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英雄ロニー・ジェイムス・ディオが今際の際まで続編を望んでいたという、渾身のコンセプト『MAGICA』。その気迫が溢れ出す、物語ステージのフル・プロショットが登場です。そんな本作に収められているのは「2001年３月31日ブエノスアイレス公演」のマルチカメラ・プロショット。そう、『MAGICA』デラックス・エディションにも採用されたライヴの映像版／完全版なのです。しかも、単に公式の拡張版というだけではない。“MAGICA Tour”と言えば、物語アルバムの再現でも話題になったわけですが、その全貌を伝えるプロ記録と言ったらハリウッド公演のサウンドボード・アルバム『HOLLYWOOD 2000』か本作しかなく、ショウのフルショウ収録は本作だけなのです。ともあれ、そんな２大記録がどんなポジションにあったのか。ファンタジー回帰で湧いたワールド・ツアー全景から振り返ってみましょう。2000年《３月21日『MAGICA』発売》・３月21日-４月29日：北米#1（30公演）←※HOLLYWOOD 2000・ ５月３日-６月17日：欧州#1（33公演）・６月22日-26日：日本（４公演）・11月16日-12月16日：北米#2（21公演）2001年・２月14日-３月10日：北米#3（19公演）・３月30日-４月６日：南米（６公演）←★ココ★・４月26日-５月21日：欧州#2（20公演） これが2000年／2001年のDIO。『MAGICA』の発売当日からツアーを開始しており、前述のサウンドボード・アルバム『HOLLYWOOD 2000』は極初期の７公演目でした。それに対し、本作は全世界を巡って物語ライヴも身体に染みついたツアー終盤。「南米」レッグの２公演目にあたるコンサートでした。そんなショウは当時からTV放送が知られ、上記したようにオフィシャル化までされるほどの定番として君臨してきました。本作も従来と同じTV放送プロショットなのですが、ごく最近になって発掘されたアップグレード・マスターなのです。いわゆる“南米プロショット”ですのでオフィシャル級云々とは言えないのですが、従来とは違ってダビング痕がほとんどなく、発色も安定感も段違いに改善されている。しかも、本作はその新発掘マスターをさらにブラッシュ・アップ。ネット・マスターは基本クオリティは良いものの、ところどころで音切れやノイズ、映像と音のズレも見受けられました。もちろん本作ではビシッとシンクロさせ、さらには公式サウンドボードも活用。可能な限りシームレスで美しいままフルショウを堪能できるようにしたのです。そんなアップグレード・クオリティで描かれるのは、場数を踏んで練度を増した物語ステージの全景。ショウは『MAGICA』パートを中盤に据え、その前後をクラシックスで固める形式でした。前述の『HOLLYWOOD 2000』はMAGICAパートこそ全部聴けたものの、クラシックス・パートは不完全。それに対し、本作は問答無用のフルショウ完全収録なのです。その凄味を実感していただくためにも、『HOLLYWOOD 2000』と比較しながら整理してみましょう。序盤・ホーリィ・ダイヴァー：Invisible／Stand Up and Shout／ Don't Talk to Strangers（★）・ドリーム・イーヴル：Sunset Superman／All the Fools Sailed Away MAGICAセクション・Discovery／Magica Theme／Lord of the Last Day／Fever Dreams／Feed My Head／Eriel／Guitar Solo／Challis／Losing My Insanity／Otherworld／Magica (Reprise) 終盤・レインボー：Man on the Silver Mountain（★）／Long Live Rock'n'Roll（★）・ヘヴン＆ヘル：Heaven and Hell（★）／Neon Knights（★）・ホーリィ・ダイヴァー：Holy Diver／Rainbow in the Dark（★）・ラスト・イン・ライン：The Last in Line（★）／We Rock（★）……と、このようになっています。終盤の超名曲ラッシュまでたっぷり満点。「Sunset Superman」「All the Fools Sailed Away」といったクレイグならではの名曲も楽しめますし、意外と貴重な「Neon Knights」まで披露。『MAGICA』再現というと及び腰になってしまう方もいらっしゃるかも知れませんが、ファンタジーに回帰したからこそのクラシックスも極めて美味しいフルセットなのです。物語アルバムの再現やファンタジー回帰の名曲群もたっぷりの名作映像です。“MAGICA Tour”で唯一無二のフル・プロショットのアップグレード盤にして、公式作の完全／映像版でもある１枚。 Teatro Gran Rex, Buenos Aires, Argentina 31st March 2001 PRO-SHOT(UPGRADE) 1. Intro 2. Opening SE 3. Sunset Superman 4. Invisible 5. Drum Solo 6. Stand Up and Shout 7. Don't Talk to Strangers 8. All the Fools Sailed Away 9. Discovery 10. Magica Theme 11. Lord of the Last Day 12. Fever Dreams 13. Feed My Head 14. Eriel 15. Guitar Solo 16. Challis 17. Losing My Insanity 18. Otherworld 19. Magica (Reprise) 20. Holy Diver 21. Heaven and Hell 22. Rainbow in the Dark 23. The Last in Line 24. Man on the Silver Mountain 25. Long Live Rock'n'Roll 26. Neon Knights 27. We Rock Ronnie James Dio - Vocals Craig Goldie - Guitars Jimmy Bain - Bass Simon Wright - Drums Scott Warren - Keyboards PRO-SHOT COLOUR NTSC Approx.120min.

拡大表示	Dio ディオ/Argentina 2001 Upgrade 販売期間: 価格: 1,386円 (税込) 購入数: 個 在庫 在庫あり 返品についての詳細はこちら この商品について問い合わせる