デレク&ザ・ドミノスとしてリリースした名盤「LAYLA AND OTHER ASSORTED LOVE SONGS」の次作としてレコーディングを進めていたにもかかわらず、レコーディング・セッション中にクラプトンとドラマーのジム・ゴードンの対立によりバンドが空中分解してしまい、オクラ入りとなってしまったセカンド・アルバムセッションの秘蔵音源です。レコーディングは1971年4月~5月にかけてロンドンのオリンピック・サウンド・スタジオで行なわれたのですが、本盤に収録の音源は、全曲ともインストゥルメンタルとなっており、ガイドボーカルさえ入っていない「ベーシック・トラック」と呼ばれるものです。後に歌をオーバーダビングしたバージョンは、クラプトンの88年リリースの4CDアンソロジー・ボックス「CROSSROADS」(邦題:エリック・クラプトン・アンソロジー)に3.6.7.8.が収録されました。しかし今回の本盤のマスターは、何とイギリスのポリグラムのスタッフからイギリス在住の重鎮テーパーがCDRの形で譲り受けたという、正真正銘の流出ソースなのです。従いまして、5.6.はオフィシャル・バージョンとはまったくテイクが違っています。全曲インストで聴く幻のセカンド・アルバムのナンバーというのも、マニア心をそそるのではないでしょうか。ボーナス的にマスターに収録されていましたのは、「レイラ・セッション」におけるTell The Truth Jamで、テイクそのものはオフィシャル盤「HISTORY OF ERIC CLAPTON」に初収録されたものと同じです。音質はさすが流出のファーストジェネレーションだけに非常にクリアで、トラブルもありません。曲間にはクラプトンとエンジニアらしき人物のちょっとした会話や声も聴けます。このあたりはオフィシャル・バージョンでは聴けないところでしょう。ドミノス時代のクラプトンの鬼気迫るようなプレイは、インストだからこそより心に入ってくるような印象です。「レイラ」を超えようとして、懸命にレコーディングを進めていたのに日の目を見なかったこれらの音源には、クラプトンの不憫さも感じ取れそうです。クラプトンのキャリア上の一時期のパズルを埋める9ピースがここにあります。Unreleased Master STEREO SBD(from Original Masters) (37:46) 1. Instrumental 1 (aka Sick At Heart) 2. Instrumental 2 (aka Sick At Heart alternate version) 3. One More Chance (alternate take) 4. High (instrumental) 5. Snake Lake Blues (minor key) 6. Snake Lake Blues (major key) 7. Evil (instrumental) 8. Mean Old Frisco (instrumental) Layla session 9. Tell The Truth jam (complete) Eric Clapton - Guitar / Vocals Bobby Whitlock - Keyboards / Vocals Carl Radle - Bass Jim Gordon - Drums STEREO SOUNDBOARD RECORDING





























