現代ジャズ・シーンに於ける最高峰ピアニスト/コンポーザーのティグラン・ハマシアンと最高峰トランペッター/コンポーザーのアンブローズ・アキンムシーレという2人の天才による、全編ワクワクが止まらない創造力溢れる至高のデュオ・サウンドをこれ以上ない極上高音質サウンドボードにて収録した今日のジャズ界の最先端を行く必聴盤が初登場!!本作はノンサッチ・レーベルからの初作「モックルート」以来、ECMからの「Luis I Lush」を挟んで約2年ぶりとなるノンサッチ第2作目となるハマシアン渾身のピアノ・ソロ作2017年「アン・アンシエント・オブザーブ」、その続編で故郷アルメニア、キュムリを冠した2018年「フォー・キュムリ」発表後に行ったコンサートで、ソロ作の流れを汲む、ハマシアン独自のアルメニアの民謡をアレンジした美しいソロ・ピアノ2曲に始まります。そして3曲目からはいよいよアキンムシーレが登場。なんとデュオ最初のナンバーではハマシアンはエレクトロニカを駆使したアンビエントな楽曲を披露。実はハマシアン、こういったアンビエントも得意としているのだ!アキンムシーレは、そのトランペット第一声から、これまでに聴いたことのない存在感溢れる鮮烈な音色に衝撃を受ける。その後ハマシアンはアコースティック・ピアノに戻り、アキンムシーレとの至高のデュオを繰り広げる。ラストでは完全なインプロビゼーションを展開して、この2人の素晴らしい邂逅にエンド。ハマシアンのピアノは聴いていて様々な風景が浮かぶようで、創造的であり、革新的で美しい。アキンムシーレは、ニューヨーク・タイムス誌に掲載された批評「アキンムシーレ、彼はそのキャリアを通して最も親密で魅惑的な音楽を作り続けている。彼のトランペットの音色は、シンプルでありながらも危険なほどの優しさをも感じさせてくれる。」さらにピッチフォーク「不安な世界にいながら、その中でまるで平和を探し求めるような音楽」に端的に示された形容そのまま、ハマシアン同様、創造的であり、革新的で美しい。