名ドラマーのピーター・アースキンがECMレーベルに移籍し発表した1992年の「ユー・ネヴァー・ノウ」に続いてリリースした1993年の同レーベルからの2作目となる名盤「タイム・ビーイング」発表に伴うツアーより、1993年イタリア・ウディーネでの素晴らしいライヴを高音質サウンドボードにて1時間以上に渡り収録したアイテムが初登場!このライヴは、そのアースキンがあらゆる経験を積み重ねキャリアの頂点を迎えた最充実期に、自身初となる本格的なピアノ・トリオを結成し高い評価を得た時期を捉えたもので、若干10代でビル・エヴァンスとの共演を果たし、キース・ジャレット・ヨーロピアン・クァルテットなどで知られるスウェーデンを代表する名ベーシストのパレ・ダニエルソンと、60年代からアラン・スキッドモア、グラハム・コリアー、ジョン・サーマンらと共に英国ジャズを牽引し、1971年にはトリオで初リーダー作「Decipher」を発表し、そのモード手法を基盤としたスピード感溢れる高度なインタープレイで注目を集め、76年にはケニー・ホイーラーらと“アジマス”を結成し、叙情的で牧歌的なサウンドで人気を博し、現在もECMからクォリティの高い作品を発表し続ける、イギリス/ヨーロッパ屈指のピアニスト最高峰ジョン・テイラー(近年もダニエルソンとのトリオを継続中だったが…)という理想的なメンバーとアースキンの素晴らしいトライアングルを完全にパッケージしています!いきなりアースキンの名人芸といわれるシンバル・ワーク含めた5分を超えるドラム・ソロからスタートし、ECMらしい空間を活かした透明感のある叙情的な美しくも幻想的なナンバーから、ライヴならではの緊張感溢れるアグレッシヴでスピーディーなナンバーまで、アースキンとテイラーとダニエルソン各人の知的で抜群のテクニックとセンスを併せ持ったソロもふんだんに織り込み、さらにトリオ・アンサンブルも完璧な、動と静のバランスも絶妙なパフォーマンスが聴けます!ピアノ・トリオ・ファンはもちろん、ECMファンまで必聴・必携のオススメの逸品です!