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Black Sabbath ブラック・サバス/CA,USA 1994 Multi Cam

重音の守護神ギーザー・バトラーと、叙情の語り部トニー・マーティン。歴代メンバーでも対極を象徴する2人が並び立っていた“Cross Purposes Tour”のマルチカメラ映像作品が登場です。そんな本作が撮影されたのは「1994年3月3日サンノゼ公演」。その極上オーディエンス・ショットです。本作最大の魅力は極上の映像美とマニア渾身のマルチカメラ編集にありますが、まずはショウのポジション。1994年と言えば公式映像『CROSS PURPOSES LIVE』にも残されていますし、最終盤ではビル・ワードも復帰したことで知られる。まずはツアーの全体像を振り返って当時の流れを確かめておきましょう。 《1月31日『CROSS PURPOSES』発売》・2月8日-3月13日:北米(25公演)←★ココ★・3月21日-27日:日本(5公演)・4月11日-5月28日:欧州(34公演)←※公式映像・6月11日:PROVINSSI ROCK FESTIVAL《ボビー・ロンディネリ→ビル・ワード交代》・8月27日-9月4日:南米(4公演) 【貴重にして極上な絶景マルチカメラ】これが1994年のBLACK SABBATH。三度目の来日公演が実現した事でも思い出深いところですが、本作のサンノゼ公演はそれらよりもずっと前。ツアー序盤だった「北米」レッグ18公演目にあたるコンサートでした。そんなショウで撮影された本作は、90年代には珍しいマルチカメラ・オーディエンス。そもそも当時のサバス映像だけで貴重なのですが、マルチカメラ編集するとなると似たクオリティの映像が複数必要になり、かなり奇跡的な確率になるのです。しかし! 本作のクオリティはそんな確率論を吹っ飛ばす素晴らしさ。何より凄いのは絶景ぶり。ギーザー側/アイオミ側という2台の斜めアングルから捉えられているのですが、そのどちらもが遮蔽物ナシ。アリーナ席の遙か頭上を素通りしてステージを直視しており、しかもグイグイと果敢に迫るカメラワークは1台でも十分なほどにアクティヴ&ド迫力なのです。確かに一瞬一瞬のドアップ度ではプロショットには及ばないかも知れませんが、見どころ押さえ放題な絶景感、クルクルと視界が変わる楽しさ、ダビング痕のほとんどない艶やかさ等々、そんじょそこらのTV放送エアチェックなどより、遙かに完成度の高いショウなのです。そして、そんな映像美と同等以上に驚きなのが極上のサウンド! 実のところ、このライヴからは4種類の録音が確認されており、その中でもベストのものが使用されているのですが、これがもう本当に凄い。マルチカメラ編集ではあまりサウンドに個性が強いとコロコロ変わる視界と違和感が生まれる(映像が近いのに音が遠いなど)のですが、本作の場合は心配なし。音色的にオーディエンス録音と(かろうじて)分かるものの、距離のない密着感も鮮やかなセパレートも美しいディテールもサウンドボードばり。音声だけのライヴアルバムとしても“Cross Purposes Tour”屈指の名盤になる事間違いナシの超名録音です。 【SABBATHのエッセンスを濃縮した“Cross Purposes Tour”の真価】そんな映像美&サウンドで描かれるのは、公式映像『CROSS PURPOSES LIVE』と似て非なるフルショウ。『CROSS PURPOSES LIVE』には「CD版」の他「短尺DVD版」「長尺VHS/DVD版」と3つのバージョンがありましたが、ここでは一番長かった「VHS/DVD版」と比較しながら整理してみましょう。オジー時代(8曲)・黒い安息日:Black Sabbath/The Wizard・パラノイド:Paranoid/Iron Man・マスター・オブ・リアリティ:Children Of The Grave/Into The Void・その他:Symptom Of The Universe/Sabbath Bloody Sabbath ロニー時代(4曲)・ヘヴン&ヘル:Children Of The Sea(★)/Neon Knights・その他:Time Machine/The Mob Rules マーティン時代(5曲)・ヘッドレス・クロス:Headless Cross・クロス・パーパシス:I Witness/Psychophobia/Immaculate Deception(★)/Cross Of Thorns ※注:「★」印は『CROSS PURPOSES LIVE(長尺VHS/DVD版)』では観られない曲。