1976年「Rock And Roll Heart」リリース時のUSツアーより10月29日ボストンでのライブを、FMオンエアー・ソースからのマスター・クオリティー、サウンドボードにて収録。不遇のアリスタ時代であり、一連のアルバム評価もイマイチ高くないものの、前年までのハード&ドラマチック路線からシフト・チェンジしたサウンドは、本ツアー中にドン・チェリーとの競演などもあったためか、かなりジャズ色の強いものに。よって全体的なバンド・アンサンブルもルーのキャリアの中でも最もジャズ/フュージョン的で、また同アルバムからこの後は全くライブでプレイされていない曲を含むセットリストもレアな中、その他の定番チューンもかなりフリー・ジャズ的にアレンジされており、特に延々フリーキーな”Kicks”や、サックス・ブローが炸裂するラストのVU”Heroin”などは、この時の演奏でしか味わえないカオスの極地。そしてルーはもちろんのこと、メンバーの張り切り具合もかなりのもので終始ハイテンションなヴォルテージではかなりのもの。Live at Boston Orpheum, Chicago, USA 29th October 1976 : soundboard recording DISC 1 : 01. A Sheltered Life / 02. The Kids / 03. Claim To Fame / 04. Vicious Circle / 05. Walk On The Wild Side / 06. Coney Island Baby / 07. Rock And Roll Heart / 08. Charley's Girl / 09. Kill Your Sons DISC 2 : 01. Satellite Of Love / 02. How Do You Think It Feels / 03. You Wear It So Well / 04. Temporary Thing / 05. Ladies Pay / 06. Heroin Lou Reed (vocals, guitar) Michael Fonfara (keyboards) Bruce Yaw (bass) Marty Fogel (sax) & Michael Suchorsky (drums)