75年11月のデトロイト、メイソニック・オーディトリアム公演を高音質サウンドボードにて収録。。75年に入っても精力的に活動を続けるコブハム・バンドは、相変わらずのブレッカー・ブラザーズに、ギターがアバークロンビーからジョン・スコフィールドに代わり、フランク・ザッパ&ザ・マザーズのウォルト・フォウラーのトロンボーンも加わりアメリカン・ツアーを行う。ツアーも終盤になり、セット・リストもクロスウインズなど大幅に変更され、この時期の充実度を物語っています。今考えても、これだけの役者の揃ったメンバーで、これだけ長期に渡っての活動も奇跡的ですが、このメンバーだから可能な、変拍子を多用した複雑なアンサンブルをビシバシ決めまくるサウンドは爽快そのもの。スカっとしたい貴方にオススメします!ランディとマイケルのブレッカー・ブラザーズ結成への軌跡がここに!この後、コブハムはフランク・ザッパ&ザ・マザーズを脱退したジョージ・デュークとウエザー・リポートを脱退したアルフォンソ・ジョンソンにジョン・スコフィールドと共に、スーパー・グループ、コブハム/デューク・バンドを結成。