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Pink Floyd ピンク・フロイド/England,UK 1975 Binaural Recording

オリジナル4人による最後の『狂気』が実演され、ロイ・ハーパーと共演が実現した事でも知られる1975年のネブワース。その歴史的な現場を超リアル体験できるバイノーラル・アルバムがリリース決定です。そんな本作に吹き込まれているのは「1975年7月5日ネブワース・パーク」公演。その超立体オーディエンス録音です。もうピンと来た方もいらっしゃると思いますが、このショウは今週永久保存された完全ライヴアルバム『KNEBWORTH 1975 COMPLETE(Sigma 302)』と同じ夜。新プレス名盤は3種の録音を駆使して編まれた最長盤でしたが、本作はそれとは一切のダブりがない完全別録音です。『KNEBWORTH 1975 COMPLETE』の解説でも触れましたが、ここで素材となったオーディエンス録音を整理しておきましょう。・RECORDER 1 ←※KNEBWORTH 1975 COMPLETE(前半)・RECORDER 2 ←★本作★・RECORDER 3 ←※KNEBWORTH 1975 COMPLETE(補完)・RECORDER 4 ←※KNEBWORTH 1975 COMPLETE(後半)これが主なネブワース録音。現存するオーディエンス録音は8種あるのですが、聴いて愉しむのに適した上位マスターはこの4種です。そのうち3種が『KNEBWORTH 1975 COMPLETE』に使用され、残った「RECORDER 2」が本作というわけです。おっと、チョット待った!ここで「なんだ、残り物か」と思われるかも知れませんが、そうではありません。むしろ、クオリティも聴き応えも本作が一番になりかねないほどの超・強力録音なのです。それほどの録音なのにプレスに使用されなかったのはナゼか。それは、あまりにも個性が強すぎるから。他録音と接続すると違和感が生まれ、違和感を解消しようとすれば録音の旨みを殺してしまう。では、その「強すぎる個性」とは何か? そのキーワードは「バイノーラル」。「Nigel B」なるテーパーが遺したオーディエンス録音なのですが、この人物は1974年のウェンブリー公演をバイノーラル・マイクで記録した事でも知られている。ネブワースで使用した機材は伝わっていないものの、本作もそっくりな立体音響が味わえる特殊録音なのです。いきなり「バイノーラル」を前提で書いてしまいましたが、そもそも「バイノーラル(両耳)」とは立体音響の一種で、人間の頭を模したダミーヘッドを用いて記録し、ヘッドフォンで再生する手法のこと。「本当にその場にいるような臨場感」に特化した録音方法で、足音は自分の足下から聞こえ、呼び止める声が後ろから感じられるのです。そのあまりのリアリティにお化け屋敷の定番にもなっていますし、近年ではVR(ヴァーチャル・リアリティ)やASMRの発達によって脚光を浴びています。しかし、その手法自体は古く70年代にも存在しており、本作はそのバイノーラル方式で“WISH YOU WERE HERE Tour”を記録した貴重な1本なのです。そのサウンドは、まさに超・臨場感。演奏音自体もベスト録音の「RECORDER 4」に匹敵するクリアさなのですが、それ以上に圧倒的なのは「その場にいる」感。あくまで70年代ですし、(恐らく)ダミーヘッドではなくヘッドフォン形式のマイクを塩湯しているので現代ASMRほどの精度は望めませんが、それでも通常のオーディエンス録音とは次元が違う。綺麗にセパレートしたステレオ感は絶大で、PAがどの方向にあるのかさえ分かる。さらに言えば、周囲の喧騒さえもが超リアル。会話1つひとつの距離感も鮮やかですし、空き缶が転がる「カラーン!」という音もまさに現場。後頭部のさらに後方で正体不明の「パン」という音がするのですが、本当に部屋の中で何か鳴ったのかと思わず振り返ってしまうほどです。こう書くと雑音まみれに想われるかも知れませんが、そうではありません。そうした雑踏との距離感が分かるという事は、現場が極太の演奏音に支配されているのも実感できるという事。しかも、その主役が音響効果でロックを進化させた張本人たるPINK FLOYD。その立体的な空間感覚は、まさに歴史的。フロイド流プログレッシヴ・ロックの真髄と言っても過言ではないのです。あまりに個性的で、あまりにも貴重。超立体音響でフロイド・ミュージックの真髄をえぐり出す衝撃のバイノーラル・アルバムです。その素晴らしさ故に、他録音とのマッチングを許してくれませんでしたが、ある意味で新名盤よりも画期的。まさに「音楽体験」と呼ぶに相応しい3枚組。ぜひ、ヘッドフォンで「1975年のネブワース」に立ち会ってください。極めて貴重なバイノーラル録音がリリース。WISH YOU WERE HERE Tour最終公演を立体音響で記録したオーディエンス録音で、空間音響でロックを進化させたフロイドの真価を味わえる衝撃のライヴアルバムです。Knebworth Park, Stevenage, Hertfordshire, UK 5th July 1975 Disc 1 (55:55) 1. Raving And Drooling 2. You've Got To Be Crazy ★カットイン 3. Shine On You Crazy Diamond Part 1-5 4. Have A Cigar(with Roy Harper on vocal) 5. Shine On You Crazy Diamond Part 6-9 ★3:35カット Disc 2 (56:55) The Dark Side Of The Moon 1. Speak To Me 2. Breathe 3. On The Run 4. Time 5. Breathe(Reprise) 6. The Great Gig In The Sky 7. Money 8. Us And Them 9. Any Colour You Like 10. Brain Damage 11. Eclipse Disc 3 (29:02) 1. Soundcheck 2. Echoes ★0:15カット

Pink Floyd ピンク・フロイド/England,UK 1975 Binaural Recording

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