2025年になり突如発掘されジャズ・ファンから驚きの声が挙がったのは、1973年日本公演の最終日、8月5日名古屋市公会堂でのライブ音源で、こちら出所や詳細は不明ながら、当日の模様を良好サウンドボード音源にて43分にわたり収録。とにかく一部のファンからその存在はウワサされてきた中で、サウンドボードゆえラジオ放送されたものか、関係者流出か、などそのあたりもやはり不明ながら、とにかく同年日本でのライブは東京(3回)、広島、大阪(2回)、そして名古屋の全7公演で、この名古屋以外の音源も一切陽の目を見たことも無く、まさに衝撃の発掘音源と言えるもの。そしておそらくライブ中盤からのヴィトウスのベース・ソロから始まると、いきなりそこでプレイされるのがマイルスの「NARDIS」で、これもこの音源で初めて明かされる事実。なお大元マスターではこの後2曲目に「Dom Um Romao Percussion Solo」が、突然オーディエンス・ソースで収録されており、同日の演奏かも不明のため、本タイトル最後にボーナス的に収録しており、よってここではそのまま「DOCTOR HONORIS CAUSA」と繋がり、それ以降はマイルスの電化をさらに進化させたかのようなザヴェヌル、ショーターらによるインター・プレイを展開。そして「BOOGIE WOOGIE WALTZ」演奏後、ジョー・ザヴィヌルが日本語で「今日が最後のコンサートです」とアナウンスしているところまで収められており、貴重な記録としても全ジャズ・ファン必聴マスト・アイテム。Recorded at Nagoya Civic Assembly Hall, Showa, Nagoya, Japan, August 5th 1973 : Soundboard Recording 1. Miroslav Vitous Bass Solo / NARDIS 2. DOCTOR HONORIS CAUSA 3. Improvisation 4. BOOGIE WOOGIE WALTZ 5. Ending Announcement by Joe Zawinul in Japanes Language (Unknown Audience Recording Source) 6. Dom Um Romao Percussion Solo Joe Zawinul - synthesizer, keyboards / Wayne Shorter – tenor&soprano sax / Miroslav Vitous - double bass, electric bass / Greg Errico – drums / Dom Um Romao - percussion, berimbau