Guitar, Piano Mick Ralphs - Guitar Boz Burrell - Bass Simon Kirke - Drums

Bad Company バッド・カンパニー/NY,USA 1974

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