カートをみる マイページへログイン ご利用案内 お問い合せ サイトマップ
 

Steve Hackett スティーヴ・ハケット/Kanagawa,Japan 7.8.2022 Complete

新型コロナ・パンデミックを乗り越え、4年ぶりの来日公演を実現させたスティーヴ・ハケット。GENESISの名作『月影の騎士』『眩惑のスーパーライヴ』をテーマにした最新ライヴを伝えるオリジナル録音が緊急リリース決定です。そんな本作に吹き込まれているのは「2022年7月8日:クラブチッタ川崎」公演。その極太オーディエンス録音です。今回の来日は川崎3公演のみで、本作はその初日の一部始終を真空パックしたライヴアルバムです。こうして最新の来日物をご紹介できるだけで感無量なのですが、その感慨を一層高めてくれるのが本作のサウンドです。録音家本人から譲られたオリジナル録音なのですが、これがまた何とも素晴らしい。ホール鳴りも吸い込んだオーディエンスらしい美しさを湛えつつ、その密度もディテールの細やかさも客録離れしている。鳴りが厚めであってもディテールを隠さない秘訣は、芯がとんでもなく極太で突進力があること。重低音までたっぷりとした手応えを誇る芯がグイグイと空気感を突き破り、耳元まで真っ直ぐに届いている。特に素晴らしいのは鮮やかな中高音。バスドラやベースといった重低音がやや迫力重視であるのに対し、ヴォーカルやスネア、キーボード等の中高音はオンな芯はサウンドボード的なゼロ距離感に溢れつつ、機微の機微までくっきり。その対比がハケット一流のシンフォニックロックに力強いダイナミズムも宿らせているのです。そんなダイナミック・サウンドで描かれるのは、GENESISの名作再現で話題の最新フルショウ。来日前には『眩惑のスーパーライヴ』再現ツアーを行っていたハケットですが、今回の来日では『月影の騎士』再現も同時に宣伝されていました。もちろん『眩惑のスーパーライヴ』には『月影の騎士』ナンバーも含まれているわけで、同時に2作の完全再現は不可能……一体、どのようにショウを構成するのか、いささか謎でもありました。ここで、その答えとなるセット分析をしてみましょう。第一部(DISC 1)・眩惑のスーパーライヴ(A面):Squonk/The Carpet Crawlers/Robbery, Assault Battery/Afterglow・眩惑のスーパーライヴ(B/C面):The Lamb Lies Down On Broadway/The Musical Box/Supper's Ready 第二部(DISC 2)・月影の騎士(全曲)アンコール(DISC 3)・眩惑のスーパー・ライヴ(D面):Dance on a Volcano/Los Endos (incl. Slogans) ……と、このようになっています。ハケットのソロ曲は最後の最後に演奏される「Los Endos」に少し顔を覗かせるだけで、ほぼほぼGENESIS天国。ショウは「二部構成+アンコール」となっており、本作はそれぞれディスク1枚ずつに配した3枚組です。第二部は『月影の騎士』完全再現で、曲順までそっくり演奏されています。そして、その前後に『眩惑のスーパーライヴ』ナンバーが分散されている。『月影の騎士』ナンバーは省略されている一方、曲順はアルバム通り。その結果、『眩惑のスーパーライヴ』のA面は完全再現で、B・C・D面は歯抜き再現というカタチとなりました。このように書くと中途半端なように感じるかも知れませんが、実際に聴いてみると流れは完璧。『眩惑のスーパーライヴ』のドラマティックな冒頭と同じようにショウが始まり、そのまま名ライヴ盤の世界に浸りつつ、B面パートで『月影の騎士』ナンバーが外されている事で意表を突かれる。そして、満を持しての『月影の騎士』完全再現! ライヴ丸ごとアルバム再現だと先が読めすぎて飽きてしまいますが、「大名盤の流れ」と「ちょっと変化球」が良い案配のフックになってフルショウを押し切ってくれるのです。現在、日本では堰を切ったような来日告知ラッシュが続く一方で、新型コロナの第七波襲来も囁かれています。再び状況が不透明になる中で、とりあえずスティーヴ・ハケットの来日は成功してくれた。本作は、その一部始終を極太&端正サウンドで描き出すオリジナル録音の第一弾です。GENESISの名曲群でプログレッシヴ・ロックの至福を2022年の日本に届けてくれたハケット。「2022年7月8日:クラブチッタ川崎」公演の極太オーディエンス録音。録音家本人から譲られたオリジナル録音で、密度もディテールの細やかさも客録離れした銘品。芯がとんでもなく極太で突進力があり、重低音までたっぷりとした手応えを誇る芯がグイグイと空気感を突き破り、耳元まで真っ直ぐに届く。ショウはGENESIS三昧で第一部とアンコールで『眩惑のスーパーライヴ』世界を構築しつつ、真ん中の第二部で『月影の騎士』を完全再現。新型コロナ禍を乗り越えた来日復活の第一弾レポートです。Live at CLUB CITTA', Kawasaki, Japan 8th July 2022 PERFECT SOUND(from Original Masters) Disc 1 (61:20) 1. Intro 2. Squonk 3. The Carpet Crawlers 4. Robbery, Assault and Battery 5. Afterglow 6. The Lamb Lies Down on Broadway 7. The Musical Box (closing section) 8. Supper's Ready Disc 2 (65:36) 1. Intro 2. Dancing With the Moonlit Knight 3. I Know What I Like (In Your Wardrobe) 4. Firth of Fifth 5. More Fool Me 6. The Battle of Epping Forest 7. After the Ordeal 8. The Cinema Show 9. Aisle of Plenty 10. Band Introductions Disc 3 (18:48) 1. Dance on a Volcano 2. Drum Solo 3. Los Endos (incl. Slogans)

Steve Hackett スティーヴ・ハケット/Kanagawa,Japan 7.8.2022 Complete

価格:

2,660円 (税込)

購入数:

在庫

在庫あり

返品期限・条件 返品についての詳細はこちら
この商品について問い合わせる

ページトップへ