盟友ザック・ワイルドとスポット再結成を果たし、日本に戻ってきた1998年のオジー・オズボーン。その伝説フル・サウンドボードがブラッシュ・アップ。『LOVE & LOUDパート2』とも言うべき2CDでリリース決定です!そんな本作に刻まれているのは「1998年3月5日:日本武道館」公演。そのステレオ・サウンドボード録音です。当時のオジーと言えば、ジョー・ホームズがレギュラーのギタリスト。来日公演も当然ジョーが来ると思われたのですが、急遽アナウンスされたザック復帰に色めき立ったのです。その一方で、ザック復帰も一時的なものでしかありませんでした。その辺の状況を把握するためにも、まずは当時の活動概要を俯瞰してみましょう。1998年《1月:ワイルド/アイネズ/カスティロ体制》*2月12日ー20日:オセアニア(5公演)*2月24日ー3月5日:日本(6公演)←★ココ★《3月:ホームズ/トゥルヒーヨ/ボーディン体制》・5月23日:93X Fest出演・5月29日ー6月1日:欧州(3公演)+6月3日ー14日:欧州(サバス7公演)・6月20日:ミルトン・キーンズ公演+6月20日ー30日:欧州(サバス6公演)・7月3日ー8月2日:北米(18公演)+12月31日:フェニックス(サバス公演)※注;「*」印はザック・ワイルド体制、「・」印はジョー・ホームズ体制、「+」印はサバス公演。超リアル系流出サウンドボードの最高峰更新盤 これが1998年のオジー・オズボーン。当時はソロと再結成サバスを両立させるという離れ業をこなしていました。1997年の暮れにベスト・アルバムをリリースしたオジーは、翌1998年の初頭から“THE OZZMAN COMETH Tour”を開始。その冒頭「オセアニア+日本」の全11公演のみ、ザックが復帰しました。また、この時はザックだけではなくリズム隊[マイク・アイネズ/ランディ・カスティロ]も合流。『LIVE & LOUD』ラインナップの復活でもありました。本作の日本武道館公演は、そんな泡沫の再結成ツアーの最終日でした。そんな激レアなハイライト公演を伝える本作は、関係者流出の極太&本生サウンドボード。流出経路は明かされていませんが、明かされるまでもなく音自体が「ミックス卓から直接録音されています!」と声高に叫んでいる。大歓声が遙か遠方のさざ波にしか感じられず、ひたすら生演奏と名声がぶっとく脳みそに刻み込まれる。無加工・無修正は当然として、エフェクト類もかかっておらず、完全なムキ出しサウンドなのです。本作は、そんな伝説サウンドボードをブラッシュアップした最高峰更新盤。元々「これ以上アップしようがある?」と思うほどのクオリティでもあったのですが、再CD化に際して緻密にトリートメント。厳密なピッチ補正やバランス調整を行い、さらに輪郭が一層際立ち、高音も綺麗に伸びる。原音のサウンドボード感をさらに活かした至高のくっきりサウンドを実現しています。LIVE & LOUDの続編とも言うべき再結成のフルショウ そんな本生サウンドボードで描かれるのは、世界的にも激レアな「ザックとのOZZMOSISツアー」。前述のようにベスト盤に伴う“THE OZZMAN COMETH Tour”ではあるのですが、セット自体は『OZZMOSIS』リリース後の“RETIREMENT SUCKS Tour”に準じています。メンバーは公式作『LIVE & LOUD』は同一ですが、そこでは聴けないレパートリーもありますので、比較しながら整理しておきましょう。ソロ(5曲+5曲+3曲)・ブリザード・オブ・オズ:Goodbye To Romance/Suicide Solution/Mr. Crowley/Crazy Train/I Don'tKnow・ノー・モア・ティアーズ:Desire/I Don't Want To Change The World/No More Tears/Road To Nowhere/Mama, I'm Coming Home・その他:Bark At The Moon/Flying High Again/I Just Want You(★)サバス(2曲+メドレー)・War Pigs/Paranoid(マックス・カヴァレラ共演)・メドレー(★:Iron Man/Sweet Leaf/Into The Void/Children Of The Grave)※注:「★」印は公式『LIVE & LOUD』で聴けなかった曲。……と、このようになっています。『LIVE A& LOUD』時代に確立された基本形「BLIZZARD OF OZZ+NO MORE TEARS+その他」が踏襲されており、各アルバムかたのセレクトも似ている。大きく違うのは『THE ULTIMATE SIN』『NO REST FOR THE WICKED』時代が省略され、代わって『OZZMOSIS』の「I Just Want You」や、サバスの名曲を矢継ぎ早に繰り出すメドレーが導入されました。この2つは激レアかつ強力。「I Just Want You」はガスG時代にも何回か演奏していますが、基本的にはジョー・ホームズ時代の曲。オリジナル通りザックが弾いたライヴは指折り数えるほどしかなく、それを極上サウンドボードで聴けるのは本作だけです。そして、約14分に及ぶサバス・メドレー。これがもう、無茶苦茶カッコイイ! ザックは決して完コピに走らず、自分らしく弾き倒しているのですが、なぜか違和感がない。誤解を恐れずに言うなら、アイオミ自身が超人血清でキャプテン・アメリカにパンプアップしたような感じ……とでも表現すればいいでしょうか。近年のZAKK SABBATHでも後継者ぶりを発揮していますが、本作は当時31歳のエネルギーが上乗せされている。モノマネの域を出ない凡百のストーナー・バンドとは次元の違う剛力ギターが脳みそに流し込まれるのです。