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Bob Dylan ボブ・ディラン/Newport Folk Festival 1963-1965 Japanese Broadcast Edition

フォークの貴公子から裏切り者へ。激動の最中に出演した伝説の“ニューポート・フォーク・フェス”を特集した名作映像の特別版がリリース決定です。本作にフィーチュアされているのは、“ニューポート・フォーク・フェス”で歌うボブ・ディランのプロショット。彼は1963年・1964年・1965年・2002年の計4年出演していますが、歴史的に重要なのはもちろん60年代の3年分。当時の様子はマレー・ラーナーによって撮影され、ドキュメンタリー映画『FESTIVAL!』がオスカー賞にノミネートされるなど、伝説として語り継がれてきました。その約40年後となる2007年、ラーナー監督はディランの出演シーンだけを再編集した新たな映画『THE OTHER SIDE OF THE MIRROR』を制作。時代の寵児でありながら1年ずつ大きく変化していったディランの姿を活写した傑作として大きな話題となりました。本作もまた、その傑作映画『THE OTHER SIDE OF THE MIRROR』です。ただし、公式DVDのコピーなどではなく、2009年に某衛星放送局によって特集されたもの。俳優/映画監督だけでなく、ミュージシャンとしての顔も持つ佐野○郎氏がナビゲーターを務め、日本語字幕も完備した日本放送バージョンです。大元が21世紀に制作された映画ですし、デジタル放送&録画による劣化ゼロのクオリティは超極上。衛星放送なのでCMによるカットもなく、名作映画をたっぷりと楽しめます。その内容は、やはり圧巻。「映像にすべてを語らせる」意図なのか佐野史○氏の解説は淡泊なのですが、実際その説得力は絶大。全編モノクロながら若きディランが出演したステージをじっくりと観られます。もちろん、その歌声こそが素晴らしいのですが、「変化」が鮮烈。最初の“1963年編”は、まさに「フォークの貴公子」。当時22歳だったディランの表情にはあどけなさが残り、ジョーン・バエズとのデュエットでも“ニューポート・フォーク・フェス”の先輩格であるバエズの方が堂々としている。このフェスは昼の部と夜の部があるのですが、特に昼の部はまるで客席の中で歌うようなステージで、そこから観客に呼びかける言葉も初々しいのです。そんなディランですが、翌“1964年篇”は早くも変化がみられる。当時は『ANOTHER SIDE OF BOB DYLAN』の発売直前でもあり、プロテスト・ソングからの脱却を試みていた頃。ジョーン・バエズと「神が味方」とデュエットしつつ、「悲しきベイブ」や「自由の鐘」も歌っている。ただし、人気ぶりは1963年以上で「自由の鐘」の後には「We want Bob!!」の大コールが巻き起こる。司会者が次の出演者を紹介しようとするものの、あまりに盛大なコールにベントが進行ができなくなってしまう。ディランが再登場し、「みんなすまないけど、順番ってものがあるんだ。でもありがとう」と観客を鎮めるのです。また、“1964年編”はバエズのインタビューやジョニー・キャッシュがディランの曲を歌うシーンもあり、ディラン自身だけでなく、彼を囲むシーンも透けるのです。そして、人気絶大だったディランの一大転機となった伝説の“1965年編”。エレクトリック・ギターを手にした初めてのコンサートとして知られ、伝統的なフォークを望んでいた観客からブーイングを受けた事でも語り継がれる伝説のステージです。現場で撮影していたラーナーは「観客はエレクトリックを拒否した」と語る一方、同じく出演者だったアル・クーパーは「観客が怒っていたのは音の悪く、ステージが短かったからだ」と証言している。実際の理由が何であったかのかは断定できないものの、実際にブーイングが起きた事は間違いなく、本作でもただならぬ雰囲気が伝わるのです(また、アコギに持ち替えた終盤も観られますが、伝説に言われるように「涙ながらに歌った」ようには見えません。ディランが一度去った時にアナウンスする人物はしきりに顔を拭っていますが……)。ともあれ、3年連続で“ニューポート・フォーク・フェス”に参加したディランは、ここでピタッと出演を停止。再びニューポートのステージに立ったのは、37年後の2002年でした。「時代の代弁者」として注目された1963年、プロテスト・ソングだけではないステージで人気を博した1964年、そして「体制側に取り込まれた」の揶揄とブーイングに晒された1965年……たった3年の間に激動したディランの音楽を体感できる音楽映画の大傑作です。どうぞ、独自の日本放送バージョンでじっくりとお楽しみください。Broadcast Date: 9th May 2009(91:19) 1. VJ Intro 2. Interview with Murray Lerner 1965 3. Intro 4. All I Really Want To Do 1963 5. North Country Blues 6. With God On Our Side (with Joan Baez) 7. Talkin' World War III Blues 8. Who Killed Davey Moore? 9. Only A Pawn In Their Game 10. Blowin' In The Wind(with The Freedom Singers, Joan Baez, Peter, Paul & Mary) 1964 11. Intro 12. Mr. Tambourine Man 13. Don't Think Twice, It's All Right (Johnny Cash) 14. Mary Hamilton(Joan Baez) 15. It Ain't Me, Babe (with Joan Baez) 16. Interview with Joan Baez 17. With God On Our Side(with Joan Baez) 18. Chimes Of Freedom 1965 19. If You Gotta Go, Go Now 20. Love Minus Zero/No Limit 21. Idolized/Who Needs Him Anymore? 22. Rehearsal 23. Maggie's Farm 24. Like A Rolling Stone 25. Mr. Tambourine Man 26. It's All Over Now, Baby Blue 27. End Credit PRO-SHOT B&W NTSC Approx.91min.

Bob Dylan ボブ・ディラン/Newport Folk Festival 1963-1965 Japanese Broadcast Edition

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