93年ロイヤル・アルバート・ホール公演初日の初登場高音質マスター!エリック・クラプトンの未公開オリジナル・マスター音源がラインナップです!マスターは、良質なオリジナルマスターを提供してくれている海外のテーパーによるもので、1993年2月20日、初めてクラプトンがブルースカバーのみをステージ演奏したロイヤル・アルバート・ホール12日連続公演の初日を良好なステレオ・オーディエンス録音で完全収録したものです。この音源自体は、ブートレグの評価サイト「Geetarz」にて「RAH 1993 First Performance」(音質評価4:良好)として紹介されているタイトルと同じものですが、これの大元マスターと思われるものにつき、音質はさらにアップしています(当店でさらに聴きやすくピッチ修正やマスタリングを行っています)。しかしながら大元マスターがカセットテープであったこと(それ特有の経年劣化によるテープヨレがあったり、テープチェンジ箇所があります)リリースタイトルとして、最終日の3月1日の極上マスターから「ROYAL ALBERT HALL 1993 Final Night」をリリースしておりますが、それにも迫る高音質の上に、何と最終日とはセットリストが違っているという「旨味」もありますので、是非ご鑑賞いただければと思います。この連続公演は、同年1月に行われた、クリームの「ロックの殿堂」入りの受賞記念演奏に続いて、この年初めての単独ライブとなっていました。その最初のライブで、クラプトンはこれまでになかった画期的な企画を打ち出したのです。それは、全セットをオールドブルースで構成するというものでした。前年の「アンプラグド」を経て、自身のキャリアと人生を内省的に顧みるという作業を行ったクラプトンは、原点に帰るという結論に達したのです。この公演は、その後のアルバム「From The Cradle」レコーディングのきっかけとなったという意味で、非常に貴重で重要な意味を持っていました。この連続公演でクラプトンは、「From The Cradle」に収録するブルースナンバーの候補を決めようと考えていたのです。従って、ここで聴くことのできるナンバーは、昔から彼がカバーしたかったと考えていたという意味のみならず、バンドで演奏して、しっくりくるかどうかを見極める意味も含んでいました。そのため、後の「ナッシン・バット・ザ・ブルース・ツアー」では取り上げられなかったレアなブルースがセットインしています。Alabama Women、Chicago Breakdown、 Long Distance Call、Blow Wind Blow、Blues With A Feeling 、Key To The Highway、Tell Me Mama、Juke、Comin' Home、Meet Me In The Bottom、It's My Life、 All Your Love、Further On Up The Roadといったナンバーは、94年~95年に実施された「Nothin’ But The Blues」ツアーではセットに組まれなかったため、ここでしか聴けないブルースカバーとなっています。「ROYAL ALBERT HALL 1993 Final Night」でプレイしなかったナンバーは、 Blues With A FeelingとFurther On Up The Roadです。前者はリトル・ウォルターのナンバーだけに、ジェリー・ポートノイのハーモニカをフィーチャーしており、ここでのクラプトンは、ポートノイをサポートするようなプレイに徹しています。後者は70~80年代にはお馴染みのナンバーでしたが、通常プレイするキーは「G」なのですが、ここでは珍しく「E」で演奏されている上に、曲構成とアレンジがそれまでのバージョンとは大きく異なっています。テンポをミディアムに落とし、イントロと終盤にはリズムをシンコペーションに変化させるという、この時だけのアレンジとなっていますので、どうぞご注目ください。さらには、Hear Me Callingは、クラプトン作のオリジナルブルースでした。この曲はその後スタジオレコーディングされることはないまま今日に至っていますので、非常に貴重なライブバージョンとなっています。興味深いのは、既に後の「Nothin’ But The Blues」ツアーのように、シッティングにおけるアコースティックなナンバーから始めて、スタンディングにおけるエレクトリックなナンバーに移行していき、徐々に熱を帯びていって終盤には凄まじいプレイを畳みかけるという構成になっていたことです。It's My Lifeあたりからのプレイには鬼気迫るテンションが感じられ、特にLet Me Love You Babyでのプレイは凄まじいものがあります。まさにクラプトンの真骨頂が詰まっています。こうしたことから、この連続公演はアルバム「FROM THE CRADLE」への選曲のみならず、その後のツアーの構想もクラプトンの頭の中にはあったのかもしれません。