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Michael Schenker Group マイケル・シェンカー/Tokyo,Japan 8.12.1981

M.S.G.が'81年来日公演の初演としていきなり武道館の大舞台に上がった8月12日のライヴは、公式ライヴ作品「飛翔伝説」を初め、オフィシャ ル・アンオフィシャル、放送音源・オーディエンス録音と、様々な形式で聴く事が出来ます。もちろんひとつのライヴ作品としては「飛翔伝説」が最高峰なので すが、この作品の裏事情を考えた時、当日のステージにおける様子を偽り無く、全てを通して楽しませるオーディエンス録音もまた依然として大きな価値を持っ ています。その中でもこの2枚組「PRAISING GOD」は、最高の音質と臨場感でライヴの模様を聴き手に追体験させてくれる逸品です。本録音はGARY MOOREの「PRAY FOR VICTIMS」等を手がけたテーパーによる収録で、当然ながらトレーダー間でも一切出回っていないオリジナル・マスター・カセットをダイレクトに使用。 ライヴ開演前の「ワルキューレの騎行」から、優れたライヴ・テープでなくては表現できない最高の臨場感と極上のサウンドを聴き手に味わわせてくれます。ラ イヴの序盤、「Armed And Ready」と「Cry For The Nations」ではマイクの向きによって一瞬音像が変化したり、アナログノイズが聞こえる場面もありますが、3曲目の「Attack Of The Mad Axeman」からは完全に安定し、以降は最後まで高品質なサウンドが貫かれています。マイケルのプレイは勿論、コージーのドラムもウルトラ・クリアに収 録されているのは嬉しいの一言。リアルでストロングなサウンドは武道館公演の真実を知る上で最上の素材だと断言します。同公演のオーディエンス録音として は同レーベルからリリースされた「TALES OF 1981」も優秀ですが、それすら凌駕する音質には言葉も出ないほどです!日本ツアー初日がいきなり大会場でのライヴである上に、セットリストはアルバム・リリースに先駆けて2ndアルバムからの楽曲を網羅しているなど諸々の 事情が重なったために、この日のライヴは必ずしも優れたステージとは言い切れません。前述の「Attack Of The Mad Axeman」は頭からマイケルがミストーンを出し、2分台ではポール・レイモンドがキーボードのコードを派手に間違えたりして、バンド・アンサンブルが 上手くかみ合わない個所が多々観られるのは事実です。ライヴを実際に観た・ラジオで聴いたという人が「飛翔伝説」との違いに驚き、同作を「作られたライ ヴ」の典型に考えてしまうのは頷けなくもないですが、本作に収められた武道館の熱気は紛れもない本物。会場に詰め掛けたファンは心からマイケルのギターや コージーのドラムに酔いしれ、それぞれの楽曲では大きな声援と惜しみない拍手を贈っています。セットリストは発表前の前の新曲中心で、ファンには馴染みが 薄いはずですが、盛り上がりでは1stアルバムの楽曲と差など感じません。演奏の出来はもう一つでも、「新曲が聴けて嬉しい」・「バンドの演奏をとにかく 聴きたい」というファンのポジティヴな気持ちが、この武道館公演を「伝説」とし、今に語り継がれる特別なライヴにしたのだと判ります。ライヴ中盤ではバンドも序盤の固さが抜けて、「Into The Arena」では当時のM.S.G.らしいスリリングなプレイをしっかりと楽しめます。同曲ではポールが曲名をコールした瞬間に会場全体が大きな喜びに包 まれ、中盤~後半の転調でもワッと盛り上がる歓声が堪りません。これらの臨場感は本作ならでは味わえないスペクタクル! 導入部分ではオフィシャルに入っ ていないコージーの肉声カウントも聞こえ、ここはファン必聴のポイントです。続く「On And On」の幻想的でメロディアスなムードも日本のファンにはすぐに受け入れられたようで、前奏部分での反応も上々。名曲がファンの前に初めて姿を現した瞬間 が、このような素晴らしい音質で残った事は奇跡的ですらあります。「Let Sleeping Dogs Lie」から「Tales Of Mystery」への流れはライヴ中のハイライト。「Let Sleeping Dogs Lie」後半で冴え渡るマイケルのアドリブ・ロングソロに、「633 Squadron」と「1812 Overtue」を組み合わせたコージーのドラムソロは大きな聴き所です。特にコージーのソロは会場の音響を生かしたビッグな音色が最高です。会場の様子 がまぶたに浮かんできそうなほどリアルに、ド派手に捉えられたこのドラムソロを楽しむだけでも、本作を聴く価値があるというものです(なお、本録音では 「Tales Of Mystery」にテープチェンジ欠落が存在するため、「TALES OF 1981」のマスターで補填され、完全収録を実現しています)。ライヴ後半も「Doctor Doctor」や「Are You Ready To Rock」など、メンバーのプレイにミスは存在しますし、「飛翔伝説」との差し替えも多く観られるのですが、ライヴの熱気に触れるうちに、聴き手も「そん な事はもうどうでも良い」と、ライヴにのめり込んでしまうのではないでしょうか? スタジオでしっかりと完成されたオフィシャルライブとは真逆で、整理さ れていないドタバタした演奏ぶりには驚きも覚えますが、これもまたライヴの真実であり、本作のようなオーディエンス録音が持つ「真実の記録」としての面白 さです。本作全体を包み込む抜群の臨場感は聴き手を「あの時代」にタイムスリップさせ、興奮と熱狂に包まれたM.S.G.の1981年武道館公演をありのままの 姿で全て体験させてくれるでしょう。オープニングBGMから終演アナウンスまで収録した100分間のドキュメントは、全てのマイケル・ファン、コージー・ ファン必携の一本だと断言します。Live at Budokan, Tokyo, Japan 12th August 1981 TRULY AMAZING SOUND(from Original Masters) Disc 1 1. The Ride Of The Valkyries 2. Armed And Ready 3. Cry For The Nations 4. Attack Of The Mad Axeman 5. But I Want More 6. Victim Of Illusion 7. Into The Arena 8. On And On 9. Never Trust A Stranger 10. Let Sleeping Dogs Lie Disc 2 1. Tales Of Mystery 2. Drum Solo incl. 633 Squadron & 1812 Overture 3. Courvoisier Concert 4. Lost Horizons 5. Doctor Doctor 6. Are You Ready To Rock Michael Schenker - Guitar Gary Barden - Vocal Chris Glen - Bass Cozy Powell - Drums Paul Raymond - Keyboards

Michael Schenker Group マイケル・シェンカー/Tokyo,Japan 8.12.1981

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