……と、このようになっています。『CROSS PURPOSES LIVE』では観られない2曲が美味しく、特に「Immaculate Deception」はこのツアーだけのレア曲。ヘヴィに始まってファストに展開するお得意パターンの名曲ですが、ヘヴィパートはギーザーでなければあり得ない粘りがあり、マーティンだからこそ柔らかな叙情が途切れない。そして、サビで一気にファストへ展開するわけですが、そのドライヴ感とメロディの高揚感の融合は、やはりギーザー/マーティンなればこそ。また、「スロー→ファスト」の構成は「I Witness」のちょうど真逆とも言え、正反対の両曲が対比になっている。さらにヘヴィ・サイドの象徴曲「Psychophobia」が轟き、叙情サイドの象徴曲「Cross Of Thorns」が胸をえぐる。『CROSS PURPOSES』は演奏/個性/曲とさまざまな要素で「重」と「情」の二面性を描いていましたが、「Immaculate Deception」があることでそのバランスが完成してもいるのです。そして、そんなセットを綴るパフォーマンスが素晴らしい。アイオミ&ギーザーは不動の安定感ですが、ズバ抜けているのがマーティン。“Cross Purposes Tour”と言えば、マーティンが体調不良に苦しんだツアーとして有名で、特に前半の「北米」ツアーは厳しいとされてきました。ところがところが。本作の歌声は通りも美しければ、張りも十分。プロショットやサウンドボードでは今いちな調子のショウばかりでしたが、本作はそれこそ“Headless Cross Tour”や“Tyr Tour”にも負けない美声で熱唱しているのです。サバス史の重鎮が揃っていながら今ひとつイメージの良くない“Cross Purposes Tour”。しかし、凄いショウでは本当に凄かった。本作はそんな本領発揮のフルショウを極上サウンド&超絶景で味わえるマルチカメラ映像です。1つの音楽作品として傑作なだけでなく、“Cross Purposes Tour”の価値そのものまでグイッと引き上げてしまう1枚。「1994年3月3日サンノゼ公演」の極上オーディエンス・ショット。海外マニアが作成したマルチカメラ作品で、左右2台から撮影されたアングルはどちらも遮蔽物ゼロの超絶景。しかもグイグイと果敢に迫るカメラワークはアクティヴ&ド迫力で、さらに音声もサウンドボードばりの超絶クオリティです。マーティンの調子も良く、『CROSS PURPOSES LIVE』では観られない「Children of the Sea」「Immaculate Deception」だけでなく、このツアーだけのメンバー&名曲たっぷりのフルショウを極上体験できます。 Live at Event Center, San Jose State University, San Jose, CA, USA 3rd March 1994 AMAZING SHOT!!! 1. Supertzar 2. Time Machine 3. Children of the Grave 4. Children of the Sea 5. I Witness 6. The Mob Rules 7. Into the Void 8. Psychophobia 9. Black Sabbath 10. Neon Knights 11. Immaculate Deception 12. The Wizard 13. Cross of Thorns 14. Symptom of the Universe 15. Headless Cross 16. Guitar Solo 17. Paranoid 18. Iron Man 19. Sabbath Bloody Sabbath COLOUR NTSC Approx.102min. Tony Martin - Vocals Tony Iommi - Guitar Geezer Butler - Bass Bobby Rondinelli - Drums Geoff Nicholls - Keyboards

Black Sabbath ブラック・サバス/CA,USA 1994 Multi Cam

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