クラプトン最新ヨーロッパツアー、リヨン公演の極上オーディエンスマスター入手!5月~6月に亘り実施され、成功裏に終了したエリック・クラプトンの2024年最新ヨーロッパツアー。ほとんどの公演において、驚異の良好オリジナルマスターからの超速リリースを実現してまいりました。お客様からは、最新ツアーの音源の数々を、良好な音質でこんなに早く聴けて嬉しいとのお声をいただいておりますが、このたびツアー終盤(最終から2公演目)の5月29日フランス、リヨン公演のオリジナルマスターも入手しました!しかもこの日のステージを良好なクオリティで完全収録したオーディエンスショット映像を収録したDVDもお付けした、この日のコンプリートセットです。本マスターの音質も、同時リリースの「Lucca Summer Festival 2024: Definitive」と同様の極上レベルのステレオ録音です。ドラムサウンドが大迫力で収録されているのはもちろんのこと、楽音全体が粒立っており、クラプトンのギタープレイ、ボーカルもくっきり捉えられている極上レベルですので、安心して聴き込んでいただけます。付属のDVDは、アングルは1万人余収容のこのアリーナの、3階スタンド席、ステージに向かってやや左の角度からで、ステージ全景を見下ろしながら、ステージ上に設置された4枚の縦長スクリーンもすべてフレームに入れるという固定アングルで撮影されています。そのため、ステージの様子とスクリーンにフィーチュアされるクラプトンやメンバーのアップショットが同時に楽しめ、ステージの進行がとてもよく分かる内容となっています。しかもHD仕様のカメラを使用したため、遠い距離からのズーム撮影にもかかわらず、ピントはボケておらず、観やすいクオリティです。音声の方も非常に良好なステレオ・オーディエンス録音で収録されており、席の遠さを感じさせるような音質の悪さはまったくありません。冒頭には制作者による独自のイントロダクションが付加されており、まるでオープニングがLaylaだったかのような衝撃を楽しむことができます。オープニングのBlue Dustの序盤で1ヶ所だけ僅かな音跳びがありますが、以降はまったく問題はありません。クラプトンのルックスは、グレーのシャツにグレーのジャケット、ブルージーンズという姿。昨年12月にガザ支援のチャリティコンサートとして行なわれた「SAVE A CHILD Concert (For GAZA Children) 」(当店でも映像をDVDでリリース済み)で使用したパレスチナの国旗カラーにペイントされたストラトを弾いています。今回のクラプトンのヨーロッパツアーは下記の日程で行なわれました(公演地の後に記しているのは、最速リリースのタイトルです。斜字タイトルはリリースの新作です)。5月9日 Utilita Arena, Newcastle, U.K.5月11日 M & S Bank Arena, Liverpool, U.K. ←「 Liverpool 2024」5月13日 Resorts World Arena, Birmingham, U.K. 5月16日 3Arena, Dublin, Ireland5月18日 Co-op Live, Manchester, U.K. ← 「Manchester 2024」5月20日 Royal Albert Hall, London, U.K. ← 「Royal Albert Hall 2024 1st & 2nd Nights」,「Royal Albert Hall 2024 1st Night(DVD)」5月21日 Royal Albert Hall, London, U.K. ← 「Royal Albert Hall 2024 1st & 2nd Nights」5月23日 Royal Albert Hall, London, U.K. ← 「Royal Albert Hall 2024 3rd & 4th Nights」,「Royal Albert Hall 2024 3rd Night:The Video」5月24日 Royal Albert Hall, London, U.K. ← 「Royal Albert Hall 2024 3rd & 4th Nights」5月26日 Accor Arena, Paris, France ← 「Paris 2024(4CDR + DVD)」5月27日 Accor Arena, Paris, France ← 「Paris 2024(4CDR + DVD)」5月29日 LDLC Arena, Lyon, France ← 「Lyon 2024(2CDR + DVD)」5月31日 Festival De Nimes, Nimes, France ← 「Nimes 2024: The Video」6月2日 Mura Storiche, Lucca, Italy ← 「Lucca Summer Festival 2024」, 「Lucca Summer Festival 2024: Definitive」こうしてご覧いただくと、当店がほとんどの公演の音源や映像を最速リリースしていることがお分かりいただけるでしょう。ここに今週、リヨン公演とルッカ公演の決定版が加わるわけです。このツアーは、セットリストが昨年ツアーとは大幅に変更されたことが魅力で、書き下ろしたばかりの新曲からレア度の高いナンバーがいくつもセットインしていました。それだけにマニアの方もファンの方も早く聴きたかったであろうことは間違いなく、当店の最速リリースを喜んでいただけているのも嬉しい限りです。近年はあまりセットリストをいじらないクラプトンにしては、劇的な変化と言える内容でした。バンドメンバーは、キーボードがポール・キャラックに代わり、クラプトンバンドではお馴染みの一人であるティム・カーモンにチェンジしただけで、他は昨年ツアー時と変わっていません。そのため、アンコールナンバーが、近年キャラックをフィーチャーしていたHigh Time We Wentからようやく変わりました!盤石の演奏を展開する、信頼のおける実力派のメンバーに囲まれたクラプトンは、サプライズを含み、とても充実したパフォーマンスを披露しています。このリヨン公演では、この日だけのセットリストとなっていましたので、改めて楽しめる内容となっています。是非聴いてみてください。