そういう意味でも貴重ですが、バンド・パーソネルもこの時だけのもので、リトル・フィートのドラマー、リッチー・ヘイワードを起用しているのは、この年終盤の日本公演と同じですが、ベースにはこの連続公演限定で、何とドナルド・ダック・ダンを85年から8年ぶりにメンフィスから呼び寄せていたのです。そして白人ながらディープなハーピスト、ジェリー・ポートノイもこの時期から起用していました。この面子でのステージは、スポット的意味合いをいろいろ含んだ興味深いものだったと言っていいでしょう。リズム・セクションをアメリカ人で固めた意図は、クラプトンの目指すブルースと無関係ではなかったはずです。そしてAin't Nobody's Businessが既にこの時点でレギュラーセットのフィナーレに設定されていたことにもご注目ください。この曲のスタジオバージョンは存在しませんが、ラストナンバーに持ってきたことを考えると、クラプトンの特別なこだわりがあったのでしょう。プレイクオリティも後の「Nothin’ But The Blues」ツアーと同様、素晴らしいものです。初リリースとなるオリジナル・マスター収録の本作でクラプトンのブルースをご堪能ください。「ナッシン・バット・ザ・ブルース・ツアー」とはまた違った趣きがあります。ダイナミックドラマー、リッチー・ヘイワード参加の唯一のツアーこの連続公演でドラムを務めたのは、リトル・フィートの故リッチー・ヘイワード(2010年死去)でした。クラプトンのキャリア上で彼がツアーのサポートドラマーを務めたのは、このRAH公演とジャパンツアーだけでした。クラプトンが彼をスカウトしたのは、88年と92年の二度、クラプトンがリトル・フィートのコンサートに飛入りして共演した実績があったからだと思われます。彼のダイナミックなドラミングを聴いて、惹かれたのでしょう。本作では、特にエレクトリックブルースにおけるパワフルなプレイを聴くことができます。特にHear Me Callingでの凄まじいプレイは堪りません。ここでしか聴けない彼のプレイに酔いしれながら、偉大なるドラマーを追悼いただきたいと思います。アコースティックブルースあり、エレクトリックブルースあり、メジャーブルースあり、マイナーブルースあり。言わばクラプトンのこの時点でプレイしたかったブルースの魅力がすべて詰まったステージ。初登場となる高音質の本作で、是非バラエティに富んだステージをお楽しみください。この日のFurther On Up The Roadのアレンジに注目!通常キーは「G」なのですが「E」で演奏されています。テンポをミディアムに落とし、イントロと終盤にはリズムをシンコペーションに変化させるという、この時だけのアレンジとなっています。超貴重!初めて聴くアレンジです。Royal Albert Hall, London, UK 20th February 1993 PERFECT SOUND(from Original Masters) Disc:1 (62:38) 1. Intro 2. How Long 3. Alabama Woman 4. Terraplane Blues 5. From Four Until Late 6. Kidman Blues 7. County Jail 8. 32-20 9. Chicago Breakdown 10. Hey Hey Hey 11. Walking Blues 12. Long Distance Call 13. Blow Wind Blow 14. Blues With A Feeling 15. Tell Me Mama 16. Key To The Highway 17. Juke 18. Goin' Away 19. Blues Leave Me Alone Disc:2 (57:28) 1. Coming Home 2. Meet Me In The Bottom 3. Forty Four 4. It's My Life 5. Love Her With Feeling 6. Tore Down 7. Born Under A Bad Sigh 8. Let Me Love You Baby 9. All Your Love 10. Groaning The Blues 11. Hear Me Calling 12. Ain't Nobody's Business 13. Further On Up The Road Eric Clapton: Guitar, Vocals Andy Fairweather Low: Rhythm Guitar Jerry Portnoy: Harmonica Chris Stainton: Keyboards Donald Duck Dunn: Bass Richie Hayward: Drums Roddy Lorimer: Trumpet Tim Sanders: Tenor Sax





























