「“LIVE AID”を超える奇跡」「QUEEN史上の最高傑作」と激賛された伝説の名録音がまさかのアップグレード! 「GRAF ZEPPELIN」によって大元マスター・カセットの可能性を最大限に引き出した最新・最高峰バージョンが永久保存決定です!!そんな本作に刻まれているのは「1979年12月26日ハマースミス・オデオン公演」。チャリティ・コンサート“THE CONCERTS FOR THE PEOPLE OF KAMPUCHEA”でのステージを完全収録した超・極上オーディエンス録音です。このショウはサウンドボード・アルバム『DEFINITIVE HAMMERSMITH ODEON 1979』やプロショット作『THE QUEEN SPECIAL: JAPANESE BROADCAST VERSION』が定番として人気を博しておりますが、本作はそのどちらとも違うフル・オーディエンス録音。しかも、サウンドボードやプロショットを差し置いてこの日のベスト記録……いや、QUEEN全史の最高傑作に君臨する頂点ライヴアルバム。その最高峰更新盤なのです!!!【想定外のアップグレードを果たした最新トランスファー】何やら話がゴチャゴチャしてきましたので、イチから整理し直しましょう。最高傑作たる由縁は「クオリティ/ショウ内容」の両面に渡るわけですが、まずはサウンド。このショウは古くからオーディエンスの名録音が残された事でも有名なのですが、これが何と日本の名門“キニー”による作品なのです。70年代/80年代には度々スタッフを渡英させて録音しており、QUEEN関係で言えば“LIVE AID”の超名録音がつとに有名ですが、1979年にもQUEENを録音していたわけです。そして、本作はその大元カセットからダイレクトにデジタル化した究極ジェネの銘品なのです。ここで熱心なコレクター諸兄なら「大元カセット起こしならあったよね?」と思われるでしょう。そう、大ヒット作『HAMMERSMITH ODEON 1979 LEGENDARY MASTER TAPES』です。本作はそのリマスター。。。。。では、ない。キニー・カセット現物に立ち返り「GRAF ZEPPELIN」によって再デジタル化されたものなのです。そして、そのサウンドは確実に超えている。まず、重要なのは最新機材を導入したトランスファー精度のアップ。さすがに新機材の名称/型番はご勘弁いただきますが、この精度がこれまでとまるで違う。超ナチュラルなまま、現代の公式リマスターCDにも負けない鮮やかさを実現しているのです。前作『LEGENDARY MASTER TAPES』をお持ちの方ならぜひ聴き比べていただきたい。もともとスカスカ感のない名録音でしたが、さらに濃厚なサウンド密度が素晴らしく、アンサンブルの立体感も圧倒的に向上している。しかも、驚くべき事に音圧稼ぎを一切していないのです。これは波形を見ていただかないと証明できないのですが、超ナチュラルなのにデジリマ級にダイナミック。大元カセットに封じられたサウンドを機微の機微まで精緻に引き出す事で実現しているのです。全体的に聴いて一発の鮮やかさですが、より実感されたい方は左チャンネルに注目していたくと良いでしょう。今から思うと前回盤は左チャンネルが拾い切れておらず、全体的に右が強く出ています。これまではそういう録音ポジションなのかと思われていましたが、最新トランスファーでは左チャンネルも格段にディテールアップしており、解像度もヌケも向上。位相ズレも精密に補整されている事も合わせ、芯のアンサンブルが見事に甦っているのです。【絵画・文化財の補修にも通じる細密マスタリング】トランスファー精度だけで長くなってしまいましたが、本作は仕上げ精度も究極。「GRAF ZEPPELIN」の方法論については様々なところで繰り返してきたので省略しますが、本作で重要なのは片チャンネルの(瞬間的な)音切れに起因する揺れ。時間的には0.02秒以下なので人間の耳には「切れ」ではなく「揺れ」に感じる些細なものです。再トランスファーによって格段に少なくなっているのですが、さらに残った「揺れ」もマスタリングでも補整し、ビシッと艶やかサウンドを実現しているのです。しかも、処理の手法も極めて入念。そもそも人間の耳に判別できない短さだけに、普通は「切れ」部分を切り取って前後を繋ぐ「つまみ」が一般的です。しかし「GRAF ZEPPELIN」は一切つまんでいない。具体的な作業は専門的すぎて言葉にしづらいのですが、要は切れて失われて聞こえる「音」を復元させている。正直なところ、そこまでやる必要があるのか……とさえ思ってしまう執念の作業量であり、まさに海外の修復に通じるマスタリングなのです。【究極のショウを完全体験できる究極のライヴアルバム】さて、最高傑作たるもう1つの理由はショウ内容。これは前回盤をご存知の方には説明不要でしょう。凄まじいテンションの大名演なのです。何しろ、このショウ……と言いますか、この時のツアー“CRAZY TOUR”自体、マニア筋から「QUEENの頂点」とされている。通常であれば、調子の良いツアーでも名演と普通のショウが混ざるもの。ところが“CRAZY TOUR”にはダメなショウが1つもない。