恒例の“THE HITS Tour”を継続しつつ、FACESのスポット再結成も実現させた2015年のロッド・スチュワート。その象徴2公演を楽しめる極上映像セットが登場です。そんな本作に収められているのは、2つの象徴映像。「2015年9月13日ハイドパーク公演(ソロ)」のマルチカメラ・プロショットをメインに、「同年9月5日ハートウッド・パーク公演(再結成FACES)」のマルチカメラ・オーディエンスをカップリングした1枚です。FACES再結成が話題になったとは言え、当時のメインはあくまで“THE HITS Tour”。その辺の状況を知る意味でも、まずは当時の活動概要をスケジュールで俯瞰してみましょう。・1月27日ー2月15日:ラスベガス(9公演)・3月21日ー4月14日:オセアニア(11公演)・7月9日ー25日:北米(9公演)・7月31日ー8月16日:ラスベガス(8公演)*9月5日:FACES再結成 ←★本作後半★*9月13日:ハイドパーク公演 ←★本作前半★・9月17日ー20日:ブラジル(3公演)・10月3日ー23日:プロモ出演(3回)《10月23日『ANOTHER COUNTRY』発売》・10月28日ー12月12日:プロモ出演(7回)これが2015年のロッド・スチュワート。一般に2015年は「ANOTHER COUNTRYのリリース年」として記憶されるわけですが、ツアーはアルバムで区切らずに一貫して“THE HITS Tour”でした。本作の2公演は、その最中にスポット的に挿入された帰国コンサート。それでは、意味も個性も対照的な2映像を個別にご紹介していきましょう。前半:ソロ公演のハイライト・プロショット 本作のメインとなるのは、ソロで出演した「2015年9月13日ハイドパーク公演」のマルチカメラ・プロショット。こちらのポイントは、「超」が付くハイクオリティ。名門BBCが主催したフェスだけに当時からプロショットが大定番となってきましたが、本作はその最高峰更新版なのです。その正体は、今年(2015年)になって配信された再放送マスター。約60分のハイライト版ではあるのですが、驚きなのは映像美。2015年と言えば、すでにデジタル全盛時代に突入していたわけですが、それでも10年の進歩は大きく、当時の映像を現在の目で観るとやや見劣りするものです。ところが、本作にはそれがない。細部の微細部まで鮮明で、発色のナチュラル感もまるで肉眼感覚。特に喧伝されているわけではないものの、もしかしたらリマスターされているのかも知れません。そんな映像美で描かれるのは、“THE HITS Tour”の名に相応しい豪華絢爛の名曲選。大ヒットした前作『TIME』の「Can't Stop Me Now」や発売を控えた『ANOTHER COUNTRY』の新曲「Please」なども交えますが、軸となるのは多彩な70年代の大ヒット曲たち。同じアルバムから2曲はないというバラエティに富んだセット>です。後半:再結成FACESの極上マルチカメラ映像そんな超極上プロショットに続くのは、大注目の再結成FACES。2009年ー2012年はロッド抜きで活動していましたが、いよいよロッドも合流。あるべき姿となってステージに立ったのです。しかも、その現場を伝える映像クオリティがまたスゴい。オーディエンス・ショットを活用したマルチカメラ編集映像なのですが、多用されるアップのカメラはまるでプロショット。ロッドやロン・ウッドをメインに捉えているのですが、上半身が画面からハミ出すほどデカい。編集方針も、この超アップ映像を活用するスタイル。ロンとロッドを行き来する際、カメラをヨコに振るシーンを入れず、全景アングルにチェンジ。つまり、スクロールせずに「ロンのドアップ」→「全景」→「ロッドのドアップ」がパッパッと変わっていくため、まるでズームのカメラが何台もあるように見えるのです。そして、その光景に負けない音声も素晴らしい。さすがにサウンドボードと間違えるド密着感はないのですが、猛烈クリアで歌詞の一語一語までくっきりはっきり。歴史的な復活の歓喜が宿った大合唱も広大で、えらく胸に響くのです。BBCの威信を賭けたようなソロの超極上プロショットと、記念すべき再結成FACESのマルチカメラ・オーディエンス。映像の個性もライヴ内容も対極ながら、どちらも「超ハイクオリティ」。ショウ現場から10周年を記念するに相応しい超絶のカップリング作。「2015年9月13日ハイドパーク公演(ソロ)」のマルチカメラ・プロショット/「同年9月5日ハートウッド・パーク公演(再結成FACES)」のマルチカメラ・オーディエンス。ソロのハイドパーク・プロショットは2025年の最新再放送による最高峰更新マスターでハイライト公演のスペクタクルが凄まじく、再結成FACESオーディエンスはプロショット級のドアップをフル活用した匠の作。特別な2講演を特別な映像美で楽しめる映像傑作です。Hyde Park, London, England 13th September 2015 1. Every Beat Of My Heart 2. (I Know) I'm Losing You 3. You Can Make Me Dance, Sing Or Anything 4. Gasoline Alley 5. The Killing Of Georgie, Part I And II 6. Ooh La La 7. Tom Traubert's Blues (Waltzing Matilda) 8. Please 9. Angel 10. Rollin' & Tumblin' 11. In A Broken Dream 12. Can't Stop Me 13. I Was Only Joking THE FACES 2015 REUNION Hurtwood Park 5th September 2015 14. Intro 15. I Feel So Good 16. You Can Make Me Dance 17. Ooh La La 18. I'd Rather Go Blind 19. (I Know) I'm Losing You 20. Stay With Me 21. Sweet Little Rock 'N' Roller Rod Stewart - Vocals Ron Wood - Guitar Kenney Jones - Drums Robin LeMesurier - Guitar Conrad Korsch - Bass Josh Phillips - Keyboards Sam Tanner - Keyboards Suzie Webb - Backing Vocals Zoe Nicholas - Backing Vocals PRO-SHOT COLOUR NTSC Approx.103min.





























