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Queen クィーン/Japan Broadcast 2001 & more

不世出の天才にして永遠のスター、フレディ・マーキュリー。彼の人生に深く深く迫る映像作品がリリース決定です。当店では、これまでも多数のQUEEN特番をご紹介してきましたが、本作は中でも格別にディープで、特別すぎる大傑作です。そんな本作に収められているのは、2001年12月に放映された日本特番『クイーンスペシャル』。この放送は海外で製作された番組を2本立てで放送する特別プログラムでした。各番組は1時間で合計2時間。個性のまったく異なる番組を極上マスターで描ききる1枚なのです。それでは、早速2つの番組を個別にご紹介していきましょう。 【前半:フレディ個人にディープに迫るドキュメンタリー】 まず登場するのは、1時間のドキュメンタリー番組。大元になっているのは2000年にBBCが製作した“THE UNTOLD STORY”で、『LOVER OF LIFE SINGER OF SONGS』としてDVD化されているドキュメンタリーを1時間枠に再編集したものです。内容が濃密になっているだけでなく、映像の追加もある。実のところ、このドキュメンタリーの焦点はQUEENではなく、フレディ個人。そのせいか、市販DVDではQUEENの演奏シーンはほとんどなく、かなり地味な作りでもありました。それに対し、放送版である本作はQUEENのライヴシーンや大物ミュージシャンのコメントを追加。そのミュージシャンはフィル・コリンズ、ミック・ジャガー、イアン・ハンター、スラッシュ、ロバート・プラント、ロジャー・ダルトリー、ライザ・ミネリポール・マッカートニー、エルトン・ジョン等々など。地味になりがちなドキュメンタリーを華を添えている。それ以上に重要なのが日本語のナレーション。各人のコメントには日本語字幕が付きますが、ナレーションは日本人が吹き替え。より一層ダイレクトに胸に迫るバージョンに仕上がっているでのす。 ●ルーツが浮かぶ幼少時代 そして内容。これが本当に深い。もちろん、QUEENのメンバーも語りますが、本作の焦点はフレディの人生。彼の友人・知人が大勢登場し、フレディの人生を語っていくのです。母親のジャー・バルサラ、姉のカシュミラ・クーク、パートナーだったメアリー・オースティンやジム・ハットン。さらには学生時代の恩師や同級生、校長、公私に渡って衣装をコーディネートしていたデザイナー等々。多くのドキュメンタリーがフレディの「音楽」や「偉業」をテーマにしているのに対し、本作は「人」にこだわっているのです。QUEENがメインではないと退屈かと思いきや、そうではない。撮影も編集も究めて練り上げられている。序盤こそ「学生時代→QUEEN結成」と定番の時系列ですが、メアリーとの出会いまで来たところでグッとフレディの内面に踏み込んでいく。ゲイの告白を受け入れたメアリーの愛情から、その予兆を探るために幼少期(8歳)のインド学校時代へ戻り、当時の生活を知る人物が「はめを外すこともあった」と語ると、QUEEN時代の乱痴気騒ぎへと飛ぶ。自在に時代を行き来するのです。これが非常に効果的。通常、デビュー前の映像やコメントは(貴重ではあっても)地味で退屈しがちですが、本作は慣れ親しんだQUEEN時代が混ざることでまったく退屈しない。また、一見分かりづらそうな構成にも思えますが「フレディの人となり」を中心にしているために「よく知るフレディ」と「ルーツ」が直結する。例えば、乱痴気騒ぎでは「やり過ぎなんてもんじゃない。あれのせいで地獄へ行くかも」「(パーティの)仮装のテーマはあこがれの人。彼は彼自身のままだった」とスター然としたフレディの姿が語られ、子供時代では「当時の学級日誌からフレディがよく劇に出ていた事が分かりました。大抵は女性の役でした」と繋がるのです(しかし、学級日誌まで調べたとは……)。また、子供時代も単に貴重な写真だけではない。初めて組んだスクール・バンドTHE HECTICSのくだりでは、当時のバンドメイトだけではなく、現在も学校バンドとして存在するTHE HECTICSが登場して講堂で演奏。当時の写真と現在の子供達をシンクロさえ、当時のフレディの生活がリアルに浮かび上がる。幾多のドキュメンタリーよりも遙かに巧みに作り込まれているのです。 ●フレディ最期の瞬間に立ち会う最晩年 他のドキュメンタリーで省略されがちなソロ活動も見どころ。自宅録音された即興版「Barcelona」も登場(凄い!)しますし、モンセラ・カバリエとの絆がいかに深かったのか、そしてソロアルバムも「最高の出来さ!」と誇らしげに語るフレディ。映画『ボヘミアン・ラプソディ』では暗黒時代扱いでしたが、その真実が伝わるのです。極めつけなのが晩年。メアリーのコメントは先日ご紹介した『IS THIS THE REAL LIFE?』でも観られましたが、本作は最後の恋人ジム・ハットンも語る。HIVを告白したフレディはジムに「ドアは開いているから出て行っていいよ」と言い、彼は「ばかを言うな。出ていくものか」と返す。1987年当時にHIV感染者と関係を変えないということは、運命を共にする覚悟が必要だったはず。メアリーとジム、2人の深い愛情に胸を打たれるのです。そして、話はフレディの最期へ。異変に気付いたアシスタントとジムが医者を呼び、メアリーを呼び、それでも「持ち直すかも知れない」と思って見舞客を断り……と、運命の11月24日を振り返っていく。そして医者もメアリーも帰り、寝間着を着替えさせようとしたところで、フレディの呼吸が止まっていることに気がつく……。その最期の瞬間を、実際に看取った本人の言葉で綴られるのです。こうしてフレディの人生を綴ってきた番組は、QUEENの「No-One But You」で幕を閉じる。演奏する3人の姿だけでなく、歌詞の日本語字幕が胸を締め付けるのです。「湖畔に立ち、天使は空に手を突き上げるみんな悲しんでいるのさ 彼らの心を揺さぶれるのは君のほかにいないもの1人また1人、いいやつが早死にする太陽に近づき過ぎた天使 忘れない永遠に」 【後半:第3のLIVE AT WEMBLEY】 「人」としてのフレディに深く迫った第1部に続くのは、「音楽」をダイレクトに感じる第2部。