Name: Queen クィーン/London,UK 1985 Rare Collection
SKU: DVD-00114
Price: 1386 JPY
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Queen クィーン/London,UK 1985 Rare Collection

映画『ボヘミアン・ラプソディ』で一躍脚光を浴びた“LIVE AID”。あの奇跡の20分間をディープに味わい尽くすプロショット作品がリリース決定です。本作に収録されているのは、もちろん「1985年７月13日ウェンブリー・スタジアム公演」。そのプロショット映像はオフィシャルDVD化もされているだけでなく、『LIVE AID: THE VIDEO』としてご紹介済み。今さら何があるのか……といった感じですが、あるところにはあるもの。海外のコアマニアが更なるバージョン違いも含め、関連映像をかき集めた“LIVE AID全集”と呼ぶべき映像作を発表したのです。そんな本作の内容は３種に大別できる。集大成ですから従来盤『LIVE AID: THE VIDEO』と同じ映像も含まれますが、さらに増量して約１時間半に及ぶ大作なのです。それでは、各映像をご紹介していきましょう。【直前リハーサル＆インタビュー】最初からいきなり新映像。世紀の大舞台に臨むQUEENを捉えたインタビューです。詳しい日時は不明ながら、衣装から察するに直前リハーサルに伴って行われたのかも知れません。４人揃っていますが、主に話すのはやはりブライアンとフレディ。ロジャーもちょっとだけ話しますが、終始ニコニコしながら一言も発しないジョンも実に彼らしい映像です。そして、『LIVE AID: THE VIDEO』にも収録されていた直前リハーサルの最長・最高峰クオリティ版。さすがに同じマスターを使っているらしく、クオリティはほぼ同じのオフィシャル級です。短パン姿のブライアンは（本番ではミスってしまった）「Bohemian Rhapsody」のギターソロもビシッと決め、フレディも本番さながらのアクションで熱唱。実印リキの入ったリハーサルを楽しめます。【本番プロショットのイギリス放送版】さて、続いては奇跡のステージの本番。一大イベントだけに各国で中継されましたが、本作にはその放送版を４種収録しています。まず登場するのは、母国イギリスが誇る名門BBC版です。この映像のポイントはクオリティ。『LIVE AID: THE VIDEO』では公式映像にFM放送の音声をシンクロさせていましたが、こちらは映像も音声もBBCの生中継。途中で募金の連絡先テロップが出るので間違いなく放送版なのですが、それまで公式DVD版じゃないのかと疑う映像美。後述する別バージョン群のように強烈な個性はないものの、ストレートで完璧な映像と音声で“奇跡の20分間”のリアルタイムを振り返ることができる。警官姿の故メル・スミス＆グリフ・リース・ジョーンズによるQUEEN紹介も収録されており、最も基本となるバージョンです。【本番プロショットのアメリカ放送版（２種）】続いて登場するのは、本作の要とも言うべきアメリカ放送。「MTV放送版」と「WNEW-TV放送版」の２種を収録しています。これのなにが凄いって、強烈なリアルタイム感と豪快すぎる構成。先に登場するのは「MTV放送版」なのですが、その現場はウェンブリーではなく、米国フィラデルフィアのJFKスタジアム。LIVE AIDは２会場同時開催で、相互に中継してもいた。ウェンブリーにQUEENが登場した“18:41”には、JFKスタジアムでは昼の“13:41”。QUEENの登場をJFKでも紹介していたわけです。現場でその役を担ったのは『サタデー・ナイト・ライブ』で人気のチェビー・チェイス＆ジョー・ピスコポ。２人が進行しつつ、警官が登場するところからウェンブリーに切り替わっていく。地球を挟んで同時進行だったLIVE AID。そのリアルタイム感が滲み、いかに巨大なイベントだったかを実感できます。しかし、本当に凄いのはその後。BBC版にも迫る極上マスターなのですが、「Radio Ga Ga」あたりから妙なシーンがチョロッチョロッと顔を出す。そこにMTVのVJらしき人物がバックステージをブラつき、ノンビリとモニターを眺めている。瞬間的ですし、音声はQUEENの熱演ではあるものの、そのボケーッとした姿は今まさに起きている奇跡とはあまりにも不釣り合い。そのニヤけた顔に違和感を超えて「なぜQUEENを映さない？」の不快感が沸々と……。　その不快感が限界を超えるのが「Hammer To Fall」終了後。奇跡のステージは「Crazy Little Thing Called Love」へと進んでいるにもかかわらず画面はVJが主役になり、ショウはカット。イケイケノリのトークで延々とくだらないトークに費やされる。「QUEENはGreat music」などと言ってるヒマがあったら本物を映せよ……。しかもそのバックには、あの素晴らしすぎる奇跡の「We Are The Champions」がうっすらと流れているからかえってタチが悪い。いかにVJをスター化させていた初期MTVとは言え、なんて事しやがるのさ……。