ジャズ・フュージョン界を代表するサックス奏者でクワイエット・ストームを推進させ、スムース・ジャズの礎を作った人物として大変人気のあるグローバー・ワシントン・ジュニアが1999年、ロサンジェルスのハリウッド・ボウルで開催されたプレイボーイ・ジャズ・フェスティバルに出演したライブを放送用音源から収録したファンの方には外せないタイトルです。名盤と言われるアルバム「ソウル・ストラット」リリース後のライブとなり「ソウルフル・ストラット」からはタイトル曲を含め2曲演奏されています。しかしやはりファンが聴きたいのは1982年にグラミー賞のベストジャズフュージョンパフォーマンスを受賞した稀代の名曲「ワインライト」。勿論、本ライブにおいてもイントロが始まると大きな歓声を受けています。バックを担当したメンバーも超一流ミュージシャンばかりで、ドナルド・ロビンソンとアダム・ホルツマンとのダブル・キーボード、ギターにはリチャード・リー・スティーカー、ベースにはジェラルド・ビーズリー、そしてドラムスにはリッチー・モラレという豪華布陣となってます。音質の良い音源が発掘されていない中、今回のリリースは時代を超えて伝えられる名盤と言えます。ライブ・アット・プレイボーイ・ジャズ・フェスティバル、ハリウッド、カリフォルニア 06/12/1999 1.Can You Dig It 2.Take Five(inc) 3.Winelight 4.Soulful Strut 5.Bordertown 6.Blues For DP 7.Headman's Haunt 8.Let It Flow 9.Mister Magic グローバー・ワシントン・ジュニア(sax) アダム・ホルツマン(keyb) ドナルド・ロビンソン(keyb) ジェラルド・ビーズリー(b) リチャード・リー・スティーカー(g) リッチー・モラレス(dr) パブロ・バティスタ(perc)