『THE JOSHUA TREE』が歴史的な大成功を収め、遂に音楽シーンの頂点に登り詰めた1987年のU2。その現場を極上体験できるオリジナル・マスターが新発掘。緊急リリース決定です!そんな本作に吹き込まれているのは「1987年11月26日バトンルージュ公演」。その極上オーディエンス録音です。“THE JOSHUA TREE Tour”と言えば、U2栄光のキャリアでも絶頂中の絶頂。それだけに当店でも幾多の名作でアーカイヴしてきました。まずは、そのコレクションを当時の活動概要と照らしつつ、本作のポジションも探っていきましょう。《3月9日『THE JOSHUA TREE』発売》・4月2日ー5月16日:北米#1(29公演)←※LOS ANGELES 1987・5月27日ー8月8日:欧州(31公演)←※LEEDS 1987他・9月10日ー10月13日:北米#2a(19公演)←※SYRACUSE 1987・10月20日ー12月20日:北米#2b(32公演)←★ココ★ これが“THE JOSHUA TREE Tour”の全体像。ざっくり「北米→欧州→北米」という構成でしたが、秋の北米#2は一週間のオフを挟んでさらに2つに細分できます。公式『U2/魂の叫び』はこのセクションから制作され、さらに当店では定番プロショット『LOS ANGELES NOVEMBER 1987 2ND NIGHT SBD/AUD MATRIX』も人気。日程を更にフォーカスし、それぞれの位置関係を確認してみましょう。「北米#2b」の詳細・1020日ー11月7日(12公演)*11月8日:デンバー公演(公式7曲)*11月11日:サンフランシスコ公演(公式1曲)・11月12日ー17日(4公演)*11月18日『LOS ANGELES NOVEMBER 1987 2ND NIGHT』・11月22日+23日(2公演)*11月24日:フォートワース公演(公式1曲)*11月26日:バトンルージュ公演 ←★本作★・11月28日:マーフリーズボロ公演*11月30日:サン・スタジオ(公式1曲)・12月3日ー12日(6公演)*12月19日:テンペ公演(公式1曲)*12月20日:テンペ公演(公式4曲)……と、このようになっています。公式『U2/魂の叫び』は「北米#2b」の各所から細かく選ばれており、本作のバトンルージュ公演はその合間。『LOS ANGELES NOVEMBER 1987 2ND NIGHT』の約一週間後のショウでもありました。そんなショウは以前から名録音も知られていましたが、本作はそれとは別次元のアップグレード盤。録音自体は同じと思われますが、今回は当店の独自ルートで1stジェネ・マスターを発掘したのです。この独自ルートというのがタダモノではない。全世界震撼の2連作IEMアルバム『COPENHAGEN 2018 1ST NIGHT』『同2ND NIGHT』が大好評を博しましたが、本作も同じルートなのです。そして、そのサウンドこそが圧倒的。従来マスターも「かなり聴きやすい良い録音」という感じでしたが、本作はクリアさもディテールも芯の密度まで格段に向上している。従来版の籠もりやデジタル劣化がサッと拭われ、瑞々しく1音1音がキラキラと輝いているのです。ここまでは従来盤からダビング痕を脳内削除することで想像もできましたが、想定外だったのが芯の密度と突進力の向上。タムやバスドラの音色にオーディエンスらしさは刻まれているものの、ギターやベース、ヴォーカルが力強くグイグイと耳元まで迫ってくる。従来マスターだとこの力強さが完全にスポイルされており、スカスカになっていた。まさか、ここまで間近感たっぷりなダイレクト録音だったとは、まったく想像できていませんでした。そんな生まれ変わりサウンドで描かれるのは、ロックファンなら誰もが望む“THE JOSHUA TREE Tour”の現場体験。セットは前述の定番プロショット『LOS ANGELES NOVEMBER 1987 2ND NIGHT』とも異なりますので、最後に比較しながら整理しておきましょう。ヨシュア・トゥリー(7曲)・Where The Streets Have No Name/Trip Through Your Wires(★)/I Still Haven't Found What I'm Looking For/Exit/In God's Country/Bullet The Blue Sky/Running To Stand Still その他(13曲)・WAR(闘):Sunday Bloody Sunday/New Year's Day/40・?:MLK/The Unforgettable Fire/Bad/Pride (In The Name Of Love)・その他:I Will Follow/Gloria/Silver and Gold(★)/Help!/October/People Get Ready(★)※注:「★」印は定番プロショット『OS ANGELES NOVEMBER 1987 2ND NIGHT』で聴けなかった曲。よく大幅なアップグレード盤を「別モノ級」と評しますが、ここまで見事に化けるのも珍しい。これまで「結構イイ録音」だったのが「実はもの凄い録音だった」に変わったのです。とは言え、まだ大元ではなく1stジェネ。「1987年11月26日バトンルージュ公演」の極上オーディエンス録音。当店の独自ルートから発掘された1stジェネ・マスターで、そのサウンドは別モノ級のアップグレード。従来版とはクリアさも瑞々しさも芯の力強さも段違い。これまでも「なかなか良い録音」という感じでしたが、実は「とんでもない名録音」だと判明しました。演奏音もヴォーカルも耳元に飛び込む破格のダイレクト感で、栄光の“THE JOSHUA TREE Tour”を現場体験できます。LSU Assembly Center, Baton Rouge, LA, USA 26th November 1987 TRULY PERFECT SOUND(from Original Masters) UPGRADE Disc:1 (46:38) 1. Where the Streets Have No Name 2. I Will Follow 3. Trip Through Your Wires 4. I Still Haven't Found What I'm Looking For(with "Exodus" snippet) 5. MLK 6. The Unforgettable Fire 7. Gloria 8. Sunday Bloody Sunday 9. Exit 10. Silver and Gold Disc:2 (46:41) 1. In God's Country 2. Help!(The Beatles cover) 3. Bad 4. October 5. New Year's Day 6. Pride (In the Name of Love) 7. Bullet the Blue Sky 8. Running to Stand Still 9. People Get Ready 10. 40