ストイックで耽美的なインプロヴィゼーションを主体とする緊張感と美しさに満ちた作品で国内でもマニアから絶対的な信頼を得ているポール・ブレイ。今回リリースされたライブは、1987年にイタリア、ジェノヴァのジャズクラブに出演した模様をFМ放送音源から感動の美音で収録しています。ベースにはゲイリー・ピーコックに代わりフリオ・ディ・キャステリ、そしてドラムスには旧友であるポール・モチアンというトリオとなります。フリオはペトルチアーニのトリオにも参加している実力派ベーシストとなります。1960年代のフリー・ジャズ・ムーブメントに貢献したことで知られ、トリオでの演奏の革新性と影響力の大きさでもファンの多いポール・ブレイのピアノは時代を超えて感動を与えてくれます。ライブ・アット・ヴィラ・インペリアル、ジェノヴァ、イタリア 07/05/1987 1.Turnaround 2.Flame 3.Improvisation 4.Ida Lupino 5.Batterie 6.Diane 7.When Will the Blues Leave? ポール・ブレイ・(p) フリオ・ディ・キャステリ(b) ポール・モチアン(dr)