キース・ジャレットにも大きな影響を与え1960年代のフリー・ジャズ・ムーブメントに貢献したことで知られるポール・ブレイがオーストリア出身のサックス・プレーヤーであるウォルフガング・プシュニクを迎え美的デュエットを展開した極上のパフォーマンスを最高音質でお聴き頂けるタイトルです。ウォルフガング・プシュニクの関しては、ウィーン芸術管弦楽団の創設メンバーとなり、1980年代初頭にはハンス・コラーのカルテット「エア・メイル」および「サクソフォー」で共演。また1980年代半ば、カーラ・ブレイが彼を自身のグループに迎え入れたことでも知られています。ソロ・アルバムも8枚もリリースされております。さて、2001年8月、オーストリアのザールフェルデンで開催されたジャズ・フェスティバルにおいて美的デュエットとなる本ライブ。ふたりの静寂な空気を切り裂く鋭いスリリングな即興演奏からポール・ブレイの名曲である「アイダ・ルピノ」もプレイされています。ECМファンの方は無論、全ジャス・ファン の方にも聴いて頂きたい名音源が登場しました。ライブ・アット・ザールフェルデン、オーストリア 08/25/200 1.Improvisation 1 2.Improvisation 2 3.Improvisation 3 4.Improvisation 4 5.Ida Lupino 6.Wolfgang Puschnig Speach 7.Fur Werner Pirchner 8.Improvisation 5 9.Improvisation 6 Paul Bley(p) Wolfgang Puschnig(as, ts, fl)