ビル・エヴァンス・トリオの名ドラマーとして、長年にわたり名サポートを続けてきていたポール・モティアンの、1995年7月8日イタリア、ペルージャで開催された「UMBRIA JAZZ FESTIVAL」に出演した際の模様を、放送用マスターからのサウンドボード音源に、最新デジタル・リマスタリングも施し1時間2分にわたり収録。まずモティアンはエヴァンス亡き後も自身のグループを率いてライブ活動を継続しており、ここでは90年代以降、ブルーノートから数々のリーダー作を発表しているテナー奏者のジョー・ロヴァーノ、異端ジャズ・ギタリストでもあるビル・フリーゼルのECMからアルバム・リリースをしているトリオ・メンバーに、晩年のビル・エヴァンス・トリオのベーシスト、マーク・ジョンソン、名サックス・プレイヤー、リー・コニッツが加わった豪華なクインテットによる編成にて。なおこのメンバーは自身のリーダー・アルバム『ブロードウェイ』シリーズとほぼ同じメンツゆえ、同アルバムからの楽曲がメインで演奏されており、この強力なメンバーでのライブ音源はほとんど流通していないので、そのあたりも要チェック。Recorded at Umbria Jazz Festival, Perugia, Italy, July 8th 1995 : Soundboard Recording / 2025 Remaster 1. THE SONG IS YOU 2. HOW DEEP IS THE OCEAN 3. GOOD MORNING HEARTACHE 4. WEAVER OF DREAMS 5. MY HEART BELONGS TO DADDY 6. BODY AND SOUL 7. ALL THE THINGS YOU ARE 8. WHAT IS THIS THING CALLED LOVE? Paul Motian – drums / Lee Konitz - alto saxophone / Joe Lovano - tenor saxophone / Bill Frisell – guitar / Marc Johnson - bass