ついに完遂された“TOP OF THE WORLD Tour”の最新ジャパン・ツアー。早くも朧気になりつつある想い出を確かな記憶に変えてくれる映像作品がリリース決定です。そんな本作が撮影されたのは「2023年4月28日:LINE CUBE SHIBUYA」公演。その絶景オーディエンス・ショットです。“TOP OF THE WORLD Tour”は新型コロナ・パンデミックから再始動を果たした初ツアーであり、2回の来日が実現した事でも記憶されるであろう記念碑。まずは、その全景からショウのポジションをおさらいしてみましょう。2021年《10月22日『A VIEW FROM THE TOP OF THE WORLD』発売》2022年・2月2日ー3月21日:北米#1(32公演)《4月3日:第64回グラミー賞》・4月20日ー6月1日:欧州#1(29公演)・8月10日+14日:アジア#1(2公演)・8月31日ー9月10日:南米(4公演)←※ROCK IN RIO BRASIL 2022 2023年・1月14日ー2月21日:欧州#2(21公演)・4月25日ー5月12日:アジア#2(11公演)←★ココ★・6月16日ー7月26日:北米#2(28公演)これが活動再開から現在までに至るまでの歩み。「アジア#1」「アジア#2」の双方で来日が実現し、本作の渋谷公演は後者。来日初日に設定された追加公演であり、「アジア#2」全体で見ると韓国に次ぐ3公演目にあたるコンサートでもありました。そんなショウを目撃できる本作は、肉眼感覚の絶景ショット。2階席から見下ろし気味に撮影されているのですが、その視界には遮蔽物がまったくなく、ステージの端から端まで観たいところを見放題。実のところ、遠景の固定アングルではあるのですが、それが意外なほど良い。もともと激しいアクションが売りなバンドではないというのもありますが、“TOP OF THE WORLD Tour”は背後の巨大スクリーンに映し出される映像群も見どころ。本作はステージ中央を真正面に見すえるために映像が歪むことがなく、カメラワークもないためにフレームアウトもしない。凝りに凝ったスクリーン映像と鮮やかに飛び交うライト・ショウをじっくり安定して見つめられる。美しい画質にしても、ズームのない安定感にしても、まるで肉眼で目撃している感覚の映像なのです。そんな映像美で画かれるのは、日本を沸かせたばかりの最新ステージ。今回の来日では新定番プロショット『ROCK IN RIO BRASIL 2022』で予習された方も多いと思いますので、ここで比較しながらセットを整理してみましょう。ア・ヴュー・フロム・ザ・トップ・オブ・ザ・ワールド・The Alien(*)/Sleeping Giant(★)/Answering The Call(★)/A View From The Top Of The World(★)その他・シックス・ディグリーズ:Solitary Shell(★)/About To Crash (Reprise)(★)/Losing Time/Grand Finale(★)・その他:Pull Me Under/6:00/Caught In A Web(★)/The Count Of Tuscany/Bridges In The Sky(*)※注:「★」印は新定番プロショット『ROCK IN RIO BRASIL 2022』で観られなかった曲。「*」印は抜粋収録の曲。……と、このようになっています。残念ながら「The Alien」「Bridges In The Sky」の2曲で一部省略された不完全収録ではありますが、演奏曲自体は全曲。「Sleeping Giant」「Answering The Call」「A View From The Top Of The World」といった新曲群や、話題を呼んだ『SIX DEGREES OF INNER TURBULENCE』のハイライト3連発もしっかりと楽しむ事ができます。遮蔽物のない2階席から最新のスペクタクル・ショウを現場体験できる映像作品です。遠景ですので演奏の手元を楽しむようなタイプではありませんが、全編PV化したような豪華絢爛のスクリーン映像やそれとシンクロしたライト・ショウはこれ以上なく楽しめる。まさに特等席の体験映像。最新来日公演の超絶景映像がリリース。2階席から遮蔽物ゼロでステージ全景を押さえたオーディエンス・ショットで、カメラワークがない代わりに凝りに凝ったスクリーン映像をじっくりと楽しめます。LINE CUBE SHIBUYA, Tokyo, Japan 28th April 2023 1. Intro 2. The Alien (or at least part of it) 3. 6:00 4. Sleeping Giant 5. Bridges In The Sky (only the last part of it) 6. Caught In A Web 7. Answering The Call 8. Solitary Shell 9. About To Crash (reprise) 10. Losing Time/Grand Finale 11. Pull Me Under 12. A View From The Top Of The World 13. The Count Of Tuscany COLOUR NTSC Approx.101min.