チャーリー・パーカー、チャールズ・ミンガス、オーネット・コールマン、セシル・テイラー、カーラ・ブレイらと真のインプロビゼーションによる創造を確立したポール・ブレイによる無垢な美しさを湛えた味わい深きソロ・パフォーマンスを中心に、同日のアンドリュー・ヒルのソロ演奏も収録した必聴盤が初登場!!ブレイのソロ・ピアノ作品を代表する名盤、ECMからの「オープン・トゥ・ラヴ」に続くソロ・アルバム「アローン、アゲイン」発表後の1975年11月23日フランス、パリのスタジオ・104・グランド・オーディトリアムでの稀少なソロ・パフォーマンスを、レーベル独自の丁寧なマスタリングを施した極上高音質サウンドボードにて1時間に渡りアンコールまで完全収録し、さらに同日出演したアンドリュー・ヒルのソロ・ピアノ・パフォーマンスも20分完全収録した、ジャズ・ピアノ・ファン垂涎のライヴ盤が入荷しました!!1970年代には、豊かな想像力と創造性に富むソロ・ピアニストとしてのポールを見事に捉えた名盤「オープン・トゥ・ラヴ」を発表。その2年後には続編となる、やはり傑作「アローン・アゲイン」をリリース。この作品発表後に開催された本公演でのポールは、とめどもなくリリカルで、クール。あのビル・エヴァンスよりも、さらに深く深く音楽の在りどころ、その美しき深淵へと沈潜していく。一音として無駄がなく、その鋭い感性と探究心が途切れる事がなく物語を紡いでいく、あまりにも素晴らしいパフォーマンスになっています。1960年代から70年代にかけてブルーノートで、エリック・ドルフィー、フレディ・ハバード、ウディ・ショウ、エルヴィン・ジョーンズら、ポスト・バップの重要なミュージシャンを従えて傑作を発表したアンドリュー・ヒル。ヒルはセロニアス・モンクに影響を受けて、自らも最も大事なのは個性だと語るように、一筋縄ではいかない演奏が魅力。まさに「即興音楽の妙」、ヒルのプレイを聴くと即興の意味が即座に理解出来る。稀代のインプロヴァイザーたるポール・ブレイとアンドリュー・ヒルの優れたソロ・ピアノ演奏をこれ以上ない極上高音質で捉えた、ジャズ・ファンに至福の時間をお約束する一期一会の貴重なパフォーマンスを聴き逃すな!!