フレディのラスト・ツアーでもハイライトのひとつだった「1986年7月12日ウェンブリー・スタジアム公演」。そのマルチカメラ・プロショットです。もちろん、このショウはライヴビデオ『QUEEN AT WEMBLEY』としてリリースされ、現在では完全版のDVDもお馴染み。しかし、本作はそのどちらとも違う第3の放送バージョン。2000年3月13日にイギリスの放送局“CHANNEL 5”が放映したエディット版で「In The Lap Of The Gods.... Revisited」「Who Wants To Live Forever」「Is This The World We Created?」「Tutti Frutti’」やフレディのシンガロングがカットされ、いくつかの曲のイントロも省略。1時間の放送枠に詰め込まれています。もちろん、こちらでも日本独自のテロップが加えられています。現在ではコレクター向きの編集版でもありますが、前半のドキュメンタリーとセットなのが素晴らしい。前半が「QUEEN以外」「人となり」に焦点を充て、後半は「なぜ私たちはフレディが好きなのか」をダイレクトに感じさせてくれる。映画『ボヘミアン・ラプソディ』もLIVE AIDの再現シーンがラストだからこそ感動を呼んだ。本作のウェンブリー・スタジアムも、それと同じ喜びをくれるのです。ひときわ深くフレディの真実に寄り添えるドキュメンタリーと、レアな編集で熱気溢れる名演を味わえるウェンブリー・スタジアム。その双方を2本立てで放映した日本番組の大傑作です。制作したイギリス側はもちろん、この組み合わせを選んだ日本の放送局にも、極上クオリティで残した記録マニアにも感謝しかない。数ある映像作品でも格別の感動が止まらない1枚。 ★2001年12月にただ一度、2時間枠で放送された特別二本立企画番組。THE UNTOLD STORY、これこそがベストなヒストリー・プログラム(しかも日本語ナレーション入り、大変貴重。)。ファン絶対必見! Broadcast Date: 1st December 2001 1. Programme Introduction ★Freddie Mercury The Untold Story : Japanese Edition The documentary profiling the life of Freddie Mercury, telling the story of his early life in Zanzibar and India, his early days in England, his life in Queen, his solo projects and collaboration with Montserrat Caballe, and his illness and death. It features contributions from many people closest to Freddie, including his mother Jer Bulsara, sister Kashmira Cooke, Brian May, Roger Taylor, long term partner Jim Hutton, former girlfriend and longterm friend Mary Austin, personal assistant Peter Freestone, best friend Peter Straker, and numerous other people who knew Freddie socially or through Queen projects. 2. Intro 3. The Great Pretender4. Early Years & Art College 5. Into Music & Smile 6. Birth Of Queen 7. Mary Austin 8. Going Back 9. Let's Turn It On 10. Get Down, Make Love 11. Interviews with Freddie & Jim Hutton 12. Stage Costumes 13. School Years 14. Hectics 15. Montserrat Caballe 16. Staying Power, Mr Bad Guy & New York 17. A Winter's Tale 18. No-One But You  ★Live At Wembley Stadium : 1-Hour Special Edit Version Live at Wembley Stadium, London, UK 12th July 1986 19. Intro 20. Brighton Rock 21. One Vision Intro 22. One Vision 23. Tie Your Mother Down 24. Seven Seas Of Rhye 25. A Kind Of Magic 26. Under Pressure 27. Another One Bites The Dust 28. Who Wants To Live Forever 29. Is This The World We Created? 30. Bohemian Rhapsody 31. Hammer To Fall 32. Radio Ga Ga 33. We Will Rock You 34. Friends Will Be Friends 35. We Are The Champions 36. God Save The Queen PRO-SHOT COLOUR NTSC Approx.119min.

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