オジー・オズボーンの訃報を受け、再評価が高まっているリユニオンBLACK SABBATH。その中でも特別な輝きを誇っていた「2012年」のコンプリート・コレクションが2作同時復刻決定です!本作は、そんな同時復刻リリースの前編にして本丸。「2012年5月19日バーミンガム公演」「同8月3日ロラパルーザ公演」のマルチカメラ・オーディエンスをセットした3枚組です。たった3回だけだった2012年のBLACK SABBATH本作最大のポイントは、サバス全史でも「オーディエンス系の最高傑作」と絶賛を集める超極上クオリティにあるのですが、実はショウの意義も思いっきり特別だったりします。その辺の意味をご説明するためには、BLACK SABBATHの再編ヒストリーをざっと知る必要があります。ここでは、彼らの再結成を便宜的に以下の「I期」「II期」「III期」「IV期」とします。・I期:2回のスポット再結成(1985年/1992年)・II期:9年に及ぶ再編期(1997年ー2005年)・III期:『13』が中心の6年間(2012年ー2017年)・IV期:最終イベント“BACK TO THE BEGINNING”(2025年)……と、このようになっています。「I期/IV期」はレギュラー活動ではなく、単発の記念リユニオン。「II期」と「III期」が本腰を入れた再結成でした。この中で、本作は「III期」の冒頭。再結成を果たしつつも、まだアルバム『13』制作には入っていない時期にあたります。この時期はライヴが極端に少なく、他のどの時期とも異なっていました。ここで、その活動概要も確認しておきましょう。2011年《11月11日:リユニオン記者会見》2012年《1月9日:アイオミが悪性リンパ腫を公表》《2月3日:ビル・ワードが不参加を表明》*5月19日:バーミンガム公演 ←★本作DISC 1-2★・6月10日『DOWNLOAD 2012: DELUXE EDITION』*8月3日:ロラパルーザ出演 ←★本作DISC 3★《8月:『13』制作開始》2012年だけの[デビュー・アルバムの半再現]これが2011年/2012年のBLACK SABBATH。本来であれば大規模なワールド・ツアーが計画されていたのですが、アイオミの悪性リンパ腫が発覚したためにほとんどがキャンセル。「フェス2回+ウォームアップ1回」だけがなんとか実現しました。本作は故郷バーミンガムでのウォームアップ的なクラブ・ギグをメインに、”LOLLAPALOOZA 2012”を補足した3枚組なのです(なお、残るドニントン公演は『DOWNLOAD 2012: DELUXE EDITION』でお楽しみ頂けます)。しかも、単に公演数が少ないだけではなく、ショウ内容も他のどの時期とも異なっていました。そのポイントは「1stアルバムの半再現」。ここで、2公演まとめてセットの内容を整理しておきましょう。黒い安息日・Black Sabbath/The Wizard/Behind The Wall Of Sleep/N.I.B. その他・パラノイド:War Pigs/Electric Funeral/Fairies Wear Boots/Iron Man/Paranoid・マスター・オブ・リアリティ:Into The Void/Sweet Leaf/Children Of The Grave・VOL.4:Under The Sun/Snowblind/Wheels of Confusion(★)/Tomorrow's Dream(★)・その他:Dirty Women/Symptom Of The Universe(インスト)※注:「★」印はバーミンガム公演(DISC 1-2)のみ。バーミンガム公演(DISC 1-2)ではショウ中盤、ロラパルーザ公演(DISC 3)にデビュー作『黒い安息日』ナンバーを固め撃ち。しかも、セレクトも曲順もアルバムのA面をそっくりなぞっている。そもそもBLACK SABBATHはアルバム再現ライヴの類は一切やったことはなく、2012年の「1stアルバム半再現」がもっともそれに近い。まさに、この時期だけの特別セットなのです。曲単位で見ても特別感満点。例えば「The Wizard」「Wheels of Confusion」「Tomorrow's Dream」の3曲。「III期」には2本の公式ライヴ作や極上サウンドボード『DEFINITIVE HOLLYWOOD BOWL 2016(Zodiac 278)』もあるわけですが、この3曲はそうしたライン録音では聴けない。さらに言えば、「Tomorrow's Dream」は「II期」にもサウンドボード録音がなく、「Wheels of Confusion」に至っては70年代にもない。それどころか、「Wheels of Confusion」のライヴ・テイクはサバス全史でもたった3回分だけ(残り2回は1972年のオーディエンス録音)。この3曲が一同に会した本作のバーミンガム公演は、まさに「III期」の……いえ、BLACK SABBATH全史の最重要ステージなのです。