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Simon & Garfunkel サイモン・アンド・ガーファンクル/Osaka,Japan 5.8.1982 Complete Soundboard

サイモン&ガーファンクル再結成からの来日が実現した2009年というタイミングで流出して世界中のマニアをアッと言わせた1982年の大阪球場2日目のサウンドボード録音を収録した名盤『EASTBOUND』。あまりに絶妙なタイミングで登場した来日公演のサウンドボードということから大ベストセラーを記録かつ市場から姿を消して久しい名盤中の名盤でした。ポールはソロの来日公演を、アートはプライベートでの来日を既に1970年代に済ませていた二人でしたが、リアタイS&Gとしての来日が叶わなかっただけに、セントラルパークで再結成からの来日実現は社会現象に近い盛り上がりを見せたのです。そこに加えて録音機材のコンパクト化&スペック向上というタイミングが合わさって音質の秀でたオーディエンス録音に恵まれたのも82年来日公演の特徴で、それ故に多くのオーディエンス・アルバムがリリースされています。それだけに来日公演から25年以上の歳月を経て突如として現れた大阪スタヂアムのサウンドボードは日本だけでなく世界中のマニアを驚愕させたものでした。そもそも82年のワールドツアー自体サウンドボードの存在が希少なだけになおさら。もっともPAアウトのサウンドボード録音のカセットが元となっており、この手の録音の宿命である臨場感の低さはいかんともしがたく、またスティーブ・ガッドのような名手を中心としたバンド演奏のダイナミズムもあまり感じられない状態であったのは事実。その代わりS&Gの歌声が実にクリアーに捉えられており、彼らの美しいハーモニーが無加工のままに脳みそへ流し込んでくれる生々しさがPAサウンドボードの面目躍如であり、それが『EASTBOUND』人気の秘密でした。あれから15年近い歳月が経過し、現在であれば単なる品切れタイトルの再発に留まらない新たなアッパー版のリリースは可能。そこで今回の再リリースに際して音源のオーバーホールを担当してくれたのが「GRAF ZEPPELIN」。サウンドボード・パートの丁寧な調整はもちろん、未収録部分の補填に関しても『AT OSAKA STADIUM』の元音源に遡っての編集をやり直し。あの『EASTBOUND』以上になめらかな補填を実現。それは「El Condor Pasa」の終盤を一聴しただけでも違いが一目瞭然。それに何と言ってもサウンドボード・パートの安定感がマシマシ。現在に至るまで希少な「来日公演のサウンドボード」どころか「82年ツアーのサウンドボード」として価値の揺るがない定番音源を2023年に相応しい形で生まれ変わらせたのです。いくら臨場感が希薄とはいえ、先のオーディエンス補填パートで何かと手拍子が気になるのに対し、そうした音に一切邪魔されることなく二人の歌声が聞き込めるPAサウンドボードは無敵。そして1982年当時はS&Gのクラシックと二人それぞれの最新曲を織り交ぜた構成といった感がありましたが、時の流れによって彼らのソロ・ナンバーもクラシックと化した今、なんと豪華な選曲なのかと思い知らされるばかり。おまけにポールの「Me And Julio Down By The School Yard」をアートも一緒に歌う光景はこのツアーでしかみられないもの(1993年の再結成時の演奏ではアートが加わらず)。こうした貴重な場面をPAサウンドボードならではの生々しさで楽しめるのも絶品。それにガッドを中心としたミュージシャンによる1980年代前半テイスト漂う職人バンドサウンドも「My Little Town」以降になるとPAサウンドボードのバランスが向上し、彼らが本領発揮ともいえる洗練されたサウンドの冴えも伝わってくる。とはいえ音の広がりが乏しい状態ですので、リスニングの際にはヘッドフォンよりスピーカーから鳴らした方が圧倒的に楽しめるかと。何よりこの時期のS&Gを捉えた数少ないサウンドボードとして新時代の定番と化していた大阪スタヂアム二日めが満を持しての再登場。しかも「GRAF ZEPPELIN」リマスターによってさらに聞きやすくなりました。歌声こそ命である二人のステージを生々しいまでに捉えてくれた名サウンドボード、しかも懐かしき1982年来日公演の記録を心ゆくまでお楽しみください!★SBは音量、位相、帯域を調整 ★Aud補填も改めてやり直しました Live at Osaka Stadium, Osaka, Japan 8th May 1982 STEREO SBD(UPGRADE) Disc 1 (53:10) 01. Introduction 02. Mrs. Robinson 03. Homeward Bound 04. America 05. Me And Julio Down By The School Yard 06. Scarborough Fair 07. My Little Town 08. Wake Up Little Susie 09. Still Crazy After All These Years 10. Bright Eyes 11. Late In The Evening 12. Slip Slidin' Away 13. El Condor Pasa ★2:44以降 Audで補填 14. 50 Ways To Leave Your Lover ★0:00-0:04 Audで補填 Disc 2 (51:40) 01. American Tune 02. The Late Great Johnny Ace 03. Kodachrome/Maybellene 04. Bridge Over Troubled Water 05. The Boxer 06. Old Friends/Bookends Theme 07. The 59th Street Bridge Song (Feelin' Groovy) 08. The Sound Of Silence 09. Late In The Evening ★2:59以降 Audで補填 10. Member Introduction ★丸ごとAud 11. The Boxer ★丸ごとAud Paul Simon - Vocal, Guitar Art Garfunkel - Vocal John Eckert - Trumpet John Gatchell - Trumpet Gerry Niewood - Saxophone Fred Lipsius - Saxophone George Wadenius - Guitar Pete Carr - Guitar Richard Tee - Keyboards Ed Walsh - Synthesizer Wayne Pedzwater - Bass Steve Gadd - Drums STEREO SOUNDBOARD RECORDING

Simon & Garfunkel サイモン・アンド・ガーファンクル/Osaka,Japan 5.8.1982 Complete Soundboard

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