2023年全4公演のジャパン・ツアーより、ハイライトと言える2日目の4月30日東京武道館でのライブを、マルチ・ステレオIEMマトリクスにて2時間にわたりコンプリート収録し、さらに当日の映像を収めたDVD付きのコレクターズ・エディションにて。まずCDはメンバーがステージ上で使用していた、複数のモニタリング用非圧縮のマルチ・イヤーモニター・ソースによるライン音源と、デジタル・オーディエンス・マスターをミックスした、同レーベルおなじみのマルチIEMマトリクス・ソースによるもの。そして最新機材を用いたプロユース編集にて、それぞれミックス・バランスの異なる複数のモニター・ソースに、絶妙のオーディンス・ソースを配合ステレオ・ミックスすることで、各パートの細部までカンペキに分離され、当日の模様をサウンドボード・レベルで再現。さらにデジタル・カメラによる映像は南西スタンドより安定したオーディエンスショットにて収録されており、前列ゆえ障害物もなくクローズ・ショットも多用した安定アングルにてステージ全体を捉えており、サウンドも含めてその臨場感とクリアーさは断片的にyoutube等で公開されている映像とは別次元のクオリティーにて。そして前年の「DOWNLOAD JAPAN」とは違い今回単独での「TOP OF THE WORLD Tour」からのフル・ライブということで、『ア・ヴュー・フロム・ザ・トップ・オブ・ザ・ワールド』からのセレクトも、オープニングの「The Alien」以外は総入れ替えされており、また過去の代表ナンバーにしても8年ぶりに復活した「Caught In A Web」に加えて『SIX DEGREES OF INNER TURBULENCE』からの3連発は驚きで、「Solitary Shell」からアルバムと同様に「About To Crash (reprise)」「Losing Time/Grand Finale」へと畳みかけていく流れなどは2000年代以降久しぶり。なお初日LINE CUBE SHIBUYAとセット構成は全く同じながら、武道館ということもあり、そのパフォーマンスは圧倒的で、やはりDTは単独来日ライブこそ本領発揮であることを痛感させられる来日限定メモリアル・アイテム。Live at Budokan, Tokyo, Japan 30th April 2023 : ORIGINAL MASTER : EX-Audience Source + IEM Source = Matrix Recording Disc 1 : 01. Intro 02. The Alien 03. 6:00 04. Sleeping Giant 05. Bridges in the Sky 06. Caught in a Web 07. Answering the Call 08. Solitary Shell 09. About to Crash (Reprise) 10. Losing Time / Grand Finale Disc 2 : 01. Pull Me Under 02. A View From the Top of the World –encore- 03. The Count of Tuscany DVD : 01. Intro 02. The Alien 03. 6:00 04. Sleeping Giant 05. Bridges in the Sky 06. Caught in a Web 07. Answering the Call 08. Solitary Shell 09. About to Crash (Reprise) 10. Losing Time / Grand Finale 11. Pull Me Under 12. A View From the Top of the World –encore- 13. The Count of Tuscany James LaBrie – Vocals / John Petrucci – Guitar / John Myung – Bass / Jordan Rudess – Keyboards / Mike Mangini - Drums