怒る間もなく呆気にとられてしまう暴挙。それもこれも誰がハイライトになるのか、どの曲が名演になるのか、予想も付かないリアルタイムだからこそなのかもしれません。そして、もう１つの「WNEW-TV放送版」もなかなかの脱力感。当時無冠の名優だったジェフ・ブリッジスが紹介役を担っていますが、そのバックに聞こえるのは「Radio Ga Ga」。MTVほどの暴力的な演出ではないものの、とっくに上映の始まっている映画館に途中から入るような据わりの悪さ。途中でチャンネル替えれば完全版ジャン……などと脳天気に考える気にもならない。ったく、これだからアメリカ人は………。【本番プロショットの日本放送版】 ……と、アメリカ人をバカにできないのが、次なる日本放送版。これまでもご紹介してきましたが、やはり本作を制作した海外マニアも目を付けていました。「Bohemian Rhapsody」の途中から始まる遅刻感、９桁の電話番号や今は存在しない銀行名しか出てこないテロップ「募金受付番号は03-359-1000　扱い銀行は、富士銀行、三菱銀行、住友銀行、第一勧業銀行です」はやはり強烈。「Crazy Little Thing Called Love」前のMCを同時翻訳する声も生放送なればこそです。そして、やっぱり「We Will Rock You」。あのリズムに乗り、いよいよ奇跡が最高潮を迎えようという刹那にブツッと途切れる画面。CMで切られてしまったわけですが、このどうしようもない虚脱感。夢のショウがフッと消えた、あの瞬間。33年前に感じた「あれぇ!?」の驚きと、QUEENと同じ時を生放送で目撃した興奮と、「早くCM終われ！」がない交ぜになった感情。いくら時間が経っても、何度繰り返し観ても、未だに慣れません。そんな想いを慰めるように、フレディ＆ブライアンが夜の部で演じた「Is This The World We Created?」の極上マスター（BBC放送版）で幕を閉じる本作。BBCの偉大さに感謝しつつ、世界放送が手探りだった1985年の薫りも濃厚に感じる映像集です。究極版は未だボーナスDVDR『LIVE AID: THE VIDEO』なわけですが、各国放送を並べることで地球規模だったLIVE AIDの本質を感じる。そして、スケールが巨大だからこそ、その主役となったQUEENの偉大さも実感できる。多彩な視点で“奇跡の20分”を感じ取れるマニアックな映像作品。 Live at Wembley Stadium, London, UK 13th July 1985 PRO-SHOT (90:47) 1. Interview★リハーサル前後 Rehearsals 2. Radio Ga Ga 3. Bohemian Rhapsody 4. Radio Ga Ga 5. Hammer To Fall UK Broadcast BBC ★最長版。6. Griff Rhys-Jones & Mel Smith Introduction ★紹介パートから一気通貫で最後まで収録 7. Bohemian Rhapsody 8. Radio Ga Ga 9. Day-O 10. Hammer To Fall 11. Crazy Little Thing Called Love 12. We Will Rock You 13. We Are The Champions US Broadcast MTV 14. Chevy Chase & Joe Piscopo Introduction 15. Griff Rhys-Jones & Mel Smith Introduction 16. Bohemian Rhapsody 17. Radio Ga Ga 18. Day-O 19. Hammer To Fall 20. MC ★Crazy Little, WWRY, Championsやってるのに放送しないでVJ写して喋ってる！(日本以上に酷い!!） 21. We Are The Champions US Broadcast WNEW-TV 22. Jeff Bridges Introduction 途中からの放送（★喋ってるバックにRadio Ga Gaが聴こえる。Bo Rhapは放送せず）23. Radio Ga Ga 24. Day-O 25. Hammer To Fall 26. Crazy Little Thing Called Love 27. We Will Rock You 28. We Are The Champions Japanese Broadcast 29. Bohemian Rhapsody 30. Radio Ga Ga ★途中、募金受付の口座情報テロップが流れる 31. Day-O 32. Hammer To Fall 33. Crazy Little Thing Called Love★冒頭のＭＣで通訳が入る。なんか妙。34. We Will Rock You UK Broadcast BBC 35. Is This The World We Created? PRO-SHOT COLOUR NTSC Approx.91min.