クラプトンの一つのピーク「ジャーニーマン・ツアー」の未発表完全収録高音質オーディエンスマスターが出現!エリック・クラプトンの90年の「ジャーニーマン・ツアー」と言えば、中盤にアコースティックセットを設けることなく、徹頭徹尾エレクトリックでギンギンにロックしていたステージで、そこでのクラプトンの弾き捲りぶりは長い彼のキャリアでも一つのピークだったと考えられています。さらにロングヘアにジャンニ・ベルサーチのドレススーツを身に纏ったメガネなしのルックスは非常にかっこいいもので、特に人気の高いツアーでした。過去にはBBCで放映された年初1日24日の4ピースバンドの有名なマルチトラックサウンドボード音源(Royal Albert Hall 1990 6th Night Multitrack Master(2CD)としてリリース)や全米ツアー、ファーストレグからの「Costa Messa 1990(2CD)」、「L.A. Forum 1990 Remaster(2CD)」はあるものの、全米ツアー、セカンドレグの優良音源はまったく発掘されないままでした。ところが、突如7月28日の全米ツアー・セカンドレグ、アトランタ公演の素晴らしい完全収録オーディエンスマスターが出現しました。今回入手したのは、当店独自のオリジナルマスターで、近年独自の良質マスターを提供してくれている海外のテーパーからのもので、これまで完全に未公開だったものです。海外アーティストのブートレグ評価サイト「Geetarz」では、海外でのみリリースされたと思われる、私製に近いこの日のCDブートが載っていますが、それの音質評価は「3(まあまあ、イマイチ)」というものですが、本作のマスターはまったく別物。音質評価させたとすれば、「4(良好)」となるであろう、ワンランク以上は確実にアップしたクリアなサウンドなのです。元マスターの音質もなかなかのレベルでしたが、当店ではさらに聴きやすくするためリマスター、音圧調整を行い、グレードアップを図りました。元マスターの時点で、録音開始が遅れたようで、オープニングがカットインになっていますが、当店で他公演の音源で補填することも考えましたが、冒頭から違う公演を挿し込むことは逆にシラける上に、元音源の価値を損ねてしまうと判断し、そのままのリリースと致しました。この欠点があるため、CDRでのリリースとなりますが、音質、パフォーマンスの内容ともに揃った充実の初公開音源です。しかも珍しいセカンドレグを捉えたハイクオリティの貴重音源として、聴いていただく価値のある音源であると断言致します。45歳の弾き捲るクラプトン。セットリストが魅力!それでは1990年の「ジャーニーマン・ツアー」の日程を振り返ってみましょう(「 」は、リリースの高音質タイトル)《1989年11月7日:アルバム「JOURNEYMAN」リリース》・1月14日~2月10日:ロンドン、ロイヤル・アルバート・ホールにて18夜連続公演「18 Nights」を含むイギリス国内ツアー・・・「Royal Albert Hall 1990 6th Night Multitrack Master(2CD)」、「Blues Night(2CDR)」、「Orchestra Night Definitive Edition(2CD)」・2月14日~3月5日:北欧を含むヨーロッパツアー・・・「Essen 1990(2CD)」 ・3月24日~5月5日:アメリカンツアー・ファーストレグ・・・「Costa Messa 1990(2CD)」、「L.A. Forum 1990 Remaster(2CD)」 ・6月6日:ニューヨーク、レキシントンのアーモリーにて、「インターナショナル・ロック・アワード」受賞・・・「International Rock Award 1990 Rehearsal(CD)」・6月30日:イギリス、ネブワースにて行われた「シルバークレフ・アワード・ウィナーズ・コンサート」(通称ネブワース・フェスティバル)に出演・7月21日~9月2日:アメリカンツアー・セカンドレグ←★本作★・9月29日~10月21日:南米ツアー・・・「Santiago 1990 FM Rebroadcast(2CD)」・11月7日~11月29日:オセアニア&東南アジアツアー・12月4日~12月13日:ジャパンツアー・・・「Principle Of God(2CD)」、「Definition Of Legacy(2CD)」、「Terminal Port(2CD)」等 これを見ると、1990年という年が、前年終盤にリリースしたアルバム「JOURNEYMAN」のプロモーションに懸けた一年だったことがお判りいただけるでしょう。打ち込み、シンセサイザーを取り込みながら、オールドブルースも取り上げる。とろけるようなバラードあり、エッジの利いた激しいナンバーもあり、と多彩なアプローチで自ら「モダンな現役アーティスト、エリック・クラプトン」をクリエイトしたアルバムだっただけに、ワールドスケールなツアーでその魅力をファンに知らしめたいと考えたようです。文字通りのワールドツアーに明け暮れた年だったことがお分かりいただけるでしょう。その中にあって、この日はセカンドレグ中盤、ロンドンで「18Nights」を成功させて脂が乗ってきた時期であり、その勢いで全米ツアー、ファーストレグをも成功させ、一つの節目を迎えたタイミングでもありました。クラプトンの気合が入らないわけがありません。オープニングから飛ばし捲っています。各曲のギターソロはもうギンギンの弾き捲りです。