前回ツアーとは異なり、しかもこの日だけの意外なセットリストが魅力!改めてこのステージのセットリストの聴きどころを挙げますと、オープニングがまず驚き。Blue Dustと題されたこのインスト曲、昨年逝去したジェフ・ベックに捧げ、同年4月の日本公演で初めて披露したBlue Rainbowのバリエーションでした!まだ公式レコーディングさえしていない新曲のバリエーションに早くも取り組んでいたとは・・・。これだけでもクラプトンの旺盛なクリエイティヴィティが窺えます。アコースティックセットに移っては、2005年のアルバム「BACK HOME」からのタイトルナンバー、Back Homeがプレイされています。この曲も2006年ツアーで序盤の数公演のみプレイしただけだった超レア曲でした。ここには家を失ったガザの人たちへの想いも込められているのでしょうか。そして驚くべきことに、このアコースティックセットでは何と78年リリースの「BACKLESS」収録のオリジナル曲Golden Ringをプレイしています。これはコロナ禍中の2021年にイギリスの古城でスタジオライブ録音された企画盤「The Lady In The Balcony: Lockdown Sessions」に収録されたナンバーでした。恐らくそこでのアコースティックアレンジが気に入り、本公演で披露したものと思われます。オーディエンスを前にしたコンサートライブでプレイしたのは、78年ツアー以来46年ぶりのことです。これはこの日の目玉の一つと言えるもので、ボーナスDVDRで演奏シーンが観れるだけでも貴重です。エレクトリックセットに戻っての1発目は、パワフルなドミノスナンバー、Got to Get Better in a Little While。先述の「SAVE A CHILD Concert (For GAZA Children) 」でも久々に取り上げ、クラプトンも久しぶりに躍動感溢れるプレイを楽しめたことから、セットインさせたものと考えられます。ここでもソニー・エモリーの卓越したスティックさばきは素晴らしいです。DVDRでは、中盤のエモリーのドラムソロにノリノリで身を委ねるクラプトンの姿がスクリーンに映し出されるのも一興です。そしてこの後には、このツアーでは初のパターンとなるブルース、That's Alrightがプレイされています。この曲はツアー2公演目のリバプールではアンコールで演奏されたパターンでした。さすがにもうサプライズはないかと思っていたところ、特別演出としてCocaineの前にプロローグとしてライル・メイズ作の Close To Homeという曲がネイザン・イーストによってプレイされています。そして最後の最後でまだサプライズはありました。アンコールでは、クラプトンのお気に入りのブルースBefore You Accuse Meがプレイされています。こうしてみると、ステージ後半はロマンティックなナンバーを排し、オールドブルースでがっちり固めた感のある、「ブルースデイ」とも言える珍しいセットリストでした。このリヨン公演においても、クラプトンというアーティストが、いろいろな事、いろいろな人を想って今ツアーのセットリストを組んだことがお分かりいただけるでしょう。もちろん根底にはこうした曲をプレイしたい、という気持ちが一番あるのは当然ですが、そこに自らの想いを込めて披露したいと考えていたように思えます。失った親友、戦争の絶えない世界、憧れのブルースマン、これまでのキャリア。様々な想いがクラプトンの胸に去来した結果としてのこのセットリスト、この充実のライブパフォーマンスです。Wonderful Tonight とLaylaをプレイしなかったツアーというのも珍しいものでした。どこよりも早く、極上音質でお届けするリヨン公演をオーディオと映像でお楽しみいただければと思います。LDLC Arena, Decines-Charpieu, France 29th May 2024 ULTIMATE SOUND(from Original Masters) Disc:1 (41:11) 1. Blue Dust 2. Key to the Highway 3. I'm Your Hoochie Coochie Man 4. Badge 5. Prayer of a Child 6. Back Home 7. Nobody Knows You When You're Down and Out 8. Golden Ring 9. Tears in Heaven Disc:2 (50:07) 1. Got to Get Better in a Little While 2. That's All Right 3. Cross Road Blues 4. Little Queen of Spades 5. Cocaine 6. Before You Accuse Me DVD 1. Introduction 2. Blue Dust 3. Key To The Highway 4. Hoochie Coochie Man 5. Badge 6. Prayer Of A Child 7. Back Home 8. Nobody Knows You When You're Down And Out 9. Golden Ring 10. Tears In Heaven 11.Got To Get Better In A Little While 12. That's Alright 13. Crossroads 14. Little Queen Of Spades 15. Close To Home 16. Cocaine 17. Before You Accuse Me COLOUR NTSC Approx.94min. Eric Clapton - guitar / vocals Doyle Bramhall II - guitar / vocals Chris Stainton - piano / keyboards Tim Carmon - Hammond / keyboards Nathan East - bass / vocals Sonny Emory - drums Katie Kissoon - backing vocals Sharon White - backing vocals