いつもは波の激しいフレディが全公演で凄まじいノドを轟かせる「超名演しかないツアー」だったのです。ここで、そのツアー概要を確認しておきましょう。1978年 “JAZZ TOUR”・10月28日-12月20日:北米(35公演)1979年・1月17日-3月1日:欧州(28公演)・4月13日-5月6日:日本(15公演)《6月『THE GAME』制作開始》・8月18日:SAARBRUCKEN OPEN AIR出演《10月5日シングル『Crazy Little Thing…』発売》“CRAZY TOUR”・11月22日-12月26日:英国(20公演)←★ココ★ これが奇跡の“CRAZY TOUR”の全体像。一番近いアルバムは『JAZZ』だったわけですが、実は“JAZZ TOUR”では母国イギリス公演がなかった。そのため、シングル『Crazy Little Thing Called Love』に伴い、母国のみの特別ツアーが組まれた。それが“CRAZY TOUR”でした。これだけなら普通の事ですが、その中身が凄かった。何しろ、フレディが連日連夜すべて絶好調。単にノドの調子が良いという次元ではなく、“LIVE AID”ばりのブッちぎれた爆テンションをブチかましたのです。もちろん、“LIVE AID”も奇跡中の奇跡ではありますが、それは約25分という短い時間に濃縮されたからでもありました。しかし、この“JAZZ TOUR”は、110分以上のフルショウでも勢いが衰えず、さらに全公演を駆け抜けてしまったのです。そして、そんな奇跡のツアーの最高峰ライヴアルバム……それが本作なのです。同じショウをサウンドボードで綴った『DEFINITIVE HAMMERSMITH ODEON 1979』も傑作ではありましたが、あれは「奇跡ショウのSBDをかき集めてみたい」というマニアの夢を実現したモノ。何種類もの音源を繋ぎ合わせていましたし、サウンドボードが存在しない最後のツメ部分は、キニーのオーディエンス録音も使用されていました。それに対して本作は終始一貫の完全録音であり、クオリティもサウンドボードになんら劣らない。記録としての格も完成度もサウンドボードを超越しているのです。本作は、そんな「QUEENの頂点」が誰も聴いたことのないマスター・クオリティに引き上げられた最高峰更新盤です。正直なところ、実際に作業するまではここまでアップグレードするとは想像もしていませんでした。文化遺産、神盤、最高傑作……あらゆる最高級の美辞麗句を注ぎ込みたい究極の絶対盤。 改めてマスターCassetteから最新トランスファー。EQ処理は殆ど施さす、元のマスターデータの質感を尊重した濃密サウンド 位相修正と音量バランスは適度に調整。マスターに起因する音揺れ(片chの音切れ)が減り、聞きやすくなってます「1979年12月26日ハマースミス・オデオン公演」の超絶級オーディエンス録音。「QUEEN全史の最高傑作」とまで言われた名門キニーの大元カセットから再デジタル化。最新機材によるトランスファー精度のアップで、サウンドボード裸足の超極上サウンドを実現。実際サウンドボード盤『DEFINITIVE HAMMERSMITH ODEON 1979』を超える完成度と統一感で「全公演がLIVE AID並み」とまで言われる奇跡の“CRAZY TOUR”のハイライト公演をフル体験できる。最高傑作が自らの高みを更新した究極名盤です。Live at Hammersmith Odeon, London, UK 26th December 1979 TRULY PERFECT SOUND(from Original Masters)*UPGRADE Disc 1 (44:12) 1. Introduction 2. Jailhouse Rock 3. We Will Rock You (Fast) 4. Let Me Entertain You 5. Somebody To Love 6. If You Can't Beat Them 7. Mustapha 8. Death On Two Legs 9. Killer Queen 10. I'm In Love With My Car 11. Get Down, Make Love 12. You're My Best Friend 13. Save Me Disc 2 (68:22) 1. Now I'm Here 2. Don't Stop Me Now 3. Spread Your Wings 4. Love Of My Life 5. '39 6. Keep Yourself Alive 7. Drum / Guitar Solo 8. Guitar Solo (incl. Silent Night) 9. Brighton Rock (Ending) 10. Crazy Little Thing Called Love 11. Bohemian Rhapsody 12. Tie Your Mother Down 13. Sheer Heart Attack 14. We Will Rock You 15. We Are The Champions 16. God Save The Queen