13年を経た現在でも並ぶ物のない最高傑作クオリティ そんなセット以上に超絶なのが、作品クオリティ。海外のコア・マニアが製作したマルチカメラ映像なのですが、1つひとつのアングルも画質も極上なら編集もカット割り演出もプロ感覚で、サウンドまで超極上。さらに言えば、懲りに懲りまくったオープニング画面やメニュー画面、曲名テロップ……と、細部の細部まで念入りに作り込まれた芸術品。当時は「これがアイオミの最後になるかも」というムードが濃厚で、そのために入魂の完成度となったのでしょう。実際「もうプロショットは要らない」とまで言われたのですが、その後6年続いた「III期」トータルでも結局超える映像は登場しなかった。まさにサバス究極のオーディエンス作品なのです。そして、本作から13年を経た2025年7月22日、オジー・オズボーンが永眠。BLACK SABBATH復活の可能性は完全に閉ざされました。そんな今、サバス全史を振り返ってみると「2012年」ほど決意に満ちた時代はなかったかも知れません。難病を抱えたアイオミは不安を振り払うために音楽に集中し、その姿に打たれたオジーやギーザーが全力で応えた。その後『13』が大成功し、難病も克服したわけですが、この時はまだそんな未来を知らず、ただただひたむきに戦っていたのです。セットも演奏内容も、そして何より気迫のこもった表情さえもが他の度の時代とも違っていた「2012年」「2012年5月19日バーミンガム公演/8月3日ロラパルーザ公演」のマルチカメラ・オーディエンス。海外のコア・マニアが製作したもので、1つひとつのアングルも画質も極上なら編集もカット割り演出もプロ感覚。懲りに懲りまくったオープニング画面やメニュー画面、曲名テロップ……サバスの全オーディエンス作品でも最高傑作となる完成度で、『黒い安息日』のA面再現を軸とした2公演を完全体験できる3枚組です。O2 Academy, Birmingham, UK 19th May 2012 AMAZING SHOT!!!!!! Grant Park, Chicago, IL, USA 3rd August 2012 AMAZING SHOT!!!!!! "Birmingham 2012" O2 Academy, Birmingham, UK 19th May 2012 Disc 1 (59:12) 1. Intro(Sabbath Medley) 2. Into The Void 3. Under The Sun 4. Snowblind 5. War Pigs 6. Wheels of Confusion ★激レア 7. Electric Funeral 8. Black Sabbath ★1stのA面再現 9. The Wizard ★1stのA面再現10. Behind The Wall Of Sleep ★1stのA面再現 Disc 2 (49:03) 1. N.I.B. ★1stのA面再現 2. Fairies Wear Boots 3. Tomorrow's Dream ★レア 4. Sweet Leaf 5. Symptom Of The Universe 6. Drum Solo 7. Iron Man 8. Dirty Women 9. Children Of The Grave 10. Intro Sabbath Bloody Sabbath 11. Paranoid "Lollapalooza 2012" Grant Park, Chicago, IL, USA 3rd August 2012 Bud Light Stage Disc 3(101:45) 1. Intro(Sabbath Medley) 2. Black Sabbath ★1stのA面再現 3. The Wizard ★1stのA面再現 4. Behind The Wall Of Sleep ★1stのA面再現 5. N.I.B. ★1stのA面再現 6. Into The Void 7. Under The Sun 8. Snowblind 9. War Pigs 10. Electric Funeral 11. Sweet Leaf 12. Symptom Of The Universe 13. Drum Solo 14. Iron Man 15. Fairies Wear Boots 16. Dirty Women 17. Children Of The Grave 18. Sabbath Bloody Sabbath 19. Paranoid COLOUR NTSC Approx. 210min.(Total) Ozzy Osbourne - Vocals Tony Iommi - Guitar Geezer Butler - Bass Tommy Clufetos - Drums Adam Wakeman - Keyboards





























