カートをみる マイページへログイン ご利用案内 お問い合せ サイトマップ
 
HOME > CD > Rock

Pat Benatar パット・ベネター/CA,USA 1991 Mike Millard Master Tapes

1980年代前半にスターダムを謳歌したパット・ベネター。当時ですら30を過ぎていた彼女もアラフォーに差し掛かると、成熟を押し出すべくそれまでのロックシンガーあるいはポップスターの路線からの方向転換を模索。先輩格であるリンダ・ロンシュタットが80年代半ばにジャジーなビッグバンド路線で成功を収めていた影響もあったのでしょう、ベネターの場合は同じビックバンドでもブルース路線へと活路を見出そうとしました。その試みを全編に押し出したアルバムが1991年の「TRUE LOVE」。当時の日本では既に過去の人扱いされてしまった感が否めず、まったく話題にならなかった一枚ですが、新たな時代のエタ・ジェイムズ的な路線変更はアメリカとイギリスで歓迎され、180度の方向転換ながらゴールド・ディスクを獲得するに十分なヒットを記録。当然このアルバムを引っ提げたツアーも「TRUE LOVE RHYTHM & BLUES」と名打たれ、アルバム収録曲に加え、さらなるブルース・カバーだけで構成されたという、ポップ・ロック時代の曲を一切しないショーとして敢行。さすがに彼女のキャリアの異色作であったことから、当時そのツアーを知るすべは全くと言っていいほどなかった。ところが、そんな貴重な時期のブルース・ショーを極上音質で録音してくれた人がいてくれたのです。この記録を残してくれたのは、何とマイク・ミラード!むしろエイティーズ・スター期の彼女よりも91年の彼女のサウンドの方がミラードからすれば俄然好みだったはずで、一見異色とも思えたベネターのステージを録音に出向いたのも当然のことかと。しかも場所はウィルタン・シアターという小会場。ミラードならではの手腕を発揮するには申し分のないシアターでもある。それだけに今回も素晴らしい音像でベネター迫力のステージが捉えられています。それにレパートリーはブルース・カバーばかりだけに、実はロックマニアには聞き覚えのある曲が多い。なるほど…どうりでミラードが出向く訳ですね。ローリング・ストーンズが「Don’t Lie To Me」としてカバーした「I Get Evil」、ヴァン・モリソン長年のステージ・レパートリーである「Help Me」、そしてボブ・ディランがテレビ番組で披露していた「Don’t Start Me Talkin’」といった具合に、マニアならどこで聞いたことがある曲ばかり。そして何より驚かされるのは、往年の曲が一切なしという攻めの構成だったにもかかわらず、会場がめちゃくちゃ盛り上がっているという。このことからもベネターのブルースシンガー路線がアメリカで圧倒的な支持を受けていたことが解ります。これは現在に至るまで日本ではほとんど知られていなかった事実でしょう。異色作を引っ提げたステージでありながら、実は誰もが楽しめるビッグバンド・ブルース・ショーを極上のクオリティで捉えてくれた衝撃作。すべてのロックマニアに自信を持って推せずにはいられないミラード・アルバムです!Wiltern Theatre, Los Angeles, CA, USA 22nd May 1991 TRULY PERFECT SOUND (72:03) 01 Last Night 02 I Ain't Got Nobody 03 That's What Love Will Make You Do 04 I Get Evil 05 Sweet Baby Of Mine 06 I Feel Lucky 07 Help Me 08 Paying The Cost To Be The Boss 09 Don't Happen No More 10 True Love 11 Bloodshot Eyes 12 So Long 13 Evening 14 Don't Start Me Talkin' 15 Band Introduction 16 The Good Life

Pat Benatar パット・ベネター/CA,USA 1991 Mike Millard Master Tapes

価格:

1,630円 (税込)

購入数:

在庫

在庫あり

返品期限・条件 返品についての詳細はこちら
この商品について問い合わせる

ページトップへ