さらにさらに、本作は御大オジーも絶好調。前回(ジョー・ホームズとの1996年)では風邪気味だったとも言われましたが、この日はすこぶる調子が良い。序盤は声が擦れるシーンもありますし、ハイが出きらずにひっくり返りそうになる曲もなくはない。しかし、それも90年代オジーの標準内ですし、機嫌良く勢いもあってグイグイと弾き込まれる。その後はむしろ調子上がって聞こえるところからすると、むしろ勢い余ってしまっているのかもしれません。当日サウンドチェック/DOWN TO EARTHデモもボーナス収録そんなフルショウだけでも胸いっぱいですが、本作はさらに2種のサウンドボードもボーナス収録しています。1つは本編と同時に流出した当日サウンドチェック。オジーはいませんが、代わって歌うのはザック。他の誰でもないザック・サウンドでジミ・ヘンドリックスの名曲を弾いています。そして、もう1つがザック復帰作でもあった『DOWN TO EARTH』デモ。3曲「Facing Hell(3テイク)」「Gets Me Through(1テイク)」「Black Skies(3テイク)」が収録されています。「Bang Bang "You're Dead"」は「Facing Hell」の別歌詞バージョンです。「Facing Hell」のバッキング・トラックはいかにもデモという感じですが、他は完成度が高く音楽的に十分楽しめる。デモよりむしろ「別バージョン」と言った方が良い出来映えです。特に面白いのがシングルB面曲の「Black Skies」。ニール・ショーンがリズムギター、TIN MACHINEのリーヴス・ガブレルスがリードを務める変わった曲でした。『DOWN TO EARTH』制作初期にはザックではなくガブレルスを迎える事も検討されていたようで、その際に制作されたもの。当初はゲームに提供される予定だったのですが、その内容がアメリカ同時多発テロ事件を想起するということでお蔵入り。シングルB面として日の目を見ました(本作にはニール・ショーンがリードを弾くバージョンも楽しめます)。その後も何度も出入りを繰り返しつつ、その度に「やっぱりオジーにはヤツでなくちゃ」と言われる永遠の相棒ザック・ワイルド。本作は、そんなザックに加えてマイク・アイネッズや故ランディ・カスティロも巻き込んだ「スポット再結成」をフルで味わえる唯一無二のサウンドボード・アルバムです。本作自体が超強力なライヴアルバムですし、さらに「LIVE & LOUDの続編」としても、「ザック版のOZZMOSISツアー」としても楽しめる。「NO MORE TEARSまで」と「DOWN TO EARTH以降」の2つを繋ぐ、“隠れザック時代”に残されたたった1本の絶対サウンドボード。『LIVE & LOUD』メンバーでスポット再結成された「1998年3月5日:日本武道館」公演のステレオ・サウンドボード録音。関係者流出のミックス卓直結サウンドボードを精緻に磨き込んだ最高峰更新盤。貴重な「I Just Want You」やサバス・メドレーも美味しいフルショウをザックが弾き倒す。さらにレアな当日サウンドチェックや『DOWN TO EARTH』デモも追加収録。ニール・ショーンがリードを弾く「Black Skies」まで楽しめる絶対盤の誕生です。Budokan, Tokyo, Japan 5th March 1998 STEREO SBD(from Original Masters)UPGRADE!!! Disc 1 (74:10) 1. Introduction 2. Carl Orff: Carmina Burana 3. Bark At The Moon 4. Desire 5. Flying High Again 6. I Just Want You 7. I Don't Want To Change The World 8. War Pigs 9. No More Tears 10. Goodbye To Romance 11. Band Introduction 12. Suicide Solution 13. Sabbath Medley: Iron Man / Sweet Leaf / Into The Void / Children Of The Grave 14. Mr. Crowley Disc 2 (65:46) 1. Road To Nowhere 2. Crazy Train 3. Paranoid (with Max Cavalera) 4. Mama, I'm Coming Home 5. I Don't Know SOUNDCHECK 6. Little Wing (Zakk Wylde Vocals) 7. Jimi Hendrix Jam 8. Guitar Solo BONUS: 'DOWN TO EARTH' RARITIES 9. Bang Bang "You're Dead" (Demo) 10. Facing Hell (Backing Demo 1) 11. Facing Hell (Backing Demo 2) 12. Gets Me Through (Rough Mix) 13. Black Skies (Unreleased Mix) 14. Black Skies (Alternate Mix) 15. Black Skies (Neil Schon Version) STEREO SOUNDBOARD RECORDING Ozzy Osbourne - Vocals Zakk Wylde - Guitar Mike Inez - Bass Randy Castillo - Drums John Sinclair - Keyboards





























