55年の刻を超え、誰も聴いたことのなかった初登場音源がまさかの新発掘!最高峰バージョンCDで登場です。そんな本作に永久保存されているのは「1970年10月18日サンディエゴ公演」。その極上オーディエンス録音です。1970年と言えば、プログレッシヴ・ロックの道を示した大名盤『原子心母』の年。当店では、1公演1公演で激しく進化していった時代を可能な限りの名作でアーカイヴしてきました。まずは、そのコレクション整理を兼ねながら本作のポジションに迫っていきましょう。・1月10日ー2月28日:欧州#1(18公演)←※LIVE AT LEEDS他《3月1日『原子心母』制作開始》・3月5日ー30日:欧州#2(15公演)←※NUREMBERG 1970他・4月9日ー5月16日:北米#1(17公演)←※FILLMORE WEST 1970他《機材盗難でツアー中断》・6月27日ー7月26日:欧州#3(7公演)←※HYDE PARK 1970他《7月26日『原子心母』録音終了》・8月8日ー9月12日:欧州#4(4公演)・9月26日ー10月25日:北米#2(20公演)←★ココ★・11月6日ー12月22日:欧州#5(21公演)←※HANOVER 1970他 これが1970年のPINK FLOYD。『原子心母』が発売されたのは「北米#2」の最中であり、本作のサンディエゴ公演もその一幕でした。ここで、さらに日程をフォーカスしてみましょう。「北米#2」の詳細*9月26日『ELECTRIC FACTORY 1970』*9月27日『FILLMORE EAST 1970(アーリーショウ)』・9月27日ー10月2日(3公演)《10月2日『原子心母』発売》・10月3日ー15日(9公演)*10月16日『PEPPERLAND 70: 1ST GEN REEL』・10月17日:サンラフェル公演*10月18日:サンディエゴ公演 ←★本作★・10月21日:サンフランシスコ公演*10月23日『SANTA MONICA OCTOBER 1970』・10月25日:ボストン公演 2025年に現れた、まさかの完全初登場録音 本作は5本目の記録であり、名作『PEPPERLAND 70: 1ST GEN REEL』と『SANTA MONICA OCTOBER 1970: REVISITED』のちょうど中間にあたるコンサートでした。そんなサンディエゴ公演は、これまで録音が一切知られてこなかった秘境でもありました。ところが、2025年春になって突然の新発掘。それもトレードやネット公開ではなく、300枚限定の海外製LP『A PSYCHEDELIC BREAKFAST』として日の目を見たのです。本作は、そんな衝撃LPからダイレクト・トランスファーされたもの。しかも「GRAF ZEPPELIN」による細密マスタリングで磨き込まれた最高峰更新盤なのです。そして、真に衝撃なのはそのサウンド。さすがにツアーNo.1を更新するほどではありませんが、オンで極太な芯が距離感なく轟き、ディテールも微細部までくっきり。さらに何と言ってもステレオ録音なのが素晴らしい。1970年という時代にステレオ録音してくれただけでもありがたいわけですが、その質も高い。美しい広がりでサイケデリックな音世界に埋没できますし、セパレート感も見事。細かなピッキングやささやかな装飾音の1つひとつが綺麗に残され、それらが重なり合っても混じり合わないのです。LP原音から大幅にアップグレードされた最高峰盤 しかも、本作はそんな初登場音源をグイッと引き上げた最高峰更新盤でもあります。まず第一に構成。LP『A PSYCHEDELIC BREAKFAST』はアナログ2枚組に収めるため、かなり強引に曲順を入れ替えていました。本作では、当日ライヴ通りの流れに直しています。ここで、想定される当日セットを復元しておきましょう。当日のセットリスト [A1] Astronomy Domine (x) Fat Old Sun(未収録)(x) Cymbaline(未収録 (x) Atom Heart Mother(未収録)(x) Embryo(未収録)[C1] Green Is The Colour [C2] Careful With That Axe, Eugene [A2] Set The Controls for the Heart of the Sun [D] A Saucerful of Secrets [B] Interstellar Overdrive(アンコール) ※注:[ ]内は元LPの収録面。……と、このようになっています。この録音はフルではなく、中盤4曲がすっぽり抜けている。実のところ、この日は「Alan's Psychedelic Breakfastが演奏された」と都市伝説的に語られても来た(これがLPタイトルの由来でもあります)のですが、それも収録されていませんでした。そして、全編を貫くサウンドもアップグレード。もちろんLP起こし特有の針パチやハムノイズも徹底的にトリートメントされていますが、それどころではありません。まず、パッと聴いた感じの音像からしてまるで違う。元LPを体験した方ならご存知かも知れませんが、この録音はテープがやや劣化しており、低音がスポイルされていました。本作はそうした欠点を全力補修。上記スケジュールにも挙げられている近接録音を参考に当日の出音を可能な限り再現。まるで別モノ級に生まれ変わっているのです。実際、原音はYoutubeでも聴けたりもするのですが、そのペラッペラな音な侮らないようご注意ください。「本当に同じ録音!?」と思われることでしょう。さらに極めつけなのがピッチ。元LPは不安定でランダムに変化していた(デジタル化によるヨレではなく、LP自体にヨレて記録されていました)のですが、それを偏執的精度で補正しまくっている。これまた原音を体験された方なら信じられないほどの向上ぶりで、違和感がほとんどない聴き心地にまで向上。「GRAF ZEPPELIN」マスタリングは常人ならざる作業量と精度が特徴ですが、その面目躍如となるアップグレードなのです。ショウの現場から55年。まさか誰も知らなかった完全初登場音源に出逢えるとは。2025年4月頃に突如リリースされたとされる2枚組LP「A Psychedelic Breakfast」の盤起こし音源です。完全初登場の1971年10月18日サンディエゴのカリフォルニア大学公演が収録されています。音の質感や犬の鳴き声が聞こえることから屋外公演と思われます。音質は非常に良いステレオAudで音も近くヒスはありますがさほど気になりません。先述とおりアナログ盤起こしですが、普通に聞いてる分にはアナログ起こしとは思えないでしょう。しかし最近は初登場音源が今回のようにアナログ盤でリリースされる場合がときどきありますね。あいにく全曲収録ではなく、Fat Old Sun、 Cymbaline、 Embryoが未収録のようです。またLPのタイトルが「A Psychedelic Breakfast」となっているのも「「Alan’s Psychedelic Breakfast」が演奏されたという都市伝説(?)からタイトリングされてるようですが真偽は不明。ヨレヨレフニャフニャだった元音源のピッチを極力修正。ほぼ違和感ないものになっているのではないでしょうか。ハムノイズを除去。地味ですが静かな箇所や曲間で十分な効果が確認できます。「1970年10月18日サンディエゴ公演」の極上オーディエンス録音。2025年になって公開された完全初登場録音。ソースとなった海外製LP『A PSYCHEDELIC BREAKFAST』は曲も違えばヨレもあるものでしたが、本作は「GRAF ZEPPELIN」の細密マスタリングで磨き上げた最高峰更新盤。まるで別モノ級にアップグレードしており、初めて聴く生演奏の喜びを最上のクオリティで体験できる必聴盤です。 Intercollegiate Baseball Facility, University of California, San Diego, CA, USA 18th October 1970 (68:01) 01. Astronomy Domine 02. Green Is The Colour 03. Careful with That Axe, Eugene 04. Set The Controls For The Heart Of The Sun 05. A Saucerful Of Secrets 06. Interstellar Overdrive(珍しいセット落ち直前)サンタモニカが最後





























