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Blackmore's Night ブラックモアズ・ナイト/CT,USA 2024 Complete

12枚目のスタジオ新作も製作中で、ライヴ活動も増えてきたBLACKMORE'S NIGHT。その最新ステージをフル体験できるライヴアルバムが到着です。そんな本作に吹き込まれているのは「2024年6月23日ノーウォーク公演」。その一部始終を伝える極上オーディエンス録音です。2019年まではRAINBOWと平行していたBLACKMORE'S NIGHTですが、新型コロナ・パンデミックを境に急速に活動が縮小。ところが、今年はアルバム製作のニュースが届くと共に、ライヴ活動もにわかに活気づいてきました。良い機会でもありますので、そんな近年の活動状況をちょっと長めに俯瞰してみましょう。2020年・3月28日+4月9『MINSTREL HALL 2020』2021年・11月17日:リンデンハースト公演 2022年・5月19日+20日:北米#1(2公演)・10月28日ー11月11日:北米#2(3公演)2023年・10月27日ー11月5日:北米#3(3公演)2024年・6月22日ー7月6日:北米#4(6公演)←★ココ★これが2020年以降のBLACKMORE'S NIGHT。レポートしたのはパンデミック中の自宅ライヴ『MINSTREL HALL 2020』が最後。その後は年に数回程度のステージがチラホラあるくらいで、半リタイアかと思うような状況が続いていました。今年もまだ多くはありませんが、久しぶりに移動とステージを繰り返す「ツアー形式」が帰ってきました。本作のノーウォーク公演はその「北米#4」序盤にあたる2公演目のコンサートでした。そんな現場を真空パックした本作は、端正にして淡麗な美録音。クリアに透き通った空気感を鮮やかな芯が真っ直ぐに貫き、細やかなディテールを伴って耳元に届く。ギターは元よりタンバリンやヴァイオリン、多彩なパーカッション類も一粒一粒が鮮明に描かれ、1音1音が複雑に重なり合いこそすれ、決して混じり合わない。特に驚きなのが重低音。オーディエンス録音ではスポイルされてスカスカになるか、あるいは逆に過剰入力で割れてしまいがちなのですが、本作は打音ピークもキレイに捉えつつ、そこからオーラのように立ち上るヴァイヴまで克明に感じられる。これは決して重低音が突き出したバランスという意味ではありません。むしろ、アコースティックなアンサンブルに相応しく低音は前に出てこないのですが、アンサンブルのスキマを縫うように耳元に届くのです。そして、極めつけなのがホール鳴り。ヘッドフォンで耳を澄ますとうっすら感じられるほどささやかではあるのですが、これが絶大な効果を生んでいる。アコースティックの細い芯に得も言われぬ艶と厚みを与えており、メロディにダイナミズムを宿らせ、ハーモニーに降り注ぎ感を加えているのです。特にアンプラグド物は芯丸出しのサウンドボードより会場で聴く方が美しく感動的に感じられるものですが、本作はそんな「現場の美」をものの見事に捉えているのです。そんな絶世の美音で描かれるのは、デビューから27年の月日を濃縮したようなフルショウ。最後に、そのセット内容も確認しておきましょう。2004年以前(7曲+α)・アンダー・ア・ヴァイオレット・ムーン:Under A Violet Moon/Durch Den Wald Zum Bach Haus/Wind In The Willows・ファイアーズ・アット・ミッドナイト:Home Again/Midwinter's Night (Dandelion Wine)・その他:Soldier Of Fortune/Renaissance Faire 2004年以降(8曲)・ヴィレッジ・ランターン:World Of Stone/Village Lanterne・シークレット・ヴォヤージュ:Locked Within A Crystal Ball/Gilded Cage・オータム・スカイ:Darkness/Dance Of Darkness・その他:The Temple of The King/Allan Yn N Fan……と、このようになっています。BLACKMORE'S NIGHTの活動に明確な区切りはありませんが、本稿では最後の来日公演があった「2004年」で切り分けてみました。全アルバム満遍なくとは行きませんが、1つの時代の拘ることなく幅広くセレクトされたベスト選曲なのがご理解いただけるでしょう。また、一方で4年前の前回レポート『MINSTREL HALL 2020』と被っているのは「Dandelion Wine」「Soldier Of Fortune」「Gilded Cage」だけ。リッチーは有名な定番曲を重点的に演奏するイメージがありますが、それはハードロックに限った事なのかも知れません。そして、そのリッチーのギターが素晴らしい。遊ぶように舞うフレーズはいかにもなリッチー節が顔を覗かせ、ミストーンもほとんどなく、独得なタイム感も絶妙。そのギターに寄り添うようなキャンディスの歌声も美しい。53歳となった歌声は単に上達しただけでなく、妖艶な色気や力強いダイナミズムを発散し、包容力の中にも凛とした気品まで宿る。現在、BLACKMORE'S NIGHTの新作と並行して③『枚目のソロアルバムも製作しているそうですが、もはやかつての可憐なだけの姿はなく、キャリア豊かな女性シンガーになのです。今年中には傘寿を迎えるリッチー・ブラックモア。再びハードロックの世界に戻ってくるとは考えづらいものがありますが、アコギでは今なお衰えを知らぬ美音を紡いでくれる。そして、彼一流の独得な音楽観は今なおBLACKMORE'S NIGHTの中にくっきりと息づいているのです。本作は、そんな「2024年のリッチー」を美音で味わえる最新ライヴアルバム。「2024年6月23日ノーウォーク公演」の極上オーディエンス録音。クリアに透き通った空気感を鮮やかな芯が真っ直ぐに貫き、細やかなディテールを伴って耳元に届く。ギターは元よりタンバリンやヴァイオリン、多彩なパーカッション類も一粒一粒が鮮明に描かれ、1音1音が複雑に重なり合いこそすれ、決して混じり合わない。そんな端麗サウンドで久しぶりに行われた最新ツアーをフル体験できます。District Music Hall, Norwalk, CT, USA 23rd June 2024 ULTIMATE SOUND Disc 1 (60:13) 1. Intro 2. Locked Within A Crystal Ball 3. MC 4. Darkness 5. Dance Of Darkness 6. Under A Violet Moon 7. The Temple of The King ★ 8. Soldier Of Fortune ★ 9. MC 10. Durch Den Wald Zum Bach Haus 11. Band Introductions 12. Gilded Cage 13. Allan Yn N Fan Disc 2(46:47) 1. MC 2. World Of Stone 3. Renaissance Faire 4. Home Again 5. MC 6. The Village Lanterne 7. Midwinter's Night / Dandelion Wine 8. The Wind In The Willows (Alan Bell) Ritchie Blackmore - acoustic and electric guitar, mandolin Candice Night - vocals, tambourine, woodwinds Bard David of Larchmont (David Baranowski) - keyboards, backing vocals Scarlet Fiddler (Claire Smith) - violin Earl Grey of Chimay (Mike Clemente) - bass, mandolin, rhythm guitar Troubadour of Aberdeen (David Keith) - drums, percussion Jessie Haynes - guitars, recorder, backing vocals

Blackmore's Night ブラックモアズ・ナイト/CT,USA 2024 Complete

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