フィル・コリンズを迎え、衝撃のデビューを飾った1976年のBRAND X。その初期衝動が燃え上がる現場を実体験できる極上ライヴアルバムが2タイトル同時リリース決定です。本作は、そんな2連作同時リリースの後編。「1976年8月29日レディング・フェスティバル公演」の極上オーディエンス録音です。BRAND Xのデビュー・イヤーは多忙なフィルのスケジュールに合わせたのか、10公演ほどのわずかなステージしか行いませんでした。その中でもレディング・フェスティバルの出演はハイライト中のハイライトでした。まずは、当時の活動概要を俯瞰しつつ、そのポジションも探ってみましょう。《2月:GENESIS『A TRICK OF THE TAIL』発売》・2月20日:ロンドン公演*2月26日『LIVE 1976(BBCセッション)』《6月18日『UNORTHODOX BEHAVIOUR』発売》*7月15日『LIVE 1976(BBCセッション)』*7月30日『MARQUEE 1976』・8月2日:ジョンピール・セッション*8月29日:レディング・フェスティバル ←★本作★・9月2日:ロンドン公演 ←※公式LIVESTOCK・11月12日~20日:英国(3公演)《12月17日:GENESIS『WIND & WUTHERING』発売》世界にお披露目となった大舞台の最高峰更新盤 これが1976年のBRAND X。上記では省略していますが、GENESISの“A TRICK OF THE TAIL Tour”は7月11日に終了しており、その直後にBRAND Xへスイッチ。いくつかのメディア出演やショウケースをこなした後、いよいよ世界にお披露目となったのがレディング・フェスティバルだったわけです。そんなハイライト公演を伝える本作は、猛烈クリアな極上録音。熱心なコレクター諸兄ならお気づきと思いますが、彼らのレディング録音と言えば、『LIVE 1976』のDISC 2にも収録されていました。しかし、本作はまったくの別録音。しかも、長さもサウンドも大幅アップグレードした最高峰更新盤なのです。まず、長さ。これがもう段違い。曲目自体は『LIVE 1976』マスターと同じに見えますが、収録タイムは約13分も長い。名もないジャムもたっぷり収録しています。歴史的熱波の空気が伝わる超クリア・サウンド そして、サウンド。とにかく70年代オーディエンスの常識外となるクリアさ。透き通る空気感の中をくっきりとした輪郭の演奏音が舞い踊り、5人が紡ぎ出す1音1音が複雑に絡み合いながらも決して混じったりしない。レディングはだだっ広い野原に設営された野外ステージで、反響ゼロの開放感が素晴らしいのです。もちろん、野外には野外の難点もあって、少しでもポジションを間違えるとスカスカの遠い音になってしまいますし、風など天候の影響も受けやすい。ところが、本作にはそれがまるで感じられない。1976年のイギリスは歴史的な熱波に襲われていた(1976 British Isles heatwave)のですが、その突き抜ける晴天とカラッカラに乾いた空気が音からも感じられるのです。熱波さえ涼しく感じる大熱演 そんな超クリア・サウンドで描かれるのは、熱波さえ涼しく感じるような大熱演。リラックスしたジャムからスタートしつつ、その中で絡み合うフレーズは非常にシャープでリズムは多彩。徐々にテンションが高まり、「Running on Three」へと雪崩れ込む。「Kugelblitz」のハイテンションぶりは圧倒ですし、生ステージならではのフィルのMCも入りつつ、緻密な演奏がかっ飛ばしていく。特に美味しいのがラストの「Nuclear Burn」。フィルのドラムソロをフィーチャーしての大熱演は苛烈そのもの。神経質なまでに細かいリズムワークは、プログレ界きってのスゴ腕を見せつけまくるのです。同時リリースの『MARQUEE 1976』が密室の極太サウンドなら、本作は野外の超クリア・サウンド。対照的な個性を持ちながら、どちらもデビュー・イヤーの初期衝動を裏表から捕えた姉妹作です。「1976年8月29日レディング・フェスティバル公演」の極上オーディエンス録音。『LIVE 1976』のレディング音源とは別録音で、収録時間は約13分長くサウンドも大幅アップグレード。野外ならではの超クリア・サウンドでデビュー・イヤーのハイライト公演を現場体感できる最高峰更新盤です。Reading Festival, Richfield Avenue, Reading, England 29th August 1976 (50:46) 01. Intro Jam > Running On Three 10:43 02. Jam > Kugelblitz 14:23 03. Why Should I Lend You Mine 9:22 04. Malaga Virgen 8:48 05. Nuclear Burn 7:26 total time 50:44 min. lineup John Goodsall - guitar Robin Lumley - keyboards Phil Collins - drums Percy Jones - bass Preston Heyman - percussion





