セットリストには当時の最新アルバム「JOURNEYMAN」からのナンバーが6曲も組まれており(Pretending 、No Alibis、Running On Faith、Bad Love、Before You Accuse Me、Old Love)、あの名盤収録曲のライブ映えするバージョンを耳にすることができます。そのほかにも、I Shot The Sheriffの後奏は鬼気迫るレベルですし、White Roomのワウワウソロもキレッキレです。ここでは、なぜかLaylaのあの7連フレーズを多用していて、面白いです。また、Bad Loveのチョーキングの凄いこと!そしてサビのコーラスでは、余裕でオリジナルのボーカルラインを崩して歌っています。Old Loveの泣きのプレイもぐっと来ます。こんな風に聴きどころを挙げていくと、枚挙に暇がなくなってしまうくらいです。酷な話ではありますが、今年4月に終了した日本公演でもプレイされた White Room、Old Love、Before You Accuse Me、Badge、Wonderful Tonight、Cocaine、Crossroads、Sunshine Of Your Loveといったナンバーを聴き比べていただくのも一興でしょう。この時クラプトン、45歳、35年前のプレイがどれほどだったか、認識を新たにされるのではないでしょうか。今回の日本公演では聴けなかったエレクトリックバージョンのLaylaも凄いです。「ジャーニーマン・ツアー」では連日このレベルのノリノリパフォーマンスが展開されていたのですね。Cocaineのイントロに繋がるバンドメンバー紹介では、現在のクラプトンバンドのバックコーラスを務めるケイティ・キスーンもいました。この日のSunshine Of Your Loveのソロでは、スタンダードナンバーのBlue Moonの一節から始め、とことんアグレッシヴなフレーズで突っ走っています。いろいろ聴きどころの詰まった興味深いステージです。クラプトンが自ら「世界最高のバンド」と称えた、このツアーのみのサポートミュージシャンたち このツアーをここまでクオリティの高いものにしたのは、実力のあるバンドメンバーに負うところが大きかったと言えます。ベースのネイザン・イースト、キーボードのグレッグ・フィリンゲインズ、ドラムのスティーヴ・フェローン、コーラスのテッサ・ナイルズ&ケイティ・キスーンは86年の「AUGUST」以来の信頼関係にあるメンバーで、クラプトンとの呼吸を知り尽くした人たち。セカンドギターのフィル・パーマーは89年からバンドに加わったセッションマン上がりの実力派のプレイヤーでした。決して「七光り」ではありませんが、キンクスのデイヴィス兄弟の甥に当たる人で、まったくミストーンのない的確で器用なプレイぶりは大いにクラプトンをフォローしていました。クラプトンにスカウトされたきっかけは、86年のイギリスのシンガーソングライター、ポール・ブレイディのアルバムセッションで出会い、88年のプロデューサー兼アーティストのジョン・アストリーのアルバムセッションで再会したことだったようです。キーボードのアラン・クラークは、87年のジャパンツアー時に フィリンゲインズのスケジュールが合わなかった際にクラプトンが親交のあるダイアー・ストレイツのマーク・ノップラーに相談して借り受けた人物でした。ダイアー・ストレイツでもシンセ担当のガイ・フレッチャーとの対比、役割分担をうまくこなしていた彼なので、クラプトンバンドでもフィリンゲインズとのすみ分けは見事です(フィリンゲインズはピアノとシンセ、クラークはオルガンメインです)。そしてここにイギリスでは古参のパーカッショニストであるレイ・クーパー(元エルトン・ジョン・バンド)がいました。Sunshine Of Your Loveの中盤では、フェローンとクーパーによるドラム&パーカッションソロバトルが繰り広げられ、オーディエンスともコール&レスポンスをやっています。最初から最後まで会場は大盛り上がりです。Lakewood Amphitheater, Atlanta, GA. U.S.A. 28th July 1990 PERFECT SOUND(from Original Masters) 初登場・高音質音源!!! Disc:1 (70:51) 1. Pretending 2. No Alibis 3. Running On Faith 4. I Shot The Sheriff 5. White Room 6. Can't Find My Way Home 7. Bad Love 8. Before You Accuse Me 9. Old Love Disc:2 (64:37) 1. Badge 2. Wonderful Tonight 3. Band Introductions 4. Cocaine 5. A Remark You Made 6. Layla 7. Crossroads 8. Sunshine Of Your Love Eric Clapton - guitar, vocals Phil Palmer - guitar Nathan East - bass, vocals Steve Ferrone - drums Greg Phillinganes - keyboards Alan Clark - keyboards Ray Cooper - percussion Katie Kissoon - backing vocals Tessa Niles - backing vocals





























