元はと言えばテレビ放送がメインだった2019年のMTVアンプラグドですが、公式のリリースはライブアルバムだけで映像ソフトとしてのリリースは実現しませんでした。2019年の放送ですので画質音質共に文句のつけようがなく、Uxbridge 1128として実現した当時のリリースも多くのファンから高い評価を得たものでした。 コンサート・アリーナや野外フェスとはまったく違った趣のハルにあるシティ・ホール。巨大なパイプオルガンを据えた上品な小会場でのライブは映像映えが圧巻。アンプラグドというコンセプトでエレキ全廃、「Wall Of Glass」のようにバンドメンバーの内ギタリストはアコギに徹してリードギターはオルガンが代わりを務める。それでいてこの会場に相応しいストリングスをバックに従えたフォーメーションが分かるのも映像ならでは。そんな会場でMTVアンプラグドの収録を行ったリアムは今見るとちょっとふっくらしたルックスが微笑ましく感じられますが、却って現在のオアシス再結成に向けて肉体面でも仕上げてきた事を証明する形に。 それ以上に特筆すべきはリアム・ボーカルでのライブ披露が2019年当時に大きな話題を呼んだ「Sad Song」の場面。ここではボーンヘッドの12弦アコギをメインとしたスタイルで演奏されます。ご存じのように今回の東京ドームではボーンヘッドの参加が急遽不可能となってしまいました。それを思うとおしゃれな柄のシャツに身を包んだボーンヘッドがリアムを伴奏で支える姿は涙なしには見られません。そんな今だからこそ、改めてこの放送で披露されたレパートリーやアレンジの貴重さを思い知らされます。Live at Hull City Hall, Kingston upon Hull, UK 3rd August 2019 PRO-SHOT (43:57) 1. Intro 2. Wall Of Glass 3. For What It's Worth 4. Now That I've Found You 5. Why Me? Why Not. 6. Sad Song 7. Some Might Say 8. Cast No Shadow 9. Once 10. Stand By Me 11. Champagne Supernova Liam Gallagher - lead vocals, maracas Jay Mehler - guitar Mike Moore - guitar Paul Arthurs - guitar Drew McConnell - bass, backing vocals Dan McDougall - drums Christian Madden - keyboards Frida Touray - backing vocals Rahh - backing vocals Rhianna Kelly - backing vocals PRO-SHOT COLOUR NTSC Approx.44min.L'Amour, Brooklyn, NY, USA 10th May 1992 AMAZING SHOT!!!





























