コージー・パウエル、ニール・マーレイを迎え、英国様式美の極地を体現していた1989年のBLACK SABBATH。その「客録の王」の称号を奪い取る新王者アルバムが独自ルートから発掘です!そんな本作に吹き込まれているのは「1989年9月5日エディンバラ公演」。その超極上オーディエンス録音です。“HEADLESS CROSS Tour”と言えば、当店では絶大な人気を誇る金字塔的ツアー。来日録音も含め、数々の名作でアーカイヴしてきました。まずは各レッグの代表作を交えつつ、ワールド・ツアーの全体像を俯瞰してみましょう。《4月24日『HEADLESS CROSS』発売》・5月31日ー6月14日:北米(11公演)←※HEADLESS IN AGORA他・8月31日ー10月2日:欧州(24公演)←★ココ★・10月14日ー21日:日本(5公演)←※OSAKA 1989 SOUNDBOARD他・11月19日ー12月8日:ロシア(24公演)←※HEADLESS IN RUSSIA これが1989年のBLACK SABBATH。その中でもメイン・レッグだったのが「欧州」レッグ。このレッグこそ名録音を大量に生んでいる名産地であり、本作はその新たな決定盤でもあるのです。ここで日程をさらにフォーカスし、当店コレクションと合わせて詳細に見てみましょう。・8月31日+9月1日(2公演)*9月2日『DEVIL & DAUGHTER(シェフィールド)』・9月3日:ニューカッスル公演*9月5日:エディンバラ公演 ←★本作★*9月6日『DEFINITIVE MANCHESTER 1989』・9月7日ー11日(4公演)*9月14日『SWEDISH CROSS 1989』*9月15日『RUNIC ECHOES(コペンハーゲン)』・9月16日ー22日(5公演)・9月23日『TUNE OF THUNDER(ノイマルクト)』*9月24日『DEFINITIVE VIENNA 1989』・9月25日:ブダペスト公演・9月27日『HEADLESS EUROPEANS(リュブリャナ)』・9月28日ー10月2日(4公演)※注:「*」印は名盤のある日。……と、このようになっています。『DEFINITIVE VIENNA 1989』を筆頭に6作もの名盤がひしめいている。特に本作のエディンバラ公演はサウンドボード・アルバム『DEFINITIVE MANCHESTER 1989』の前日にあたるコンサートでもありました。そんなショウで記録された本作は「No.1オーディエンス」の玉座を奪う新名盤。以前から名録音が知られてきましたが、本作はそれとは異なり、独自ルートで発掘された新マスター。そのサウンドは「まるでサウンドボード」ながら絶妙なエコー感も兼ね備えた奇跡録音なのです。上記コレクションをお持ちの方向けに表現しますと『DEVIL & DAUGHTER』のダイレクト感と『RUNIC ECHOES』の美しさを併せ持った感じ。普段なら「エコー感」はマイナス要素にも思われがちですが、『HEADLESS CROSS』『TYR』時代のBLACK SABBATHにとなれば話は別。スタジオ作品でも絶妙なディレイ処理が独自の冷ややかな気品を生み出していましたが、本作は「あのエコー」を自然なホール鳴りで再現しているわけです。しかも、その案配が史上最高に絶妙! 『RUNIC ECHOES』よりもキリッと美しく、『DEVIL & DAUGHTER』よりもダイナミック。さらに言えば、スポイルされがちなニール・マーレイやジェフ・ニコルズも良く捉えられており、好不調の波があるトニー・マーティンも絶好調。大傑作オーディエンスひしめく“HEADLESS CROSS Tour”でもNo.1を奪い取る新王者ライヴアルバムなのです。王座奪還のサウンドだけでも胸いっぱいですが、本作はさらに強烈なポイントがある。その意味をご説明するためにも、ここでセットを整理してきましょう。トニー・マーティン時代(4曲)・ヘッドレス・クロス:Headless Cross/When Death Calls/Devil & Daughter(★★)・エターナル・アイドル:The Shining(★)クラシックス(10曲)・オジー時代:War Pigs/Black Sabbath(★)/Iron Man/Children Of The Grave(★)/Paranoid・ロニー時代:Neon Knights/Children Of The Sea/Die Young/The Mob Rules(★)/Heaven And Hell ※注:「★」印は直近サウンドボード・アルバム『DEFINITIVE MANCHESTER 1989』で聴けない曲。特に「★★」印はサウンドボードが存在しない曲。……と、このようになっています。もうピンと来ている方も多いと思いますが、本作はレア曲「Devil & Daughter」を演奏している! サウンドボードが存在しない貴重曲であり、シェフィールド録音『DEVIL & DAUGHTER』では惜しいところでビビっていた名曲。それをサウンドボード裸足のNo.1サウンドで楽しめる。この1点だけでも、サバス・コレクションで欠かすことの出来ない絶対の新名盤なのです!サバス全史でも極上オーディエンス競争の苛烈な“HEADLESS CROSS Tour”。その新王者に君臨する衝撃作の誕生です。独自ルートでもたらされた、本作だけの超絶サウンド。「1989年9月5日エディンバラ公演」の超極上オーディエンス録音。独自ルートでもたらされた新マスターで、そのサウンドは「HEADLESS CROSS Tourの新王者」となるもの。「まるでサウンドボード」を地で行くダイレクト感を誇りつつ、同時に絶妙なエコー感も兼ね備えている。このエコー感が『HEADLESS CROSS』『TYR』の世界観にぴったりフィット。『RUNIC ECHOES』よりもキリッと美しく、『DEVIL & DAUGHTER』よりもダイナミックなサウンドで貴重曲「Devil & Daughter」も楽しめる絶対の新名盤です。Edinburgh Playhouse, Edinburgh, Scotland 5th September 1989 TRULY PERFECT SOUND(from Original Masters)★高音質・初登場!!!Disc 1 (41:20) 1. Ave Satani 2. The Gates of Hell 3. Headless Cross 4. Neon Knights 5. Children of the Sea 6. Die Young 7. When Death Calls 8. War Pigs Disc:2 (49:17) 1. The Shining 2. The Mob Rules 3. Black Sabbath 4. Devil & Daughter★ 5. Iron Man 6. Children of the Grave 7. Heaven and Hell 8. Paranoid 9. Heaven And Hell (reprise) Tony Iommi - Guitar Tony Martin - Vocal Cozy Powell - Drums Neil Murray - Bass Geoff Nicholls - Keyboards