2024年に劇場公開されたウイングスの貴重なドキュメンタリー映像作品『ONE HAND CLAPPING』と『THE BACKYARD』を更にブラッシュアップしたアップグレード決定版が 満を持してのリリースです!昨年はウイングスのドキュメンタリー『ONE HAND CLAPPING』もまた公式な公開が実現した年でした。初めてのメンバーチェンジを経た新生ウイングスが新旧のレパートリーを交えてアビーロード・スタジオでレコーディングする様子を捉えた映像はテレビ放送を前提として 53 分にまとめられて完成していました。ところが制作を担当したデヴィッド・リッチフィールド監督が撮影をビデオで行っておいたものの、当時発売されたてホヤホヤのポータブル方式 U マチックだったため編集できる機材がなく、フィルムに一旦変換した所謂キネコ状態の映像で各カメラアングルの編集をしたのでした。これにより画質がガクッと落ちてしまい、せっかく完成した映像のオファーをどこも乗ってくれないという顛末に。結局これが足かせとなって『ONE HAND CLAPPING』は長年に渡って有名なお蔵入り映像と化してしまうのでした。もっとも完成した映像自体は古くから流出しており、マニアの間ではおなじみの映像でもあった。オフィシャルでは『BAND ON THE RUN』アーカイブ・コレクション付属の DVDに流出映像とほぼ変わらない画質の映像がひっそりと収録されたのが最初ですが、それが昨年になってようやくフィルム素材からのリマスター版が公開されたのでした。しかしそれとて短期の劇場公開とイギリスや日本で衛生放送でのオンエアだけ…という大なり小なり視聴にハードルのある状況だったのです。こうして昨年の特殊な公開パターンとは裏腹に映像ソフト化が実現しないままな『ONE HAND CLAPPING』をDVD にてリリース!ベースになったのは高ビットレートな放送が実現した国内放送版でありながら、音声に関しては 15kHz カットではないイギリス放送版を使用といういいとこどりな状態で映像、音声共にベスト・バージョンでのリリースを実現。ただし放送をそのまま DVD 化するのではなく、まずは古いフィルム映像に生じがちな褪色を補正。何しろ劇場で見られた映像はリマスターされていたもののポールの顔が赤らんで映ってしまうほど色が劣化している状態でしたので、この差は大きい。また今回の公開でも直し切れなかった元のビデオフォーマット特有の色ノイズまで除去し終始ザワザワした色にじみのノイズ感も改善されました。さらにアビーロード・スタジオで録音された音声に関しても新たにリミックスされていた訳ですが、何故か「Jet」はリンダのキーボードの音がデカくなっておりなんともアンバランスなミックスに。そこで今回はマニアには昔からおなじみジェフ・エメリック制作のノーマルなステレオ・ミックスに差し替え。さらに全編に渡って MAL ソフトウェアを使ってデミックスされ曲に被っているインタビュー音声が再ミックスされていたわけですが、柔道着のジェフ・ブリトンにスポットを当てたコーナーで流される彼のドラムの音が極端に小さくなってしまっており、こちらはオリジナルのモノラル音声へと差し替え。他にも「Jet」と「Soily」の曲間のジェフ・エメリックへの呼びかけの声が左右に音が振られるなど過剰な演出になっていた箇所も修正。これも今回の公開でかなりの違和感が生じていた個所でした。そして劇場でドルビーアトモス音声での公開ということから「Nineteen Hundred and Eighty-Five」はポールの声がぐるぐる飛び交う余計な演出の加えられたステレオになっていましたが、これが不自然なのでアルバム版の通常ステレオリミックスへと差し替え。こうして昨年の公開時に気になった点をことごとく補修した上での DVD 化となっています。映像でも捉えられているように、絵にかいたような体育会系ドラマーだった彼は他のメンバーとそりが合わず、結果的に短命となってしまったジェフ・ブリトンの在籍するウイングスの姿を捉えた貴重映像として昔から定番な訳ですが、実際リハーサルでなくレコーディングですので演奏も完成度が高い。もちろん本編とは別にポールがロックンロールを弾き語りする『THE BACKYARD』もしっかり収録。こちらに至っては過去には『THE McCARTNEY YEARS』のメニュー画面で流れていただけであったり映像の全編は見ることが出来ない状況でした。それがせっかく昨年公開されたのに、何故それっきりソフト化されないのか…と誰もがもどかしく感じたウイングスの映像が遂にあなたのお手元へ。言うまでもなく字幕も付いており、演奏の間にも登場するメンバーの語りもなるほど…と楽しんでもらえるはず。・映像は高ビットレートの2024年放送版を使用、音声はイギリスのSky Arts放送版を使用・色ノイズ除去、顔が赤く見えるほど褪色していた映像を色調補正・「Jet」はキーボードの音が大きすぎるためジェフ・エメリックのステレオミックスへ差し替え・「My Love」前のジェフ・ブリトンのドラムの音がほぼ消されているためオリジナルモノへ差し替え・「1985年」はポールのボーカルがぐるぐる飛び回らない2chリミックスへ差し替え Filmed at EMI Recording Studios, London, England 26th August - 9th October 1974 UPGRADE!!! [One Hand Clapping] 1. One Hand Clapping 2. Jet 3. Soily 4. C Moon/Little Woman Love 5. Maybe I'm Amazed 6. My Love 7. Bluebird 8. Suicide 9. Let's Love 10. Sitting At The Piano 11. All Of You 12. I'll Give You A Ring 13. Band On The Run 14. Live And Let Die 15. Nineteen Hundred and Eighty-Five 16. Baby Face [The Backyard] 17. Blackpool 18. Twenty Flight Rock 19. Peggy Sue 20. I'm Gonna Love You Too 21. Sweet Little Sixteen PRO-SHOT COLOUR NTSC Approx.64min.





























