マイルスの1970年の未発表ライブ音源がオフィシャル・レベルの完全サウンドボード・レコーディングによるハイ・クオリティー音質で登場です。あの「マイルスを聴け」の著者、中山康樹氏もこれを聴き、「鷲天動地の恐怖のライブ!」とのけぞった凄まじい内容であり、過去、幻と言われたライブ音源がコレです!1970年の12月16日と18日のライブ音源が各1枚づつに収録されており、(ちなみにオフィシャル盤"LIVE EVIL"は12月19日)縦横無尽に吹きまくるマイルスのバックを固めるのは、この時期キレキレのキース・ジャレットにマイケル・ヘンダーソンのドファンキー・ベース、デジョネットのうねるビートに、ゲイリー・バーツのアグレッシヴなサックスなどなどです。各メンバーのソロを生かしながらのファンキー・スタイルで、特に発狂的に弾きまくるジャレットが象徴するように最も危険でハチャメチャかつ、混沌の中にマイルスの真髄を感じることが出来るファンにとっては最重要な時期です。その至福の時間を完全ノーカットでしかも2枚組のヴォリュームでたっぷりと堪能できます。